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リクガメの病気・通院について

リクガメ
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リクガメの飼育をしていると遅かれ早かれリクガメが病気になって動物病院へ行くことになる方が多いことと思います。

病気にならないのが一番良いのですが、僕は飼育し始めの頃に色々失敗をして動物病院のお世話になりどうにかこうにかここまで飼育してきております。

現在は2008年お迎えのギリシャリクガメのリッキーと2020年お迎えのロシアリクガメのずんだが我が家におります。

以前にはギリシャリクガメとケヅメリクガメも飼育していましたが彼らは残念ながら亡くなっております。

亡くなった彼らも、もう少し僕が異変に気付けていたらと後から悔やむことはたくさんありました。

そういったことを経て飼育環境や給餌、日々の関わり等を見直しながらここまで飼育してきております。

「リクガメが病気になるとどんな感じになるの?」

「動物病院へ行くのってどうするの?」

「治療費ってどんな感じ?」

この辺の事を、振り返りつつ書いていきたいと思います。

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リクガメの病気

リクガメの病気はたくさんあります。

まずは、リクガメの病気でどんなものがあるのか飼育を検討、もしくは開始した時点で書籍を数冊読んで頭に入れておくと良いと思います。

リクガメの病気を知るのにおすすめの書籍

「リクガメの飼い方」吉田誠 著

飼育方法を含めて、病気のことも詳しく書いてある本でおすすめなのがこの本です。

「カメの家庭医学百科」小家山仁 著

リクガメだけでなく、水棲ガメの病気も書いてありますがカメの病気に特化したこの本もおすすめです。

病気になったカメの画像等、かなり詳しく書いてあるので少し内容は難しく感じますが読み込んでおくと病気を発見するのにも役立ちます。

病気予防の意味で気を付けた方が良いこと等もわかるのでおすすめです。

リクガメの飼育本、たくさん読んできましたがこの二冊は本当におすすめです。

今はインターネットで色々情報は集めれますが、何冊か書籍も読んでおいたほうが絶対に良いと僕は思っております。

我が家のリクガメ達がかかった病気

僕が飼育しているリクガメ達でかかった病気は、これだけありました。

  • 肺炎
  • 鼻炎
  • 結膜炎
  • ケージの温度が高すぎることから食欲不振
  • ケージ内でのオス同士の権力闘争に疲弊したことによる食欲不振

それらの病気は、日々の観察で異変に気付きます。

僕がしている日々の観察はこのポイントです。

  • 目:目に力あるか、涙やまぶたが腫れたりしていないか
  • 鼻:鼻水垂れていないか
  • 口:開口呼吸していないか
  • その他外部:外傷等ないか
  • 食欲:いつも通り食べているか
  • 便:軟便、その他目視レベルで問題あるかどうか
  • 尿酸:ザラザラ固まってきていないか

この辺りの観察を僕は温浴の時に実施しております。

以前に飼育していたケヅメリクガメの大五郎は飼育している当時の僕からすると「突然亡くなってしまった」だったのですが、現在では僕が何か異変を見逃していたのではないかと思っております。

彼の死をきっかけに、もう一度日々の観察や飼育環境、飼育への考え方を見直して現在に至ります。

2008年から我が家にいるリッキー。肺炎で入院したり、オス同士の権力闘争で疲弊したり、飼い主の不勉強で色々迷惑を掛けてしまいましたが今も元気でいてくれています。

早めの判断を!「様子を見る」は危険ワード

「なんか食欲ないな」

「なんかここ変じゃない?」

この異変に気付いてからの・・・・

「とりあえず様子を見よう」

これ、マジで危険ワードです!

