【景品表示法に基づく表記】本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります

2022年陣馬山トレイルレース 最終話「所詮、秋の珍事。レースを楽しめ!」

陣馬山トレイルレース
スポンサーリンク

「男子20番台だよ~!!」

そんな応援を耳にして、心がざわついてしまった陣馬山山頂。

ここからは下りのフェーズ。

落合のエイドまでで、どれだけ攻められるか。

ここからは下り。俺の得意なフェーズ。

I am 下り大魔王。

ウルトラマラソンでは下りをかっ飛ばしてタイムを稼いできた(稼いだタイムは平地と登りで全て吐き出し、下りで抜いた人にはそこでほぼ全員に抜かれたw)。

下りの出来次第では、ワンチャンあるぞ。

この都合のいい予感、麻雀ならば配牌の時点で一・九・字牌が8~9牌あり、「国士無双狙うしかねぇ」となるやつだ!!

・・・・・この時の僕は「下り」ではあるものの、

「ロードの下り」

と、

「トレイルの下り」

が別物であるという事実を頭でしかわかっていなかったのでありました・・・・。

まさかの快進撃か、毎度おなじみの阿鼻叫喚か。

陣馬山山頂を後にして、本当の戦いが今始まる。

スポンサーリンク

年代別入賞という「欲」

年代別入賞。

走っているうちに一度はしてみたいと思っております。

ちょっと自慢ですが(自慢すなとw)ランニングを始める前にしていたソフトテニスでは、結構入賞をしていました。

30歳からランニングを始めて10年になります。

中学校から社会人までやってきたソフトテニスと匹敵する位の期間走っております。

これくらい続けてきたので、一度は入賞してみたいなとぼんやり思っておりました。

かけっこで入賞。いいじゃないか。

そんなチャンスが今、僕の前に巡ってきたような気がしていました。

単独走。孤独と道迷いの恐怖

陣馬山を越えた後、ずーっと単独走となります。

分岐でいちいち不安になり、減速して木に貼ってある進行方向を示す矢印を確認して進むのを繰り返して進んで行きます。

山で一人というのがどうにも不安で心細い。

すごい細い道もあり、一人で「うわ、すげぇ!!」とか言いながら進んで行きます。

下りも、どうにか木の根に引っかかって転ぶことなく進んで行っており、順調でしたが常に足を置く位置を考えながらストライドやスピードを調整して走っていくことに疲労感が積もってきておりました。

頭が疲れてボーっとしてきて、惰性で下っていた時についに事件が起こります。

「ガッ」

木の根に足が引っかかった!

と思った瞬間、前に吹っ飛んでいました。

山の中で、おっさんがダイブ。

しかも誰も見ていないから突っ込みも笑いもない。

やれやれ・・・と笑いながら立ち上がって、荷物を落としていないか、ケガした場所はないか確認します。

ケガはないけど、ポケットに入れたジェルを落としている。

これは「ジェルを摂って、脳疲労を軽減しなさい」というメッセージか?

と思い、ジェルをここで摂取。

疲労を訴えていたうるさい脳は、糖質を入れるとやがて静かになっていきました。

ケガもしなかったし、走りにも何も影響はなさそう。

むしろ転んだことでジェルを摂る機会が出来て、運があると思いました。

どうにか、下りをやりすごしロードへ出ます。

ロードも下りなのですが、相変わらず人がいない。

常に「こっちでいいのかな?」と思いながら進んで行くので、せっかくの下りも加速していけません。

この「道迷いの恐怖」は結構精神的に疲れました(;^_^A

そんなでどうにか落合のエイドに到着!!

人と話が出来る!!途中にもボランティアの方いて、それがすごく心強かったけど、このエイド位大勢の人は久しぶりだ!!

