2023年になり、昨年まで履いていたシューズも履きつぶしてお役御免になったりしてだいぶ下駄箱に並ぶランニングシューズが変わってきました。
そんな顔ぶれも変わってきた僕のランニングシューズ達。
現在の持っているシューズと、履き分けの意図について書いていきたいと思います。
以前はランニングシューズの履き分けは全くしていなかったですが、履き分けをするようになって脚への疲労が分散され、トレーニングがより継続出来るようになりました。
そういったことから故障防止の意味で、複数シューズを履き分けております。
持っているシューズ
2023年4月時点で持っているシューズは、下記の8足です。
- On クラウドストラトス
- On クラウドモンスター
- ブルックス ゴースト15
- On クラウドフラッシュ
- On クラウドX3
- ブルックス ハイペリオンテンポ
- ルナサンダル ベナード
- ビブラムファイブフィンガーズ V-Run
これらを「ジョグ用」「ベアフット系ラン用」「ポイント練用」「決戦用」に分けて使用しております。
ジョグ用
トレーニングの8割~9割はジョグです。
ジョグはゆっくり鼻呼吸でリラックスして走ることを意識して、走っています。
使用しているシューズは、
- 安定感のある、On クラウドストラトス
- ポンポン進む、On クラウドモンスター
- いい意味でプレーンな履き心地の、ブルックス ゴースト15
この3種類を使っております。
安定感のあるクラウドストラトスは、疲れている時や脚に疲労を貯めたくない時に、
ポンポン進むクラウドモンスターは、脚が元気な時のジョグやポイント練の前日にリズムよくジョグをしていいイメージを作りたい時に、
クッション性や推進力に過不足ないプレーンな履き心地のゴースト15は、ジョグシューズの中で変化をつけたい時に、
そんな感じの意図で使い分けしております。
On クラウドストラトス
Onのクラウドフライヤー(レビュー記事はこちらです)とブルックスのゴースト14(レビュー記事はこちらです)が寿命を迎え、引退としたので2023年1月に購入したシューズ。
柔らかすぎないクッション性と安定感、そして程よい前への誘導があって、疲れている時にも脚がスッスッと前へ出る感じがある、疲れている時や長い距離で強みを発揮するシューズだと感じます。
On クラウドモンスター
ポンポンと弾むような感触のクッション性と前への誘導が強く、体感よりも20~30秒は速くなるシューズです。
ジョグの他にも、距離走にも使いましたが好感触です。
他にはポイント練の前日にリズムよくジョグをして、いいイメージ作りをしたい時に使っております。
このシューズ、ランナーの好みによっては決戦用シューズになるのではないかというポテンシャルを秘めているように感じます。
ブルックス ゴースト15
ゴースト15は上記のクラウドストラトスやクラウドモンスターのようなロッカー形状のシューズと異なる、踵とつま先のドロップ差(12mm)で前へ誘導していくタイプのシューズです。
ジョグシューズの中でも、ロッカー形状タイプと、ゴースト15のようなドロップ差で誘導するタイプと2種類履き分けると、足への負荷が分散される感じがするので履き分けるようにしております。
ポンポン弾んで、フワフワのクッションとか、そういった感じの感触ではないですが、履くと「ああ、これいいね!」となる、ローテーションに加えておきたくなるシューズです。
踵のフィット感については、僕が今まで使ってきたデイリートレーナーの中で一番気に入っております。
ベアフット系ラン用
このカテゴリーも「ジョグ用」になるので、使う時は上記の「ジョグ用」と混ぜて使用しております。
「シューズのクッション性や推進力に頼り切りにならないようにする」
この目的の為に履いております。
元々この手のシューズで走るようになってから、脚を痛める事が減ってランニングを楽しめるようになった経緯があるので僕にとって原点のようなシューズ達です。
- ルナサンダル ベナード
- ビブラムファイブフィンガーズ V-Run
この2足を持っており、暖かい季節はルナサンダル、寒い季節はビブラムファイブフィンガーズという履き分けで使っております。
ルナサンダル ベナード