僕、「何かおかしいな」と様子を見ているうちにギリシャリクガメのタッキーは亡くなってしまいました。

本当に申し訳ないことをしました。

一日でも早く、病院に連れて行っていたらと思うと自分の判断の甘さに不甲斐なさを感じます。

ケヅメリクガメの大五郎とギリシャリクガメのタッキーの死は、僕に「リクガメ飼育とは」というのを改めて考えなさい、絶えず考えなさいと彼らに教えられたような気がしています。

飼育を開始した時点でリクガメを診察出来る医院をピックアップしておく

リクガメを飼育し始めた時点で、リクガメを診察出来る病院の把握は必ずやっておくことをおすすめします。

病気になってから探すと、

  • 病院を探す時間
  • その病院へ移動する手段の検討

これらの時間が大きなロスとなって、リクガメの受診が遅れてしまいます。

なので、リクガメが元気な時にリクガメを診察できる病院をピックアップしておくと良いと思います。

ここまでをまとめると、

  • 書籍等でリクガメの病気の知識をあらかじめ持っておくのがおすすめ
  • 日々の観察が大切です
  • 「様子を見よう」は危険ワード。すぐに行動したほうが良いです。
  • リクガメを診察出来る病院を見つけておく

動物病院へ通院

「なんか様子がおかしい!」

「よし!動物病院へ行こう!!」

その際に気をつけたほうが良いことを書いていこうと思います。

病院への移動時何に気を付けるか

いざ病院へ行くことになった場合、移動時はこの4つを気をつけたほうが良いと思います。

  • 移動手段
  • 移動する際のケージ
  • 温度対策
  • 排泄対策

移動手段

  • 【自動車】これが一番楽です。温度管理も、不測のトラブルにも対応しやすいです。
  • 【電車】温度対策と排泄対策(便されるとえらいことになります)、周りから見えないようにすることが必要かと思います(爬虫類苦手な人への配慮等)

移動する際のケージ

僕は昆虫飼育用のプラケースに入れて、そのプラケをドラムバックに入れて連れていきます。

プラケは大・小二種類持っていて、リクガメが動くくらい元気な状況の時は大きめの方、ぐったりしている、外傷等であまり動かない方が良さそうな時は小さい方を使用しております。
こんな感じで移動用ケージをセッティングします。

リクガメの周りは、新聞紙かペットシーツで囲ってプラケが斜めになっても体をぶつけないように対策しておきます。

※我が家はギリシャリクガメとロシアリクガメで小型種なのでプラケでなんとかなるのですが、大型種のケヅメリクガメやアルダブラゾウガメ、ヒョウモンガメ等だと台車やトロ船を使っている方が多いように感じます。

大型種を飼育している方は、飼育している方の通院方法をリサーチしておいたほうが良いと思います。

一度動物病院で3人がかりで特大のケヅメリクガメをトロ船に乗せて運んでいるのをみたことがありますが、圧巻でした。

温度対策

  • 夏:そこまで神経質にならなく良いと思います(日なたとかは気を付けた方がよいと思います)。
  • 冬:カイロ等使って保温して寒さ対策をします。
  • 春・秋:移動する時間によっては寒いこともあるので注意。僕はカイロ持っていきます。

