チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンDNFでしょぼくれてても、時は流れる。
DNFが悔しくて「うぉぉぉぉぉおおおお!!」ってトレーニングをやや勇み足で再開して、脚を痛めても、時は流れる。
僕がDNFしようがどうしようが、時は流れる。
何もなかったかのように時は流れる。
時の流れは残酷だ。
だけど、自分に一切関知せずに流れていってくれるからこそ、前へ進めるのかもしれない。
・・・・そんなことを思ったかどうかは別として、先日野辺山ウルトラマラソンのゼッケンが届いた。
スタートはいつも通りの第二ウェーブ。
今回、どんな戦いになるのか・・・・。
僕と野辺山の付き合いは長い。初めて出たのは2015年大会。
そこからコロナ禍で中止の時と、家庭のアレやコレやでDNSした時以外は出走している。
野辺山ウルトラマラソンは大袈裟かもしれないけど、僕の人生を変えた大会と言っても過言ではない。
2014年の冬、奥さんと「ウルトラマラソン走ってみよう!!」と適当に大会を探していた所、野辺山の募集を見つけた。
「なんか、「のべやま」ってほのぼのした感じの名前だし、景色良さそうだしいいんじゃね?」
そんな感じで、事前調査なしで、ノータイムポチ。
このノータイムポチが僕の運命を変えた。
この初ウルトラが13時間57分という制限時間3分前での奇跡の完走だった。
なんか、この時の野辺山で味わったことが最高にキツくて、最高に楽しくて、忘れられなくなった。
なんだかんだで、そこから10年。
あれがなければ、今走っていないかもしれない。
それくらい、野辺山で経験した初ウルトラは最高にキツかったし、楽しかった。
完走出来たこともあれば、馬越峠でマーライオンになってDNFしたこともある。

馬越峠を降りてきて、陽の傾いてきた千曲川沿いを走っている時に疲れすぎてて〇にそうなのに「世界はなんて美しいんだ」とか訳のわからないことを思ったこともある。

ゴールの所で応援の人から「おかえり!」と言われすぎて、涙で前が見えなくなったこともある。

思い出は数知れずある。
今年過ごす野辺山高原での一日は、どんな日になるのか。
今の自分に出来うる最高の準備をして、5/18(日)を迎えたい。
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