先日、飼育書「爬虫類 長く健康に生きる餌やりガイド」を読みました。
リクガメ以外の爬虫類の餌やりについても書かれている本でリクガメしか飼育していない僕にはどうかなと思いつつ、ずっと気になっていた本でした。
「気になっているならば、買って読んでしまおう!!」
そんな勢いで思い切って購入して読んでみました。
読んでみると、
「リクガメに与える餌って結局何がいいの?」
「偏食になっちゃったけど、どうしたらいいの?」
「最適な給餌量は?」
そんな悩みに一つの解を与えてくれるのではないか・・・というような記載のある本でした。
リクガメのページ以外も単純に読み物として面白かったです。
きっと生き物好きな方ならば面白いはず・・・そんな感じの本でした。
それでは本の内容をレビューしていきたいと思います。
カメ・ヘビ・トカゲ・ワニの食事について書かれた本
内容はズバリ、「カメ・ヘビ・トカゲ・ワニ」の食事について書かれた本です。
それなので、リクガメについて書かれたページは全体の中で数割となっております。
他の爬虫類のページも読みましたが、飼育したことのない生き物なのでレビューのしようがないのですが単純に読み物として面白かったです。
生き物が好きな方なら、自分が飼育している生き物以外のページも楽しめるんじゃないかなぁといった内容でした。
リクガメのページはどうだったか?
リクガメのページについては、興味深い記載が多かったです。
中身をあまり詳細に書くのはネタバレするので避けますが、特に面白かったのが、
- 「固執」と「飽き」
- 餌から見たカメ類飼育の変遷
「固執」と「飽き」
これについては、飼育を始めた当初に動物病院の先生から口酸っぱく言われていた内容でした。
「良いと言われている餌だけあげていても、それはそれで問題が起こる」
「良くないとされている餌(レタスやキャベツ等)も、それだけ与えていると問題になるけど、そうでなければ問題にならない」
「特定の餌ばかり与えていると偏食になる」
この辺のことを動物病院の先生からアドバイスを受けて、毎回給餌の時は数種類の野菜か野草を与え、週に1~2回人工飼料をそれらに加えて少量与える(人工飼料も一つの銘柄ではなく数種類与えています)。
そうやって、毎回複数種類の餌を与えていると偏食になることはなくなったので、そのようなスタイルで給餌を行っておりますが、まさにそのようなことが書かれておりました。
餌から見たカメ類飼育の変遷
リクガメに何を与えるかの考え方の変遷が書いてあるページで、興味深く読みました。
僕が本の好きな所の1つとして挙げるのが、「著者がウン十年掛けて辿り着いた知見や考えを自分にインストール出来ること」なのですが、まさにこのカメ類飼育の変遷のページは「給餌方法の変遷」と「それに対する著者の考え」を知る事が出来てとても面白かったです。
僕の感想
とても面白く、興味深い本でした。
リクガメ以外のページも、生き物好きな方ならば面白いのではないかと思います。
この本を一通り読んでみて、
- 給餌について、踏み込んだ内容が多い(リクガメ飼育に特化した本には書いてない記載が多い)
- 他の爬虫類のことも書いてある
このような特徴のある本なので、
- リクガメ飼育に特化した本を読んでいて、次の一冊として読む
- リクガメ飼育をしていて、給餌について悩んでいる
- リクガメの他に、水棲ガメ、ヘビやトカゲ等を飼育していて給餌について悩んでいる
上記のような方におすすめの本だと思いました。
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