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【2024/2/25更新】我が家のリクガメ達に与えている餌について

リクガメ
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リクガメにあげる餌については、飼育開始当初の2008年から色々調べては試し、動物病院で相談し、書籍を読み、インターネットで調べて試行錯誤を繰り返しております。

そんな試行錯誤の歴史でもある、リクガメ餌事情。

我が家にいるギリシャリクガメのリッキーとロシアリクガメのずんだにあげている餌について書いてみたいと思います。

我が家では「地中海系リクガメ」と言われるギリシャリクガメとロシアリクガメを飼育しており、これらの種の給餌に関して書いております。

地中海系リクガメは、

  • ギリシャリクガメ
  • ロシアリクガメ(別名:ヨツユビリクガメ、ホルスフィールドリクガメ)
  • ヘルマンリクガメ
  • マルギナータリクガメ(別名:フチゾリリクガメ)

上記の4種や、食性が草食系にカテゴライズされるリクガメには適用できるかと思います。

雑食傾向のあるリクガメは給餌内容が異なってくると思いますので、そこをご留意頂ければと思います。

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リクガメの餌のセオリー

リクガメに適した餌はこのような条件のものが良いとされております。

・カルシウムとリンの比率:4~5:1

・低たんぱく・低脂質

・繊維質豊富なもの

・・・・この辺が書籍でも言及されており、これになるべく近いものを餌として与えるようにしております。

9割、色々な種類の葉物野菜と野草を与える

上記のセオリーはあるんですが、あの条件を満たすであろう野菜は数種類。

しかも、リクガメ達は同じものばかり与えると飽きるのか、同じものばかりだとある特定の栄養素に偏ってしまうのか食べなくなってしまうことがあります。

野生下では、100種類を超える種類の野草を食べているとかいう記載を見たことがあります。

なので、僕は野草が採れる時期は野草も採って(オオバコ、クローバー、タンポポ、ヤブカラシ、葛、ヘラオオバコ等)、野菜は可能な限り色々なものを与えています。

野菜で与えているものは、小松菜、青梗菜、大根葉、カブの葉、キャベツ、レタス、モロヘイヤ、水菜、サラダ菜、空芯菜、白菜、、、今浮かんだだけで11種位、だいたいこれくらいの野菜をローテーションで与えています。

上記の葉物系を1日に1回5種類位を盛り付けて出すようにしています。

僕は全給餌中、9割は葉物系にするようにしています。

これは個人的な考えですが、どれだけ良いとされている餌でも1つの種類のみの餌を与え続けるのは良くないのではないかと考えております。

理由は、「固執と飽き」を招くことと、特定の栄養素の過不足が起こるリスクがあるからです。

その為、1回の給餌でも4~5種類の餌を与えるようにしております。

スーパーで販売されている野菜のみで給餌すると、ワンパターンになってしまいがちな場合は、爬虫類用の野菜をお取り寄せするという手もあります。

9割葉物系、残りはお楽しみ系と人工飼料

【お楽しみ系】果物等について

いちごを大喜びで食べるギリシャリクガメのリッキー

他にリクガメ達にあげて良いものとして、果物やカボチャ等ありますが僕はあまり与えていません。

あげても全給餌中1割位です。もっと少ないかもしれません。

栄養素的な問題もあるのですが、リクガメ達が偏食になって困ってしまったことがありました。

一日の給餌にそういう美味しいもの系を必ず入れておくとそれしか食べなくなってしまったことがあり(選んで食べるようになり、驚きました)、今ではそういうのを入れるのは1週間に1回程度にしています。

そういうものは、全くあげなければ良いのかもしれませんが、僕もいくら筋肉や疲労回復にお菓子はよくないと言われてもプロテイン飲んだ後にハッピーターンやチョコフレークを食べますし、そういう食べる楽しみもリクガメ達にも必要かなと思うのであげています。

