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【リクガメフード】キョーリン マルべリックドライ レビュー

リクガメの餌
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キョーリンから発売された、草食性爬虫類フードのマルべリックドライ。

桑ベースの人工飼料は僕が知っている限りでは初めてのように思います。

「桑は栄養価が良いので、リクガメにあげたい食材!その桑ベースのフードとくれば試すしかない!!」

と、いう訳で購入し、我が家のリクガメ達に与えてみました。

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使ってみての感想

マルべリックドライ、使ってみて良かった点、悪かった点はこんな感じです!

【良かった点】

  • リクガメ達、良く食べました(我が家の飼育種はギリシャリクガメとロシアリクガメです)
  • 無着色なので、飼い主的に安心感あり
  • 桑ベースであることの安心感と信頼感
  • 匂いが桑の良い匂い
  • 色彩や匂いで強烈にリクガメの食欲を刺激する感じがないので偏食を招きにくそう

【悪かった点】

  • 色彩や匂いで食欲を刺激する感じはないので食欲不振時の食欲起爆剤としては使えなそう
  • 粒が小さいので、リクガメが食べにくそうな時がある

※2022/12/16追記:大粒タイプが発売されました。

今まで主流で出ていたカラフルで良い匂いのするフードとは違う個性を持つフードでした。

カラフルなフードを与えるとリクガメが匂いで察知してフードを探してまずフードから狙って食べるということが良く起こるのですが、このフードではそういうこともなく、自然な流れで食べていました。

桑ベースで、嗜好性がいかにも高そうな強烈な色彩や匂いがないことからリクガメが偏食になるリスクも低く感じ、安心して与えられる人工飼料だなというのが僕の感想です。

マルべリックドライの特徴

僕が感じたマルべリックドライの特徴はこの3点です。

  1. 桑ベース
  2. 無着色
  3. 匂いと色彩で誘引を狙っていない感じ
  4. 1~3の特徴はあるが、しっかり食べてくれる(嗜好性あり)

この特徴は、僕的にすごく良かったです。

僕は週に1~2回の頻度でリクガメ達に人工飼料を与えていますが、人工飼料は色彩と匂いがリクガメ達にとって刺激が強すぎて(すごい喜んで食べているんですが)偏食を招かないかがいつも気になっていたので、この「桑ベース・無着色・自然な匂いのナチュラル感」はとても良いです。

ナチュラルな見た目ではありますが、リクガメ達がマルべリックドライを発見して食べ始めるとがっついているので嗜好性は高いと感じました!

見た目

マルべリックドライの見た目はこんな感じです。

水でふやかす前のフード。
水でふやかした後のフード。水分を含んで大きくなりました。

このサイズなので、少し他メーカーの人工飼料と比較すると小さいかなという印象です。

リクガメ達の食べている様子を見ているとたまに食べにくそうな時ありましたが問題になるレベルではありませんでした。

皿に盛りつけた所。人工飼料のみで給餌は偏食防止の為にしないようにしております。

メーカーの長期投与成績が開示されている

キョーリンの製品紹介ページで紹介されておりますが長期投与成績も開示されていて、こういうのがあると安心して与えることが出来ます。

簡単に長期投与成績を書くとこんな感じとのことです。

  • ヘルマンリクガメの幼体に300日以上、マルべリックドライを100%給餌
  • 給餌された個体は理想的な体形にて成長している

詳細はキョーリンのホームページを参照頂ければと思います。

キョーリンはこういうデータを出してくれるのがありがたいです。

僕のマルべリックドライの使い方

週に1~2回程度、与えます。

人工飼料を与えることについての僕の考え

人工飼料はリクガメ飼育者の間でも賛否が分かれている所です。

賛否が分かれる所はこの点を懸念してのケースが多いです。

  • 高脂質
  • 高たんぱく

この2つを懸念して与えないという考えの方も多くおられ、僕もそう思って全く与えていない時期もありました。

ですが、ここ数年は与えるようになりました。

その理由としては、我が家で飼育しているギリシャリクガメとロシアリクガメの食性について完全に草食なのかと疑問に思う点があるからです。

ミミズを食べたとか、動物の死骸を食べていたとか、読んだり聞いたりしました。

それに加えて、野生下では100近い種類の野草を食べていて、しかも彼らの原産地の土壌はミネラル豊富だといいます。

そう考えると、普段与えている野菜と野草だけでは100種類なんて到底ならない。

ミネラル分も原産地の野草位、日本の野菜と野草にあるのかどうか怪しい。

仮に脂質とたんぱく質が必要だとして、野菜と野草のみの給餌でそれらの栄養分が慢性的に不足していたら何らかの不具合が起きる可能性がある。

つらつら書いたことをまとめると、

  • たんぱく質・脂質の不確定要素の補完
  • ミネラル・ビタミンの不確定要素の補完
  • 食べている食材の数の不足分を補う目的

この3つの不確定要素を補完する目的で、僕は人工飼料を与えております。

しかし、与えすぎで栄養素が過剰になってしまう可能性も捨てきれない・・・・

この「栄養素の不確定要素の補完」と「人工飼料を過剰に与えることによるリスク」の双方をバランスよく取って、人工飼料を1週間に1~2回程度、与えております。

後、これは完全にフィーリングの話になってしまいますが、人工飼料を与えていたほうがリクガメ達が元気なような感じがします。

リクガメ達が食べている様子

ギリシャリクガメのリッキー。こいつは何でも食べるのでアレなんですが、よく食べておりました。
ロシアリクガメのずんだ。めちゃくちゃフードを狙って食べておりました。

こういう時、お話し聞いて感想聞けたらいいのになと思いますが、様子を見ているとパクパク食べておりました。

二匹ともあげた時は残さず食べているので嗜好性は高いと思います。

食べている様子を見て感じた事

リクガメ達がマルべリックドライを食べている様子を見ていて感じたことは、

  • リクガメを引き付けるような色彩や匂いのないことから最初フードがあることに気づかない点
  • 粒が小さくて、少し食べにくそうだった点(2022/12/16追記:大粒タイプも発売されました)

この2つでした。

ただ、気づいてからはガツガツ食べていましたし、小さい粒も一生懸命拾って食べていたので嗜好性は相当高いのかなと感じました。

リクガメを引き付けるような色彩や匂いのあるフードは偏食になるリスクもあるので、これはこれでアリだと感じました。

まとめ

マルべリックドライは、

  • 桑ベース
  • リクガメの食欲を刺激する色彩や匂いがしないけど、良く食べる
  • 長期投与成績が開示されている

このような特徴のある、自然な感じの安心して与えられるフードでした。

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