書籍「BORN TO RUN(書籍レビューはこちらです)」に登場するベアフット・テッドが作っているサンダルです。
シューグーで修理しながら、もう4000km以上走っていますがまだまだ使えるとても頑丈なサンダルです。
ルナサンダルで何度かフルマラソンとハーフマラソンを出場した時、色々な方から
「何ですかそれ?」
「脚痛くないんですか?」
「それで走れるんですか?」
と話しかけられてあんなにお話ししながらフルとハーフを走ったのは後にも先にもないのではないかと思っており、楽しい思い出です。
ビブラムファイブフィンガーズ V-Run
寒い時期に使っており、使用距離は1000kmを超えました。
こちらもシューグーで修理しながら履いておりますが、まだまだ使えそうな感じです。
これも見た目のインパクトがあるからか、フルマラソンを走った時は色々話しかけられて楽しかったです。山をこれで歩いていて、年配の方から質問攻めにあったこともあります(;^_^A
ポイント練用
ポイント練用は、
- On クラウドフラッシュ
- On クラウドX3
この2足を使用しております。
ポイント練で使うシューズの条件は、
- 自分を鍛えられる(丁寧な接地・自分で進む感覚の両方を培えるシューズであること)
- ハイペリオンテンポを履いた時に、推進力・クッション性共に恩恵を感じる状態にする
この2つが条件となります。
クラウドX3は、クラウドフラッシュがもうだいぶヘタってきているので、今までクラウドフラッシュが担っていた役割をお願い出来るのではないかということを期待して2月に購入しました。
On クラウドフラッシュ
見た目の通り、薄底シューズでダイレクトな接地感とレスポンスの良い反発力が味わえます。
ペース走やインターバル走などのポイント練をメインに使用しておりますが、ジョグでもたまに使っております。
シューズの性能も良いのですが、デザインが最高にカッコいい。これ大事。
このシューズは数年前にアップデートされて、同じモデルを手に入れるのはもう難しそうなので大切に履いていきたいと思います。
On クラウドX3
決戦シューズのハイペリオンテンポより、クッション性・反発性共に控えめなシューズでトレーニングをして、大会でハイペリオンテンポを履いた時にシューズの恩恵をフルに感じながら大会を走りたい。
そんな意図で購入したのが、このクラウドX3でした。
実はこのクラウドX3の第1世代は2回リピート買いして履いており、ウルトラマラソンの大会でも使った信頼感のあるシューズです。
そこから2回のアップデートを経たクラウドX3でしたが、履いて走ってみると第1世代と変わらない良さがありました。
その良さとは、
- 程よいクッション性・反発性
- ダイレクトな接地感
- 高いフィット感
僕が思うクラウドXの良さがしっかり引き継がれたクラウドX3で、しっかりトレーニングしていきたいと思います。
決戦用
2022年から、決戦用シューズはハイペリオンテンポ一択です。
ブルックス ハイペリオンテンポ
ハーフ、フル、ウルトラと昨年参加した全ての大会で自己ベストを更新した時に履いていた、絶大な信頼をしているシューズです。
どの大会でも靴擦れ等のトラブルがなく、
薄すぎず、厚すぎずのクッション性、
抜群の踵のフィット感、
シューズに走らされる感じがなく、「速く走りたい」「ゆっくり走りたい」というランナーの意思に寄り添ってくれるシューズだと思っております。
まとめ
2023年は、このようなシューズ達と共に走って行きたいと思っております。
2022年は、トレーニングでクッション性の高いシューズを選び過ぎて、気が付いたら接地が雑になってしまっていたり、大会でハイペリオンテンポ履いた時に「あれ?こんなにソール薄かったっけ?」と一瞬思うことがありました。
接地が雑になっていくと、行きつく先は故障だと思うので今年は原点回帰して薄底系をもっと履いていこうと思います。
履き分けは故障リスク低減の為にしておりますが、色々なシューズを履く楽しさもあります。
色々なシューズを履きながら、ランニングを楽しんでいきたいと思います。
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