僕のランニング人生を変えたと言っても過言ではない、ルナサンダル。
このサンダルでかれこれシューグーで修理しつつ4000kmは走り、フルマラソンを2回、12時間耐久レース、8時間耐久レースでも使いました。
このサンダル大好きで、一時は「これだけあれば何もいらねぇ!」という心境になりましたが今は様々なランニングシューズと履き分けて愛用しています。
その辺の考えの変遷も含めて、書いていきたいと思います。
ルナサンダルとの出会い
走り始めてようやくフルマラソンを完走出来るようになった頃(2013年頃)、常に脚の痛みの不安と一緒に走っているような状況で、「なんとかならんのか」と思いながら色々調べたり、大会で色々なランナーを観察していました。
そして、その中から「なんとかならんのか」のヒントを見つけます。
- フルマラソンで後半歩き倒す僕を抜いていく裸足とかサンダルのランナー
なんだあの人。なんなんだ。
「裸足で走る、サンダルで走る、サンダルでフルマラソン」とかで検索すると出てくる出てくる。
そして運命の書籍、「BORN TO RUN」を発見。即購入。即読み込み。
この本を読んで、いてもたってもいられなくなった僕は、ルナサンダルを購入。
ルナサンダルで走り出す日々が始まります。
ルナサンダルで走る日々
ルナサンダルで走り始めた当初は走れないわ、ふくらはぎバキバキになるわ、の日々でしたが「BORN TO RUN」で言及されていた走り方やYoutubeで出ている裸足やサンダル履きのランナーの考え方やフォームを真似したりしている中で「これかな・・・・」というものを発見。
その後ゆっくりペースであるものの一年後にはフルマラソンをルナサンダルで完走出来るようになりました。
もうこの辺で「シューズよりサンダルだ!!」となった僕はその後ルナサンダルでフルマラソンで4時間切り達成、ウルトラマラソンも8時間耐久レースや12時間耐久レースにサンダルで出場したりしていきます。
サンダルで大山とか塔ノ岳とかもいきましたし(;^_^A
裸足で湘南平も歩きました。
そして、フルマラソン3時間半切り、ウルトラマラソン13時間切りに向けてさらに走行距離を伸ばしていった僕に変化が起こります。
僕に起こった変化
明らかに距離を踏んでも故障しにくくなった。
タイムも伸びている。
でも、走る量を増やしていくと朝の足首周りの張りがすげぇ。歩くのに難儀するレベル。
この問題に対して、2通りの考え方で僕はアプローチを考えました。
①おそらく自分の接地やフォームの問題で張りが出ているから、走る量を抑えつつフォームを追求しサンダルは継続。
②自分の接地やフォームの問題である可能性もあるけど、その可能性も追求しつつ他のサンダルではないシューズも履いてで足元に変化を持たせて疲労箇所の分散を図る
色々当時はほぼサンダルしかねぇ!!状態だった僕に「シューズを普段のランで履く」のは抵抗がありましたが、当時ロードのウルトラマラソンで愛用していたOnのクラウドレーサーとルナサンダルと交互に履いて走ってみると、負荷が分散されるのか少し足首周りの不調が軽減していきました。
ちょ、待てよ!
と、もう少しクッション性のあるOnのクラウドを購入。
これもローテーションに加えていくと・・・・あれよあれよと、故障なく月間走行距離300km超え。
これを経て、僕のルナサンダルの使い方が定まってきます。
僕のルナサンダルの使い方
現在、シューズローテーションの中のひとつとしてルナサンダルで走っています。
シューズは、クッション性のあるものから薄底系まで所有しOnとブルックスのシューズを気に入って履いています。
その中でルナサンダルはどういう位置づけで履いているかと言うと、、、、
・クッション性のあるシューズに慣れて、接地が雑になっているなと思った時
→まさにペラペラのソールなので接地がソフトになります。
・アッパーなしで開放感満載で走りたい時
→これからの季節、特に夏最高!!後、大会の帰り道とかも最高です。
・ゆっくり走りたい時
→シューズは種類によって大なり小なりありますが、スピード出しやすいように設計されているので勝手にスピードが出てしまう現象を避けれるのに良さを感じます。
そんな感じです。
【2024.5.25追記】約4600km使用し、お役御免としました
10年間愛用してきましたが、ついに鼻緒部分が崩壊し始めて、お役御免としました。
シューグーで補修しながら・・・という前提条件はありますが、相当耐久性はあると思います。
まとめ
ルナサンダル、特に今クッション性のあるランニングシューズが増えてきているので、その中でバリエーションの一つとして履くのはアリではないかと思います。走るスピード、路面に変化を持たせる感じでさらに履物にも変化をつける感じ。
また、クッション性のあるシューズ履いても脚の痛みに悩まされているという方には僕のケースみたいにフォーム矯正装置みたいな感じでハマるかもしれません。
あれこれ書きましたが、このサンダルの箱にも書いてあったように「Run Free!!」な一足です。
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