昨年、こんな記事を書きました。
記事を要約すると、「15年リクガメを飼育していた中で本来はあるべきではないが、ライフステージの変化等によってモチベーションの変化は残念ながらあった。その上で飼育法をシンプルにするなどしてお世話の質が下がらないようにしていくことが大事だと思います」というような内容。
まさか、この記事が書いた半年後の自分に刺さるなんて知る由もない件。
リクガメネタではないものの、僕は趣味でランニングをしており、例年4月と5月は100km走るウルトラマラソンの大会に挑戦しています。
・・・が、今年は家庭問題の対応に注力する為、挑戦を止めることとしました。
リクガメ飼育と並んでもうひとつの大きな趣味であるランニングにも多大な影響を出している家庭問題。
当然リクガメ飼育にも影響が出そうな状況でありました。
・・・・というか出てました。
精神的にキツかった時期、チョンボをしていました
昨年の12月に問題が発覚し、仕事も趣味もすべてやろうとしていた先月まで、本当に精神的にも肉体的にも余裕がなく、本来1月に交換するはずのUVBライトを3月まで忘れていました・・・。
ごめんよ、リキ男さん、ずんさん。
他の日々やるお世話の温浴やメシ、ケージの掃除、床材のかき混ぜ、温湿度チェックは最も精神的にキツかった時期もやってはいたけど、家庭問題に脳内を支配される中「こなす」ような感じだったことは否めない。
そんな中で「飼育ノート」をふと見たら、UVBライトの交換を忘れていることに気づいて慌てて交換したという感じ。
本当に飼育ノートをつけてて良かった。
いつ床材を交換したとか、UVBライトをいつ交換したとか、保温電球はいつから何Wにしたとか、リクガメ達の体重とかそんな感じのことを適当に書いているだけですが、このノートがなければ気づかなかったかもしれない。
そして、彼らのお世話を可能な限りシンプルにしていたのも良かった。
お世話も16年間ずっと繰り返してきていることなので、完全に習慣になっている点も良かった。
でも、「観察」はしっかり出来ていたか怪しいように思う。
彼らは本当にありがたいことに今も元気でいてくれていますが、何か異変があった場合に僕は気づけていただろうか？そんな疑問符がつきます。
まとめ
こんな感じで、飼育を始めて16年目にして、最大の飼育モチベーションの危機を迎えておりました。
リクガメ達は長く付き合えるパートナーで、色々な自分の人生の局面も共に過ごしてきています。
そういう意味では、最早家族のような存在です。
家族のような存在ならば、本当ならばモチベーション云々と言ってはならないように思う。
そうは思っているものの、色々起こる日々の中で飼育モチベーションに変化があったということも事実。ミスもしていました。
当面はこの家庭問題に対峙していくことになる訳ですが、冒頭で書いた通り、ウルトラマラソンのチャレンジを見合わせたことで心身共に少し余裕が生まれました。
また、UVBライトの交換を忘れていたということに気づいてから、気が入ったというか、正気に戻ったというか、彼らのお世話に再びしっかり気を配れるようになってきました。
本来、飼育モチベーションの変化など、あってはならないことのように思いますが、生きていれば色々なことがあって、それにモチベーションに多少なりとも影響を与えるというのが僕にとって現実のようです。
その中で、どれだけお世話を習慣化出来ているか、シンプルに出来ているかは重要なように改めて思いました。
リクガメは長年付き合えるパートナー。飼育者側も色々人生の状況は変化していきますが、彼らのお世話もその中でしっかりとやっていきたいと思います。
コメント