エイドにあったミカンを2つ頬張りながら、エイドの方と「人と会えて、お話し出来て本当にうれしいです!一人でマジで寂しかったんで!!」とかすごいマシンガントークしてしまいました(エイドの方、相手して頂きありがとうございました)。

ロードの登り。俺の武器は。

落合のエイドでのんびり食べ、元気を頂きいざ出発。

ここからは、登り基調。

ロードのダラダラっとした登りが続いて、まるで野辺山ウルトラマラソンか奥武蔵ウルトラマラソンを走っているような感じのコースでした。

「強み」と言えるレベルではないにせよ、ロードなら数々の死線を越えてきた。

ここで走らず、いつ走る。

粘るぞ。

こんな感じの坂が続きます。ダラダラっとした感じ。

ダラダラと続く登り坂に、歩きたい誘惑がずっと脳内にちらつきますが、歩くことはせずに、当初決めた「5000mを走っている時の呼吸位を上限として走る」作戦を維持していきます。

転倒や道迷いの恐怖から作戦が気が付いたら「いのちだいじに」になっていたけど、今日の作戦は「みんながんばれ」なのだ。

ここのロードの登りで久しぶりにランナーと会えて、その後の山道のパートは単独にならずに済みました。

下り大魔王の憂鬱

登りだった山道はやがて下りとなります。

登りの時、同じペースだった人は下りであっという間に見えなくなってしまい、再び単独走に。

ここの下りの斜度と路面(木の根・岩等)が気軽に走らせてくれるような感じではなく、せっかくの下りなのに、全然ペースを上げられません。

下るのに恐怖を感じて、両手を使いながら下っていくような場面もありました。

そんな感じでもたついているものだから、後ろから「ザッザッザッ」と小気味いい足音が聞こえてきます。

・・・・すごい!

後ろから僕をぶち抜いていったランナーさんは、僕が両手使ってへっぴり腰で下っていくような所を飛ぶように走ってすっ飛んでいっている。

脚さばきと、コース取りをガン見して、真似してやってみるが、まぁそんなすぐに出来るものではないよね・・・・。

そんな感じで数名に抜かれながら、最後の山道の下りでは至極当たり前な学びを得たのでありました。

「下り大魔王とか言っても、ロードとトレイルは別なのよ」と。

所詮、秋の珍事。自分はゴールへ向かって楽しむだけだ。

最後の山道で「毒蛇とスズメバチに注意」の看板に脅威を感じつつ、ようやく最後のロードに戻ってきました。

ボランティアの方から「ここからゴールまではロード。ラストがんばれ!」と声掛けを頂きます。

いやー、山道を走るの面白かった!

登山の方からも、ボランティアの方からも声掛けして頂き、ありがたかった。

陣馬山山頂では「年代別入賞」も脳内にちらつきましたが、最後の山道の下りで「100年早いわ!!」と蹴散らされたような感じでした。

まぁまぁ、あんなの少し前のベイスターズでゴールデンウィーク前だけやたら強くて「春の珍事」とか言われていたのと同じような感じだよなぁ。

あ、春じゃなくて僕の場合は「秋の珍事」か。

最後のロードは大きな道で道迷いの心配もなさそうな感じ(応援の方が道沿いにいてくれている)なので、スピードを上げてラストスパート!

初めてのトレイルレース、本当に楽しかった。

途中、年代別入賞という可能性まで見ることが出来て、楽しかった。

景色も良かった。

エイドで食べたミカンが美味しすぎた。

楽しかったなぁと思いながら走っているうちに、ゴール!

2時間31分という、まさかまさかの結果でした(途中、年代別入賞がちらついて気になった順位は12位でした。入賞はまだまだ先の話ですね)。

こんな感じで、順位を意識するというランニングで初めての出来事があったりした人生初のトレイルレース。

この後奥さんの年代別入賞というサプライズがあったりして、ゴール後もワイワイしながら帰路につくのでありました・・・。

2022年陣馬山トレイルレース 最終話「所詮、秋の珍事。レースを楽しめ!」完

コメント

タイトルとURLをコピーしました