排泄対策

移動すると、排泄をしてしまうことが多いです。

排泄対策として、移動時はこれを持参します。

  • 替えの新聞紙・ペットシーツ等
  • ティッシュ・ウェットティッシュ
  • ビニール袋

これで万が一リクガメが移動中に排泄してしまっても安心です。

病状説明

あらかじめメモ書きして診察受けたほうが問診がスムーズに進むように思います。

いざ先生とお話ししていると伝えようとしていたことを忘れてしまうことも多いので・・・。

このあたりの事を説明出来るようにメモ等用意しておくと良いと思います。

  • どのような症状で
  • いつから
  • リクガメの様子・食欲等

今だとスマホで動画撮ったり、画像も撮れるので自宅での様子とかも伝えやすいですね。

※僕は最後にリクガメを動物病院に連れて行ったのが2012年なので当時はガラケーの画像やデジカメの画像で飼育環境等の画像を撮ってました。

飼育環境

飼育環境も問診時に聞かれることが多いです。

画像も撮っておくとスムーズです。

聞かれることは、このような項目が多かったです。

  • いつから飼育し始めた個体か
  • ケージの大きさ
  • 設定温度
  • 同居個体がいるかどうか

この辺はあらかじめ説明出来るようにしておくと良いと思います。

先生の説明をメモる

問診時や診察時に先生と話したことは、その後の飼育の大きな参考となることが多いです。

僕は聞いた内容を帰りの移動の時にメモりまくりました。

その場で病気を治しても、病気になった原因の部分を変えないと繰り返してしまいますからここ重要だと思います。

病院でアドバイスを受けた内容を元に飼育環境の見直し等行っていく際にこのメモが大きな役割を果たしてくれます。

治療費用

治療費はまちまちですが、治療内容によっては費用はかなりかかるものと思っておいたほうが良いです。

検査内容・入院等、費用はまちまち

僕は血液検査・レントゲン・入院等色々治療をお願いしたことがありますが、肺炎で入院した時は10万に迫る費用だったと記憶しております。

リクガメ医療費は積み立てておいた方がいいです

病気になった場合の治療費も飼育する際には検討することと思いますが、いつ治療費が必要になるかはわからないので、リクガメ治療費は積み立てて用意しておくほうが良いと思います。

「いざ治療!」となって、費用との兼ね合いで究極の選択を迫られるのはリクガメにとっても、飼育者にとっても避けたい状況だと思いますので・・・・。

動物の医療保険もあります

「現時点でそんなお金を用意するのは厳しい・・・」

そういう方には、動物の医療保険があります。

僕は飼育し始めの頃に検討したことがありますが、ある程度の額の積み立てが出来たので結局保険には加入しませんでした。

保険入っておくとプランによりけりですが通院や入院時の費用サポートがあるので治療費の準備が家計の状況で厳しい場合には加入するのも手だと思います。

病気は予防につきます

「爬虫類飼育は予防!とにかく予防ですよ。」

受診した時に獣医さんから言われた言葉です。

僕もそのように思います。

2008年から飼育を始めて、色々回り道しながら、時に飼育しているリクガメ達に迷惑を掛け、勉強して、自分なりの飼育方法を確立してここ10年は病気にせずに飼育を継続出来ておりますが今後も勉強と観察を心がけていきたいと考えております。

飼育環境を整える

予防するには飼育環境の最適化。

これに尽きると思います。

  • 飼育しているリクガメの生息環境の温度・湿度を再現出来ているかどうか
  • 飼育しているリクガメの食性にあった給餌をしているかどうか
  • 紫外線は足りているかどうか
  • 飼育スペースは狭くないか
  • 事故の起きるようなリスクは飼育環境にないか

この列挙した項目等を日々確認して、合っていない所は修正していくのを繰り返していく感じになると思います。

日々の観察

飼育環境を整えて、後はリクガメの日々の観察です。

  • 目:目に力あるか、涙やまぶたが腫れたりしていないか
  • 鼻:鼻水垂れていないか
  • 口:開口呼吸していないか
  • その他外部:外傷等ないか
  • 食欲:いつも通り食べているか
  • 便:軟便、その他目視レベルで問題あるかどうか
  • 尿酸:ザラザラ固まってきていないか

この辺を餌やりの時、掃除の時等、飼育者さんがルーティンに組み込みやすい所に組み込んでいくと良いと思います。

僕は、温浴の時に行っております。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめますと、

  1. リクガメの病気の知識を頭に入れておく
  2. 日々の観察で異変を早く発見する
  3. 異変を発見したら、素早い判断。「様子を見る」は危険ワード。
  4. 通院の際問診等の事前準備
  5. 通院への備え(移動手段・治療費等)
  6. 飼育環境の最適化と日々の観察で病気の予防・早期発見

この6つが重要になってくると思います。

リクガメが日々元気で過ごして行くのが、リクガメにとっても、飼育者の方にとってもベストですが病気になってしまった際の通院時の対応や備えの参考になりましたらうれしいです。

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