ブルックスのハイペリオンテンポ。
2021年に1足買い、2022年にもう1足購入。
気が付いたら、2022年のほとんどの大会はハイペリオンテンポで走り、ウルトラ・フル・ハーフの自己ベストを更新出来ました。
- 100kmマラソン:12時間8分(野辺山ウルトラマラソン)
- フルマラソン:3時間24分(横浜マラソン)
- ハーフマラソン:1時間26分(はだの丹沢水無川マラソン)
他にも奥武蔵ウルトラマラソン、8時間耐久レースin戸田・彩湖、陣馬山トレイルレースをこのシューズで走りました。
ウルトラマラソンで爪が取れる等のトラブルがなく、
スピードもビュンビュン出る、
絶大な信頼をしている、ハイペリオンテンポのレビューをしていきたいと思います。
ハイペリオンテンポ、使ってみての感想
スピードを追う大会から、長距離のウルトラマラソンまでカバーするクッション性と反発性。
まさにオールラウンダー。
履く前に仕入れていたイメージだと、性能のバランスの良さが際立っていて「ジョグからレース、すべてイケます!」みたいな感じで、まさにその通りでしたが、色々なシチュエーションで履いた結果、僕は決戦シューズとして使っております。
その理由としては、
- 楽に3:50~4:00/kmまで上げられる(走力が付けばもっとイケるか?)
- カーボン入りの厚底レーシングと比べて安定性があることからレース後半も脚にダメージが蓄積しにくい
この2点から僕は決戦シューズとしてハイペリオンテンポを選びました。
反発性とクッション性
ハイペリオンテンポは、反発性とクッション性の二つの機能がバランスが良く、とても扱いやすいシューズです。
重さは27.0cmで207gで軽量。かかとのフィット感もかなり良いです。
ドロップは8mmで、とてもフラットに感じます。
反発性について
使ってみて感じるのは、カーボン入り厚底レーシングが発売される前だったら完全にレーシングシューズだなという反発力です。
僕はカーボンプレートの反発の強さが苦手で(足が張ってくる感じがある)、しかもあそこまでの反発は僕の現状のスピードでは不要かな・・・・ということでカーボンプレート入ったシューズも持ってはいますが大会では使っておりません。
後すごく気に入っているポイントとして「走らされる感覚がないこと」です。
ランナーの「速く走りたい」「ゆっくり走りたい」という意思に寄り添ってくれるシューズかなと思います。
クッション性について
ジョグシューズや厚底レーシングシューズと比べると接地感ありますが十分なクッション性でした。
クッションの感覚は、「ムニッ」としてその後に前へポーンと弾くような感じです。
脚が疲れてくるフルマラソンの後半や、ウルトラマラソンでもしっかり支えてくれるクッション性です。
耐久性
かなり丈夫なシューズです。
ウルトラマラソンで3回使ってもまだソールは健在でした。
860km使用して、お役御免となった時の状態
このハイペリオンテンポ一号機は、2021年10月~2023年1月まで使用して走行距離が860kmでした。
見た目的にはまだまだイケそうですが、履いていてヘタりを感じるようになってきたのでお役御免としました。
野辺山ウルトラマラソンでの不整地や、陣馬山トレイルレースで使用したりとかなりハードに使い込んできましたがこんなに長持ちしてくれ、繰り返しになりますがかなり丈夫なシューズだと思います。
僕のハイペリオンテンポの使用シーン
- 大会の決戦シューズ
- ポイント練用
※ジョグでは、反発性が良すぎて自分の脚が休んでしまいそうなので使用しておりません。
まとめ
クッション性と反発性が最高にバランス良くて扱いやすい、大好きなハイペリオンテンポ。
2022年の大会はこのシューズで自己ベストを更新出来ました。
ハイペリオンテンポはこのようなランナーさんにおすすめかと思います。
- フルマラソンで3~4時間半位のランナーの決戦・練習用シューズ
- 大会で厚底カーボン系シューズ使う方の練習用シューズ
- スピード上げて走りたいけど、シューズの安定性も欲しい方
自然な走り心地で「シューズに走らされる」ことのない、ランナーの「スピードを上げたい」「ゆっくり走りたい」に寄り添ってくれるシューズです。
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