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レビューしたランニング本まとめ

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2011年に突然ダイエットの為に走り出し、そこから気が付いたら10km、ハーフマラソン、フルマラソン、ウルトラマラソンと挑戦をしてきました。

その際、

「どんなトレーニングを積んだらいいのだろう?」

「大会中の対策は?」

「当日の作戦は?」

「着るものとか、どうしたらいい?」

身近に走る人がいない僕にとって、書籍やインターネットでの情報収集が生命線といっても過言ではない状況でした。

特に書籍はいわば「走ることに関する教科書」「コーチ」「監督」のような位置づけで、今でも様々な情報を得ていますし、大会に向けてトレーニングをする際は必ず目を通しています。

そんな感じで、よく読むランニング本についてまとめてみたいと思います。

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フルマラソンまでのトレーニングで参考にした本

5km~フルマラソンの大会に向けてトレーニングする時に参考にする本です。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ

VDOTをはじめとして、よく聞く「Eペース」とかそういう言葉はダニエルズさんから来ているのか!

と知ってはいたものの、なかなか難しそうで購入していなかったのですがランニングを始めて10年が経った頃に「そろそろこういう本を読んでみようか」と思い、購入した本。

通しで一回読んでみて、今まで読んできたトレーニング本は、おそらくダニエルズの考え方に影響を受けているのだろうな・・・と思いました。そう考えると、すべてのトレーニングの源流になるような本なのかなと思いました。

この本で一番気に入っている所は、休養について多くの事が書かれている点です。目標とする大会に向けて、ついついやりすぎてしまう時に休養のページを読むことで「大丈夫。休もう。」と、いつも自分を落ち着けてくれます。

内容はなかなか難解で、現状理解したとは言い難い状況ですが、これからも繰り返し読んでいきたい本です。

リディアードのランニング・トレーニング

リディアードの名前も同じく、ランニングのトレーニングについて調べているとよく聞くお名前。

この本を読んでいると、ジョグが大好きな僕はこの書籍で言及されている「有酸素能力発達の走り込み」をしているんだなと思い、勝手にすごく親近感を感じる本でした。

ゆっくりペースの有酸素能力の走り込みから、大会仕様に仕上げていくトレーニングの流れもわかりやすく書かれており、ダニエルズの本と同じく、これもランニングのトレーニングの源流になるような考え方なのだろうなと思いました。

非常識マラソンメソッド

僕の中でランニングを続けていく上でターニングポイントになった本。

この書籍で言及されている、「薄底シューズ理論」を取り入れたり、「峠走」をすることで、走力がグンと伸びたように思います。

現在はソールが厚めのジョグシューズも履き分けのローテーションに加えていますが、薄底シューズ理論を知った当時は、クッション性のあるシューズをいくら履いても脚が痛くなり、「フルマラソンなんて、ゴール出来る気がしねえ」という状態で悩んでいる時でした。これを読んで、思い切って薄底シューズ(ニューバランスのRC1300。かっこいいシューズでした。)を購入したら走れるようになったのは革命的な出来事でした。

峠走も大会前の定番特訓メニューとしてずっとやっております。

多分この本を手に取らなければ、ウルトラマラソンの存在も知らなかったような気がするので色々な意味で僕にすごく多くのきっかけを与えてくれた本です。

1日10分も走れなかった私がフルマラソンで3時間を切るためにしたこと

この本はフルマラソン3時間30分、3時間15分、3時間をターゲットに、トレーニングメニューや設定タイムも書いてある本で、フルマラソン前の特訓の参考にしている本です。

初めて3時間30分を切れた時に、峠走とこの本に書いてあるメニューをやっていって達成出来たことから、「峠走+莉紗さん本(僕がこの本につけた通称)メニュー」がフルマラソン前の鉄板メニューになっています。

ウルトラマラソンで参考にした本

ウルトラマラソンに挑む際に参考にしている書籍です。

完全攻略ウルトラマラソン練習帳

この本の特徴は13週間のトレーニングメニューが書かれていることで、しかもそれに書き込みをして達成度も一目瞭然というのが面白い本です。

ただ、僕はこのメニューをコンプリート出来たことはありません・・・w

「何故?」って、メニューがキツすぎて途中で折れてしまうからです。

何年かウルトラマラソンに挑戦を続けていく中で、少しずつコンプリートに近づきつつありますがまだまだ全然未達の状況です。

現状は、この書籍に書かれているメニューをスケールダウンして実践している状況ですが、セット練の考え方や休養の取り方、大会当日のギア選択や擦れ対策、補給等、参考になることは盛りだくさん。

後、毎回ウルトラマラソン前になると読み込むのが「大会当日のメンタルマネジメント」の所。

ウルトラマラソンでは完走出来る状況でも、メンタルが負けてあっという間にリタイアしてしまうということが何度かあり、完走に必要な走力を付けることと大会当日に何が起きても最善を尽くそうという覚悟を作ることがすごく重要だと毎度痛感しております。

その為、この本のメンタルマネジメントの所は大会前から、当日の朝まで穴が空くほど読み込んでおります。

走るモチベーションが上がった本

トレーニング本ではないのですが、読むと「走るぞ!!」という気分になる本です。

BORN TO RUN

ランニングを始めた頃、5km位走ると、脚が痛くなる。10kmの大会に出たら、半月は脚が痛い。フルマラソンなんて脚が痛すぎてDNF。

そんな時期に手に取って、夢中になって読んだ本です。

「どうして私の足は痛むのか?」

そんな著者の問いが物語にあって、「本当そう!そうなんだよ!!」と共感しまくりで読み始めた本。

そこから人類最強の「走る民族」ことタラウマラ族との話、進化論上人間は走るために生まれたという話、シューズ業界の話、そして最後に著者が挑むウルトラマラソンの話。

ウルトラマラソンに挑戦する前には必ず読んで、走る勇気を奮い立たせている一冊です。

この本を読んで、ルナサンダルを速攻で買い、夢中で走りました。

この時にルナサンダルや裸足で走ることをとことんやったことが、僕が当時ほど脚の痛みに悩まされず走れるようになった大きなきっかけとなりました。

風が強く吹いている

大好きな箱根駅伝をテーマにした小説。

陸上未経験者が大半の大学駅伝部が、箱根駅伝を目指す話で箱根駅伝本戦の話は毎回ドキドキしながら読んでおります。

走っている時の心的な描写や「走ること」について書かれている内容が、最高に良くて感情移入して読み入ってしまう一冊で、大会前に読むとモチベーションが爆上がりします。

まとめ

僕が今までにレビューしたランニング関係の本をまとめてみました。

ランニングはほぼ自己流でやっているので、ランニング関係の書籍は僕にとって言わば「コーチ」「監督」のような存在です。

以前は本に書いてあるメニューをそのままやってみて、自分の状態がどうなるか観察しながらやっていましたが、最近では自分の特徴や弱点に合わせてアレンジしてみたりもしています。

これからも走ることはもちろんですが、ランニング関係の本を読むのも楽しいので、ちょこちょこ購入して読んでいきたいと思います。

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