【景品表示法に基づく表記】本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります

【書籍レビュー】「自分らしさはいらない/著者:松浦弥太郎」を読んで

スポンサーリンク

この本は、ある日奥さんが本屋さんで見つけて買ってきた本です。

奥さんが「面白そう」と思って買ってきたのですが、奥さんよりも僕が先に読了してしまいました。

奥さんと同じくタイトルに惹かれました。

「個性が大事」「自分らしく」

と言われる昨今で、

「自分らしさはいらない」

だと?

「個性を大切にして、自分らしくありたい」という思いは美しい呪縛みたいなもので、必要以上に人を力ませます。

『何かを始めたいなら、「自分らしさ」など捨てたほうがいい』

「自分らしさ」はいらない』本文より引用 

タイトルを見て、そう思った時には手に取って数時間ブッ通しで読みました。

「頭ばかりでなく、心で考えよう」

「自分らしさ」はいらない』本文より引用

「心で考える」って何だ?

夢中になって読み終えた後には、少し自分が自由になったような気がしました。

スポンサーリンク

「自分らしさ」ってね・・・・

ミスチルの「名もなき詩」でこんなフレーズがある。

あるがままの心で生きられぬ弱さを

誰かのせいにして過ごしている

知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で

もがいているなら

僕だってそうなんだ

Mr.Children「名もなき詩」より引用

「名もなき詩」のおかげで「自分らしさ」という考えには中学生の頃から懐疑的でした。

だって、自分って本当に玉虫色だから。

すごくポジティブなこともあれば、ネガティブな時もある。

すぐに動くフットワークの軽さを見せたかと思えば、すごく慎重にじっと待つ時もある。

ある時の僕しか知らない人が、違う状況の僕を見たら「君らしくない」ときっと言うだろう。

そんな感じの僕なので、個性とか、自分らしさなんてものはないと思って生きてきております。

だから「あなたらしく」とか言われると、少し困ってしまう時がありました。

「どれも、俺だよ。」と。

それでも生きていくうちに知らぬ間に築いてしまうのが、自分らしさという檻。

あるような気がします。もがいているような気がします。

やっぱり誰だってそう。僕だってそうなんだ。

壁に当たった時に、読み返したい一冊

プライベートや仕事で壁に当たった時や、年齢を重ねていくにつれて良くも悪くも凝り固まっていくのではないかと思うことが多くあります。

口や行動には出さないものの、自分の思考が凝り固まっていているなということを感じる時があります。

そんな時に、自分の思考や行動を内省する際にこの本で言及されている「心で考える」ということを実践していきたいなと思います。

頭で考えるのと、心で考えるのの違いは何なのか?

僕なりの解釈になりますが、「ワクワク」や「楽しさ」がそこに存在するかどうか?

なのではないかと思っております。

自分の考えや行動の枠を一度取っ払って「ゼロベース」で心で考えてみる。

そうやっていくことで、日々の事柄やプライベート、仕事に楽しみや彩りが出てくるのかなと思いました。

「自分らしさはいらない」ってどういうこと?

「心で考える」って何だよ?

暮らしに、仕事に行き詰まっていて閉塞感を感じる方、

こんな風に感じている方は読んでみると面白いのではないかと思います。

僕もそんなことを思ったタイミングや、節目の時に読み返してみたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました