昨日行われた野辺山ウルトラマラソン。
無事、完走することが出来ました。
しかもフィニッシュタイムは12時間10分位の僕としては出来すぎなタイム。
まさかの100kmベストタイムでした!
野辺山ウルトラマラソン、完走出来ました!!
— こばすけ (@kobasuke_ricky) May 22, 2022
本当嬉しい!楽しい一日でした。#野辺山ウルトラマラソン pic.twitter.com/Zrywe8oszt
今回も100kmの長い道のり、色々な事がありました。
色々な葛藤も当日までもありました。
どうにかこうにかゴール出来、ゴールした瞬間はうれしい気持ちとホッとした気持ちになれた気がしました。
何にほっとしたかというと、それなりに走れて大会を楽しめたということにです。
そんな大会の振り返りを何回かに分けて書いていきたいと思います。
ゆるランナーの憂鬱
走ることが好きです。
ウルトラマラソンも好きな・・・・はずでした。
なんかこの「好き」の感情に疑問符が入っていた今日この頃。
・コロナ禍前の「チャレンジ富士五湖 秋 5LAKES」、90km過ぎでDNF。
・今年の「チャレンジ富士五湖5LAKES、60km手前でDNF」
チャレンジ富士五湖5LAKESを連敗したことは良いのですが、今年の春のチャレ富士は時間に追われ、前のめりになりすぎて終始余裕のないまま、楽しいとかそういう感情なしに終わってしまい正直言ってトラウマのようになってしまいました。
チャレンジ富士五湖5LAKESを完走することは僕にとって現在の一番の目標ですが、100kmウルトラのベストタイムが13時間台の僕が118kmを制限時間内で走ることはかなりのチャレンジ。
そのチャレンジもいつからか楽しみから、「~せねばならない」プレッシャーに変わり視野狭窄に陥り楽しいとかとは全く違う感情になってしまっていました。
僕、そういう感情の時に良い結果が他のスポーツでも出たためしがありません。
結果を過度に求めない距離感で楽しんでいたはずのランニングでこの感情になるとは・・・。
「俺、以前のようにウルトラマラソンを楽しんで走れるようになるのか?」
「もしそれが出来ないのなら、しばらく距離を置くことも考えてもいいのではないか?」
そんなことを自問自答しながら、当日まで過ごしました。
「やりたいように、やってみたら?」
チャレンジ富士五湖の帰りの道中、情けない結果にあーだこーだ言う僕に奥さんから「走っている時から負のオーラが出ていて、出来る雰囲気がまるで出ていない」「今の力では、5LAKESは厳しい。100kmで12時間台、もしくは11時間台を出してからのほうが良いかも」と、言われました。
あまりそういう事をはっきり言わない奥さんにしては、強烈な一言でした。
それくらい、ダメダメなんでしょうけど(;^_^A
うちの奥さんは、5LAKESも全て完走していてなかなか大崩れしないランナー。
フルマラソンまでは、僕のほうがタイム速いですがウルトラではものすごい差があります。
奥さんの中でターニングポイントになったのが第2回日光ウルトラマラソン。
僕は貧血でDNSでサポートに回り奥さんは一人で走り切り、タイムも11時間台ととんでもないタイムで帰ってきました。
その後も12時間走で入賞したりと、僕とは異次元の領域で走っています。
その奥さんから、先日のチャレ富士後に「一度、ウルトラマラソンを完全に一人で走ると何かつかめるかも!」と言われ、来年のチャレンジ富士五湖は奥さんは5LAKES、僕は4LAKESか3LAKESで行くか!などと話していました。
一人で走ることで、作戦面、ペース配分、メンタルマネジメント等本当の意味で自立できると。
まぁ確かに、最近はウルトラマラソンは奥さんが走れることが明らかなので結構精神的に甘えていたなぁ・・・・。
しかしメンタルのクソ弱い僕にイケるのか?
しかも今は自信もクソもない。
そんなことを思いながら、野辺山ウルトラマラソンの会場へ向かい深夜の中央道を走る車の中で野辺山本番のペース等について話していたら驚愕の一言が奥さんから出ます。
「まぁいつも通り一緒に行けたらそれはそれで良いし、離れたら離れたらで、お互いがんばるとして、やりたいようにやってみたら?」
やりたいようにか・・・・。
この車内で言われた時には、とは言っても奥さんのほうが速いんだから僕が前出ることはないでしょと思っていました。
思っていましたが、この一言が数時間後の僕に嵐を巻き起こすのでありました。
次回から、大会のレポ書いていきたいと思います。
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