今日の仕事を無事終え、荷物の最終チェックを完了した後は仮眠をして野辺山へ出発。
いつもの野辺山ウルトラマラソンの前日の過ごし方です。
初ウルトラだった2015年野辺山ウルトラマラソンの時からこの流れで前日は過ごしております。
かれこれ今回で7回目の参加となります。
・・・本当、制限時間の3分前にゴールしたり、マーライオンになってリタイアしたり、林道で大きな石を踏んで「おわあっ!!」と叫んだり、90kmからゴールまでがツラすぎて前後に誰もいないことを確認してから叫んだり、、、どれもこれも終わってみれば楽しい思い出。
そう。I♡野辺山です(何を言っているのか)。
初ウルトラの思い入れのある大会ですし、コースも、景色も大好きな大会。
明日はどんな道のりになるのか。今から楽しみです。
「万全」なんてない。幻想を捨てろ。
毎年、4月チャレンジ富士五湖、5月野辺山ウルトラという流れで来ていますが、今回は例年と違います。
例年は「チャレ富士DNF→野辺山」という流れだったのが、今回は「チャレ富士完走→野辺山」という未知の流れ。
118km完走の代償はデカく、疲労はなかなか抜けなかった。
しかし、心配や不安は人の業。
チャレ富士DNFからの流れで野辺山に出た時は「これで完走出来るのだろうか?」と不安に思っていた。
今回は「チャレ富士118kmのダメージがなかなか抜けず、万全と言い難い」と万全のコンディションでないことを不安に思っている。
どのような状況だろうと不安とか心配ってのはどんどん湧いてくるんで、どこかで折り合いをつけていくしかない。
結局の所、「上手い事ゴールできる」とか「万全」なんてことはないのだ。
不安や心配も、上げて行けばキリがないだろう。
そんな幻想や都合のいい考えは、心の燃料にでもして本番で燃え上がらせればいいのだ。
道中起こるであろう、全てを楽しむ勇気を持つ!
チャレンジ富士五湖前にも、「覚悟」というフレーズを何度も投稿してきましたが「覚悟」が必要なのはチャレンジ富士五湖だけではない。
どの大会でも、覚悟は必要だ。
覚悟がないと、大会は楽しめない。
きっと、明日も色んなことが起こるだろう。
絶景を眺めて笑顔が出る時もあれば、
軋む筋肉、痛みを訴える体、虚脱感、脱水、消化器系のトラブルの発生・・・
巻き起こる阿鼻叫喚。
「俺はここでボロボロになって何をしているんだ」という自問自答を繰り返し、
ネガティブとポジティブの狭間で理性を保ち一歩ずつ前進し、
走りながらふと飲み食いしたものの、あまりの美味しさに感激したり、
疲れ切った体と心にしみる応援の方の「がんばれ」に感謝しまくったり、
明日もきっと、そんな感じでゴールを目指して進んでいく中でこれらを味わい尽くすのだろう。
それら全てを、楽しむ勇気を持って、スタート地点に立っていたい。
2023年野辺山ウルトラマラソン、ついに明日、スタートです。
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