我が家にあるリクガメ関係の書籍で、最もインパクトのあるタイトルの本。
その名も、
「カメの家庭医学(現在は改訂版で「カメの家庭医学百科」というタイトルです)」。
この本の特徴は病気になってしまったカメの画像込みで病気・症状・対策が書かれていることだと思っております。
「病名はわかっているけど、実際どんな症状なの?外観の変化は?」
「病気になると、どんな感じになるの?」
実際、具合が悪い状態のカメを見たことがなければ判断がつきにくいことが多いです。
そのあたりのお悩みに対応できる本で、リクガメに限らず、カメを飼育している方は持っていて損はしない本なのではないかと思います。
カメの病気に特化した本
この本は、
- リクガメ
- 水棲ガメ
等の、「カメの病気に特化した本」です。
飼育のことについても書かれておりますが、本のタイトルの通り、病気のことがとても多く書いてあります。
余談ですが、著者の小家山先生は我が家のギリシャリクガメのリッキーの命の恩人です。
13年前位にリキ男が肺炎になった時にお世話になりました。
病名・病状から逆算で予防対策が出来る
「飼っているリクガメを健康に長生きできるように飼いたい」
というのはどの飼育者さんも思っていることと思いますが、実際の所病気やその原因がわからないとどういう飼育環境や給餌が良いのか判断がつきにくいのではないかと思います。
この本で病気になったカメの症状や原因等を読んでいくことで、
病気から逆算して、予防対策が立てやすくなると思います。
どの動物もそうですが健康維持には「予防」がかなりのウェイトを占めており、この「カメの家庭医学」は病気の予防対策を立てるのに大きな武器になると思います。
まとめ
僕はこの「カメの家庭医学」を1年に1回は読み返して、飼育環境のチェックやリクガメ達の健康チェックをする際の参考にしております。
若干他の飼育書と比べると価格は高いのですが、他の一般的な飼育書よりも踏み込んだ内容でカメの病気のこと、原因や対策と書かれている本で、飼育のことを網羅的に書かれた一般的な飼育書の次の一冊としてオススメの本です。
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