先日ランニングの時に使うメガネを新調し、今まで愛用していたi-ATHLETEのメガネはフレームにも年季が入り、レンズも傷が多く入っていていたので引退としました。
思えば10年位、ずっと使ってきた。
DNFした初フル。
初めてフルマラソンを完走した時。
初めてフルで4時間切れた時。
初めてウルトラマラソンを完走した時。
すごく喜んでいる時も、DNFして収容バスの中でなんだかなぁという時も、ずっと共にしてきたメガネ。
そんなi-ATHLETEとの思い出を少し振り返っていきたいと思う。
数々の死線を乗り越えて、歓喜を共に味わってきた相棒
ソフトテニスを肩の故障で止めて、ランニングを始めて少ししてから始まったメガネ生活。
ソフトテニスの時はコンタクトレンズを使っていましたが、ランニングはメガネで大丈夫じゃね?と思いメガネに切り替えた時に買ったのがこのi-ATHLETE君。
当時は2012年。
秋に二次抽選で当選した、ちばアクアラインマラソンに向けて準備をしていた時期。
・・・・準備・・・と言っても、自分がどれくらいの距離をどれくらいのペースで走っているかもわからない状態でした。時計もG-SHOCKだったし、距離はグーグルマップで適当に道を調べて走っていたので「およそ〇km」とかそんな感じでした。
そんな感じで、「まぁどうにかなるだろ」と思った初フルは30km過ぎから脚は攣るわ、体動かないわでDNF。
初フルでいきなり収容バスを経験し、会場に戻り脚を引きずりながら歩いていると、完走した人が軽い足取りでスタスタ歩いていることに衝撃を受けたことを今でもよく覚えております。
その翌年には、GPSウオッチも買い、ランニングの本を読んでトレーニングの参考にし、しっかりと準備をして挑んだ湘南国際マラソンで、初フル完走。
その後はフルで4時間を切ったり、ウルトラマラソンやトレイルランに挑戦したりと色々な所を共に行きました。
特に、ウルトラマラソンで水を被る際に、メガネを取って、水被って・・・という流れで動く時に何度か落としてしまったことがあり、それでも壊れないタフさに驚きつつウルトラの道中を進んでいきました。
思えば、本当に色々な所へ共に行きました。
メガネをしているので、言わずもがなですが僕は視力が弱いです。
だから、メガネがなければ今まで走りながら見てきたいい景色は見れなかったんだよなぁとしみじみ思います。
そんな風に思うと、i-ATHLETE君への感謝の気持ちがどんどん出てくる不思議な気持ちになりました。
10年間、ありがとうi-ATHLETE君。
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