人工飼料について

人工飼料は週に1~2回程度、少量与えています。

ジクラ/ジョジョフード

水でふやかすタイプの人工飼料です。

カラフルな色が特徴で食いつきは抜群でした。

カラフルなフードは色彩と匂いでリクガメの食欲を刺激しているように感じますが、ジクラの製品は匂いが控えめな感じだったのが良かったです。

完全草食用のギブリと、雑食系のシロッコがあり、我が家は完全草食にカテゴライズされるギリシャリクガメとロシアリクガメを飼育しているのでギブリを与えています。

キョーリン/リックゼリー

お湯で溶かして作るゼリータイプの人工飼料です。

作っている時に小さい頃「ねるねるねるね」やった時のワクワクする気持ちを思い出させてくれる人工飼料です。

出来たゼリーの色合いや匂いは正直言ってリクガメが食べるのか不安でしたが、よく食べてくれています。

キョーリンさんの人工飼料は入っているものが全て開示してあるのが有難いです。

キョーリン/マルべリックドライ

水でふやかすタイプの人工飼料です。

これもキョーリンさんから出ている人工飼料で、桑ベースというのが大きな特徴だと思います。

桑を食べるとリクガメの腸内環境が良くなるのではないかと便を見ていると思うので、マルべリックドライはお気に入りのフードです。

スドー トータスフード

アルファルファベースの人工飼料で、以前から好んで使用しております。

着色料を使用しておらず、牧草のような匂いのする人工飼料です。

水でふやかして与えるタイプの人工飼料ですが、マルべリックドライなどの他の人工飼料と比較すると微々たるものですが、ふやかすのに時間がかかる印象があります。

マズリ トータスダイエット

動物園での使用実績があったり、多くの飼育者さんから評判のいいフード。

僕の使ってみた印象だと、水でふやかすとすごく柔らかくなって形が崩れてしまうことがある点が気になりました。

リクガメ達も食べてくれるのですが、人工飼料大好きなロシアリクガメのずんさんが少し残すこともあることから、嗜好性はやや他のフードと比べると落ちるのかなという印象です。

人工飼料を与える頻度と与える理由

人工飼料を与える日の盛り付け。

人工飼料も嗜好性が高いのは良いのですが、偏食になったり栄養過多の部分が心配なので週に1~2回程度与えています。

人工飼料を与えている理由は、上記の栄養過多の部分を心配しているという部分と矛盾するのですがたんぱく質と脂質が野菜や野草より多いのでその部分を補う目的で与えています。

僕が飼育しているギリシャリクガメとロシアリクガメは完全草食、、、というのは書籍でもインターネットでも言及されている所ですがSNSでミールワームを食べたとか、屋外飼育のリクガメがミミズを食べたとかそういうのを見ていると本当に完全草食なのか?という疑問は拭いきれず、拭いきれないならたんぱく質と脂質も多めの食材も少し与えようということで与えています。

上記のような、栄養素の不確定要素を補う目的で人工飼料を与えております。

その他添加しているもの等

一日おきに桑の木本舗の桑ふりかけとポゴナ・クラブのカルシウム、週に1回水曜日にジョジョフードのレバンテを振りかけています。

カルシウム剤

カルシウム剤はポゴナ・クラブのやつを使用しております。

サプリメント類

桑の木本舗/桑ふりかけ

桑の木本舗の桑ふりかけ、これはずっと気に入って使っています。

桑はリクガメの餌に理想的とよく聞くのですが、なかなか入手できずなんとかならないかなと探していたらこの商品を発見し使っています。

汚い話で恐縮ですが、リクガメの便が良くなります。

「おお~!!繊維質豊富なもの食べたのう!!」って感じの便になります(どんなだ)。

殺菌乳酸菌も入っているので、お腹の調子がよくなるのかなと思います。

ジョジョフード レバンテ

製品外観
主原料。面白いのが動物性たんぱく質が含まれている所。

各種ミネラル、ビタミンに加えて動物性たんぱく質が入っているサプリメントで、ここ数年草食と言われているリクガメも動物性たんぱく質を摂取しているのではないか?と思うことがインターネット上での動画や論文など見かけることがあり、適量はわからないもののある程度与えたほうが良いかなと思い、与えてみることにしました。

カトルボーン

後はカトルボーンをケージに転がしてありますが、これはギリシャリクガメのリッキーは全く見向きもしないのでもう配置せず、ロシアリクガメのずんだは1~2か月で齧り倒してしまうのでそれくらいのスパンで交換しています。

爬虫類の給餌に特化した書籍「爬虫類 長く健康に生きる餌やりガイド」

この本はタイトルの通り、爬虫類の給餌に特化した本です。

リクガメの給餌について、過去から現在までの考えの変遷等が一歩踏み込んだ内容で書かれており、一般的な飼育書の次の一冊としておすすめの本です。

リクガメ以外の生体(水棲ガメ、ヘビ、トカゲ、ワニ)のことも書いてある書籍なので、リクガメの給餌について書かれたコーナーはこの書籍の一部です。

他の生体のページも読み物として楽しく読みましたが、リクガメのことだけを書いた書籍ではないことをご留意頂ければと思います。

我が家のリクガメ給餌まとめ

我が家のリクガメ達への給餌は、

  • 葉物(野菜・野草)とその他(果物・人工飼料等)は9:1位の比率で与える
  • 1回の給餌で複数の種類与える(飽きと固執を防ぐため)
  • 人工飼料は週に1回
  • 添加は桑ふりかけとカルシウム剤(隔日)、ジョジョフードのレバンテ(週1回)
  • カトルボーン齧るリクガメにはカトルボーンを転がしておく

こんな感じで与えています。

2008年よりリクガメの飼育をしてきて現在は上記の状態になりましたが10年後にはまた変わっているかもしれませんし、ここまでの期間もまったく人工飼料あげない時期もありました(たんぱく質と脂質の量を考慮して)。

現状はたんぱく質と脂質も少量要るのでは?という仮説の元に与えています。

こういう試行錯誤もリクガメ飼育の楽しみの一つだと思って楽しんでおります。

リクガメのご飯食べている所はずっと眺めていられる位好きなので、あげるものも自分なりにこだわっていこうと思います。

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