ブログを始めてから、読んだ本のレビューをたくさん書いてきました。
ランニング関係、リクガメ関係、家計の見直し関係はそれぞれでまとめた記事を作っていたのですが、その他のジャンルでまとめた記事を作っていなかったので今回作ってみました。
ジャンルはバラバラで、興味を持った本を手に取って読んでいる感じなのでカオスな感じは否めませんが・・・・。
本を読むことは大好きで、知らないことを知れたり、物語の中に入りこめたり、自分を整えたりと色々なことを本から得ております。
それでは、これまでレビューしてきた9冊のレビューをまとめていきたいと思います。
人間関係を半分降りる
タイトルが面白そうで手に取った本。
「人間関係を降りる」ではなく「半分降りる」なのがすごく興味を持ちました。
僕は近すぎる人間関係も少し苦手で、かと言って遠すぎても寂しさを感じる時があり、「人間関係はこうあるべき」「絆とは・・・」みたいな刷り込みみたいなものも少し苦手で、人間関係はよく考えるテーマでもあったので読んでいて面白い本でした。
人間関係、もしかすると物事はすべてそうなのかもしれませんが「距離感が大事」。
そんなことを読んで思った本でした。
自分らしさはいらない
この本は自分で手に取ったのではなく、奥さんが「読みたい」と買ってきた本でした。
タイトルが面白いなと思って、僕も読みました。
タイトルの「自分らしさはいらない」。
「自分らしく」と、よく言われる今日この頃で「自分らしさはいらない」と。
読んでいくと、「自分らしさ」という一歩間違うと足枷になりそうなものから自由になれるような感じがしました。
自分の中で閉塞感が出てきた時に、読み返したい一冊です。
新しい文章力の教室
この本は、ブログを始めて「毎日何かしらの文章を書く」ということを決めたので、せっかくだから文章の書き方も勉強しようということで購入しました。
文章を読むのは昔から好きで、色々読んできましたが、書くことは全然やっていない。
そもそも「文章の書き方」ということをあまり考えたことがありませんでした。
この本を読んでから、推敲する時に自分の文章の違和感に気づくことが増えたように感じ、少しづつではありますが、自分の文章に変化が出てきたかなと感じる時があります。
これからも、せっかく書くことを趣味にしているので定期的に読み返していき、文章力も鍛えていきたいなと思います。
必ずできる、もっと出来る
ランニングという趣味に目覚めてから、自宅の近くがコースである箱根駅伝にもより興味を持つようになりました。
ここ数十年のスパンの中で「連覇→シード落ち→再び常勝軍団へ」という流れのチームを率いていた大八木監督。
記事やインタビューを見ていると、「時代の変化に合わせて、指導法や関わりを変化させていった」というようなことを聞いて、僕は「過去の成功体験に固執するのではなく、変えていけるのってすごいな」と感じておりました。
失礼かもしれませんが、あの年齢で、しかもあの実績。
「俺のやり方はこうだ!!」
と、なっても全然不思議ではない。・・・と思うのに、そうやって変化をしていける。
すごいな。どんな人なのかな。と大八木監督に対する興味がどんどん出てきたタイミングでのこの本の出版。
当然、速攻で手に取りました。
僕が気になっていた、「指導や関わりを変えた」部分もたくさん書いてあって、その内容やそうなるまでに至った思考プロセスは僕がしている仕事や普段の人間関係にもつながるような感じがありました。
限りある時間の使い方
タイトルから想像すると、「時短テクニック」とかそういう感じの本かと思いきやもっと大きな生き方のテーマが書かれていて、いい意味で期待を裏切られた本でした。
帯にも書いてある「人生は4000週間」というフレーズ。どう感じるかは人によって異なると思いますが、僕は「少ないな」と思いました。
その残された時間を直視して、何をし、何をしないか、どう生きていくか、そんなことを読みながら考えた一冊です。
GO WILD
喘息や食物アレルギーが立て続けに発覚していた時期に、手に取った本です。
人が抱える心身の不調を「文明病」とぶった切り、「野生化」という処方箋を出してくる、読んでいると気持ちよくなってくる一冊。
巷にあふれる健康法を始めとした「足し算」の健康法ではなく、「引き算」の健康法。
自分の暮らしや体のことについて考える時に、定期的に読み返している本です。
夢と金
本屋さんでブラブラしている時に「お金が尽きると、夢が尽きる。これが真実だ。」の帯が強烈すぎて手に取った本。
お金に囚われている状態は良くないと僕は思うけど、お金が尽きたら待ち受けている現実もかなりタフです。そんなお金に関しての現実がズドンと書いてある一冊です。
貯蓄や投資等の指南本ではないものの、お金のことについて現実的に考えるきっかけになる本でした。
次の時代を先に生きる
「こういう生き方もあるのか」
と、思わされた本。今はそうでもなくなりましたが「稼いで、稼いで、生きていく」という考え方だったので、「脱成長、生活をミニマルに、半農、ナリワイを起こす」という考え方はとても新鮮でした。
おそらく資本主義の世の中では、「成長」ということは避けては通れないフレーズで、その根底には「もっと、もっと」という人の欲求があるように思います。
それに乗っかって生きていくのも、ひとつの生き方。
それから降りるのも、ひとつの生き方。
ある程度取捨選択して、中庸で生きていくのも、ひとつの生き方。
「色んな生き方の選択肢があるよ」と示してくれる本だと思います。
限りなくシンプルに、豊かに暮らす
日々暮らしていく中で、どうしてもメンタルが落ちてきたり、メンタルが整っていない、乱れてきていると感じる時があります。
だいたいそういう時は、自分でコントロール出来ないことに心が囚われています。
僕の数少ない人生訓の中で、「自分でコントロール出来ない事柄は手放すべし」というものがあります。しかし、こうは頭でわかっていてもコントロール出来ないからこそ不安や執着を生んでしまうのも事実。
そういうものに囚われかけた時に、心の中を整備するような感覚で繰り返し読んでいる本です。
まとめ
本は、新しい発見がたくさんあって本当に面白いです。
個人的に本のいい所は、著者の経験や知見を丸ごと取り入れることが出来る所だと思っております。パソコンで言えば、インストールするような感じ。
物語系の本ならば、情景や登場人物を自分で想像する余地があるのも面白いです。
これからも、自分の興味の向くままに色々な本を読んでいきたいと思います。
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