リクガメ飼育本、2008年から飼育を始めて様々な書籍を読んできました。
どの本も読んでいて面白かったのですが、読めば読むほど「なるほど」って思い、僕の現在の飼育スタイルに最も影響を受けた本はこの「リクガメの飼い方」です。
初版のやつも持っていたのですが、電車での移動中に読むためにテニスの試合に持っていき、試合中に雨に降られてバックの中で水没してダメになってしまい(「ザ・リクガメ」も水没させてしまった。あれもいつか読み直したい)、数年間は「頭に入っているし、もういいや」と持っていなかったのですがやっぱり欲しくなって2020年、ロシアリクガメのずんだの飼育を始めた時に買いなおしました。
そんな2度も購入してしまう位お気に入りの「リクガメの飼い方」、レビューしていきたいと思います。
僕が読んできた飼育本の中で一番お気に入りの本
リクガメの飼育本は、冒頭で書いたような感じで持ち歩いて水没させてダメにして処分したものも含めるとかなりの数を購入して読みました。
今現在手元にあるのは5~6冊ですが、その中で一番のお気に入りはこの「リクガメの飼い方」です。
気に入っている所は、
- リクガメ愛好家訪問のコーナー
- セオリー外の事も書いてあること
- 飼育年数を重ねていく中で読むたびに発見がある
この3点を気に入って読んでおります。
リクガメ愛好家訪問のコーナーが好き
7人のリクガメ愛好家のお宅を訪問して飼育スタイルを取材してまとめたページが冒頭にあり、
- 飼育種
- 与えている餌
- 温度設定
- ケージ
- 床材
- サプリメント
など、記載されており、飼育種(小型種から大型種まで様々出てきます)や飼育者によって様々な飼い方があるのだなぁと感じるコーナーです。
結構「セオリー外」の事も書いてあって面白い
飼育書なので、「こうしましょう」というセオリーを網羅的に紹介していくのが普通だと思いますが、結構セオリー外の事も書いてあって面白く、僕のケージのセッティングやホットスポットの扱い方や床材の交換頻度などはこの本を参考にしております。
読んでて「おっ」と思ったセオリー外のことは、
- 閉鎖型ケージと開放型ケージについて
- ホットスポットについての考え方
- 床材の交換頻度
もちろん、セオリーに沿った内容が書かれた上で上記のホットスポットと床材のことは「コラム」として書かれているのですがこのコラムが面白い。面白いんです。
「閉鎖型ケージ」については、僕は冬場のケージをこの「閉鎖型ケージ」の考え方でやっております。
この「閉鎖型ケージ」の考え方を取り入れてから、冬場の温度管理と湿度管理が上手くコントロールできるようになり、リクガメが調子を崩すことが格段に減りました。
色々な書籍を読んで、飼育を継続していく中でどんどん読んでて味の出てくる本
冒頭で書いた通り、一度は水没させて手放した本でしたがもう一度買いなおして読みました。
読み直すと、手放す前に「ちょっとこれはまだ理解出来ないな」と思った所などが腹落ちしたり、「あぁ、この記載はこのこと言ってたのね」と理解出来たりと、飼育を継続していく中で読み直すたびに味の出てくる本です。
溢れる情報の中で一冊持っておくと良い本
リクガメの飼育に関して、飼育用品、餌、病気、繁殖と、かなり充実した内容の本です。
今はインターネットなどでも多くの情報を得ることが出来ますが、最低限1冊は飼育本も読んでおいたほうが良いのではと僕は思っております。
その時の最初の1冊としておすすめの本です。
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