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リクガメの床材について

リクガメ
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リクガメの床材。

これ、きっとリクガメ飼育者にとって永遠のテーマ。

2008年からリクガメ飼育を開始して、様々なものを試しました。

どれも一長一短あり、書籍でもインターネットでも様々な情報があふれています。

様々な情報の海の中で、こんな問いが生まれます。

「OK。で、どれがいいんだ?」

この問いに対して、

「わからない。答えは君の心の中と君と共にいるリクガメの中にある。」

これが、僕の答え。

なんだそれ。

訳のわからない答えになりましたが、自分が床材に望むことと、床材の上を歩くリクガメを見ていたらどんな床材がいいのか答えが出たので、これでいいのだ。

そんな僕の床材の考えについて、書いていきたいと思います。

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床材に求めることと今使っている床材

色々な床材を試してきましたが、ようやくここ数年で使うものが定まってきました。

ここまで辿り着くのに、本当に時間が掛かりました。

床材に求める事

僕が床材に求めることは、

  1. リクガメが踏ん張って歩けること
  2. 湿度保持の為に床材に水を撒いてもベシャベシャにならないこと
  3. リクガメが穴を掘れること
  4. 燃えるゴミで廃棄出来ること
  5. 見た目悪くないこと

色々床材試していく中で、リクガメの為に外せないこと(リストの1~3)と飼い主側の都合で床材に求めていくこと(リストの4~5)が整理出来たことで床材に対する迷いがなくなりました。

現在、使っている床材

現在は、ヤシガラマットとヤシガラチップをブレンドして使っております。

こんな感じでヤシガラマットの上にヤシガラチップをひいて使っております。

これだと、ケージ内保湿の目的で床材に水を撒いても表層のヤシガラチップはすぐに乾燥して、奥のヤシガラマットが保水してくれて床材が程よい硬さになるのと、床材から水分が気化してケージ内の湿度保持にすごくいい役割を果たしてくれるようになりました。

この程よい床材の固さを出していくことで、穴が掘れたり、歩く際に踏ん張りやすくなったりして、リクガメにとって良いのではないかと思っております。

ちなみにメーカーはポゴナ・クラブのものを愛用しています。

床材試行錯誤の歴史

ウッドチップ

2008年、ギリシャリクガメのリッキーをお迎えした直後、ハムスター等の小動物用の床材を使ってみました。

当時ハムスターも飼育していたので、同じもので問題なければ使ってみようかなという感じでトライしましたがイマイチですぐに使用を止めました。

メリット

  • 特になし

デメリット

  • 床材に散水出来ず、湿度保持の方法を他に考える必要がある
  • 見た目があまり良くない

デザートブレンド

これは結構長く使用しました。

湿度保持の為に床材に直接散水出来ないのがネックで使用を止めました。

メリット

  • 見た目が良い
  • 排泄物や食べ残しが見つけやすいので掃除がしやすい

デメリット

  • 保湿性が良くないので床材に直接散水出来ない
  • リクガメが穴を掘れない
  • リクガメが歩く際に踏ん張りにくそう

ペットシーツ

ペットシーツは一時使いましたが、保湿性の部分と見た目が一番のネックとなり使用を止めました。

リクガメが動き回った際にペットシーツがめくれあがって、保温電球に触れそうになったこともあり、それも大きなネックとなりました。

メリット

  • 毎日交換するので、清潔な状態を保持しやすい

デメリット

  • 見た目が悪い
  • リクガメが暴れてペットシーツがめくれあがると、保温電球に触れ最悪発火の危険性あり対策が必要な点
  • 散水が出来ず、保湿性が悪い点

新聞紙

一時期試してみましたが、滑ってリクガメが踏ん張れない点が最大のネックとなり使用を止めました。

メリット

  • コスト爆安
  • 毎日交換出来ることで清潔な状態を維持しやすい

デメリット

  • 見た目が良くない
  • リクガメが暴れて新聞紙がめくれあがると、保温電球に触れ最悪発火の危険性あり対策が必要
  • 散水が出来ず、保湿性が悪い
  • 滑ってリクガメが歩きにくそう

巻き段ボール

巻きダンボールなら、リクガメが滑りにくくていいんじゃないかと試してみましたが保湿性の部分がネックに感じて使用終了。

メリット

  • 新聞紙と比べるとリクガメが歩きやすそう
  • 交換が簡単で清潔な状態を維持しやすい

デメリット

  • 床材に直接散水出来ず、保湿性が悪い

ヤシガラマット(単体使用)

現在ブレンドして、散水して使っていますが単体で使用して散水せずに使った際は粉塵が気になって使用を止めたことがあります。

ヤシガラマットは散水して、表面を別の床材でカバーすることで良さを発揮するように感じております。

メリット

  • 保湿しやすい
  • リクガメが歩きやすい

デメリット

  • 散水してある程度湿らせた状態じゃないと粉塵が舞ってしまう

ヤシガラチップ(単体使用)

現在はヤシガラマットとのブレンドで愛用していますが、単体での使用は保湿性の面やリクガメが踏ん張りにくそうな点がネックとなり使用を止めたことがあります。

メリット

  • 床材交換がヤシガラマット等と比べると楽

デメリット

  • リクガメが歩きにくそう
  • 散水するとベシャベシャになってしまい、保湿性に難を感じた

フォレストフロア

フォレストフロアは現在ヤシガラマットの上にひいて使っているヤシガラチップの役割で使用しておりました。

特に問題は感じませんでしたが、お店に在庫がなく入手が厳しい時があり、その際にヤシガラチップを試したら良かったのでそのまま切り替えてしまいました。

メリット

  • 見た目がかっこいい
  • 保湿性良い

デメリット

  • お店に在庫ない時があり、入手することが厳しい時がある
  • コスト高め

試行錯誤の末、たどり着いた答え

多くの床材達を試してきて、辿り着いたのが「ヤシガラマットとヤシガラチップのブレンド」でした。

床材は、リクガメ側の都合に寄せるか、人間側の都合に寄せるかによってもどれをチョイスするか変わってきますし、飼育種によっても変わってくると思います。

僕の場合、床材に直接水を注水するという方法を取ってケージ内の保湿と床材そのものの固さを出していきたいという意図があるので「ヤシガラマットとヤシガラチップのブレンド」になりましたが、保湿の方法を別の方法にすれば(霧を散布するフォガーを使うとか、リクガメを飼育する部屋そのものを保湿するとか、大きな水受けを設置する等)、別の床材も選択肢に入ってくることと思います。

床材に埋もれて顔を出すロシアリクガメのずんさん。ロシアリクガメは穴を掘る習性があるので特に厚めに床材をひいております。

まとめ

リクガメ飼育者の永遠のテーマと言われる床材について書いてみました!

保湿の方法や飼育するリクガメの原産地によってもチョイスする床材は変わってくると思います。

床材は「リクガメの為に外せないこと」と「飼い主側の都合で求めていくこと」の2つの要素の中で上手く折り合いをつけて選んでいくのが良いのかなと思います。

この2つの要素は飼育しているリクガメの種類とそれぞれの飼育者さんの事情や考えで変わってくるものなので、そういった意味で冒頭で床材選びの答えとしてふざけたことを書いたのでありました。

「わからない。答えは君の心の中と君と共にいるリクガメの中にある。」

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