リクガメの床材。
2008年から飼育を始めて何を使うか、かなり検討しましたが交換頻度についてもかなり考えました。
使用するものによっては、1か月とかで交換したほうが良いものもあるなぁということは思いますが、現在のヤシガラマット+ヤシガラチップのブレンドにしてからは概ね1~2年に1回の交換頻度で飼育していますが、リクガメの体調に異変が生じる、悪臭がする、虫が湧く等の問題は発生しておりません。
このことから、使用する床材や日々のメンテナンスによるとは思いますが、そこまで高頻度で床材を交換する必要はないのではないか??という考えが最近出てきております。
そんな考えに至った経緯や床材の日々の管理方法等について書いていきたいと思います。
現在の交換頻度
1~2年に1回、全交換しております。
1度の交換で、90cmのケージに厚さ5cm程床材を敷いて、水をジャーっと撒いて、その後は乾燥してきた所に注水して、床材にある程度の硬さ(リクガメが踏ん張って歩けるように)と水分を保持する(ケージ内の湿度保持の為)ようにしております。
日々、糞や食べ残しの掃除をしていく中で、徐々に床材が減っていくので、だいたい1~2年で目に見えて「床材が減ってきたな」と感じるのでそのタイミングで全交換をしております。
使用している床材
ポゴナ・クラブのパームマットとパームチップをブレンドして使っております。
ヤシガラ系のマットも色々なメーカーを試しましたが、質感や虫が湧くかどうか(あまり良くないやつだと新品の時点で虫がいることがありました)等、考慮するとポゴナ・クラブのものが一番気に入りました。
日々しているメンテナンス
日々している床材のメンテナンスは、
- ケージ内湿度が40%を切ってきたら、散水する
- 毎日、夜にエサ皿等を回収するタイミングで食べ残しと糞を取り除く
- 週に1~2回、床材をかき混ぜて散水と糞や食べ残しの掃除
これらを定期的にやっております。
交換頻度少な目でも大丈夫な床材の条件(私見)
完全に私見ですが、交換頻度が少な目で大丈夫な床材の条件は、
- 水分を保持出来るもの
- 植物を育てることが出来るもの(床材が生きていれば、汚れも微生物による分解が期待できるか?)
この2つだと考えております。
突き詰めていくと、土が最強だと思っているのですが僕の住んでいる地域では土を気軽に捨てれないので、ヤシガラマットを選択しております。
今使っているポゴナ・クラブの床材は、しょっちゅう野草か野菜についていたと思われる種が発芽してニョキニョキ生えてきていて、水を上記のように散水しても、表面は乾いていて、中は湿っているという、まるで外の土のような状態を維持出来るので、気に入っております。
この交換頻度にしたきっかけ
一般的には、「床材は定期的に交換」という考えが多いですし、床材の種類によってはそうしないとダメなものもあると思います(色々試す中でそういうものもありました)。
現在、こういった床材の交換頻度にしているのは、書籍「リクガメの飼い方」の中の「床材は必ず交換しなくてはならないのか」というコラムの内容を参考にしました。
初めてこのコラムを読んだ時は「マジかぁ・・・」と懐疑的でしたが実践してみたら「確かにそうかも!!」と感じております。
まとめ
このような感じで、1~2年に1回の床材の交換頻度で我が家は飼育をしており、かれこれこの方法で5年位は過ごしておりますが、特にリクガメ達の体調にも異変等なく、虫が湧いたり、悪臭がしたりということもなく飼育できております。
あくまでリクガメ達の体調と環境を第一に考えつつ、今後も床材で良さそうなものがあったらトライしていきたいと思います。
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