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ランニング継続のコツ

ゆるランナー的ランニングノウハウ
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2011年から走り始め、コンスタントに走るようになって11年となりました。

その間、モチベーションの上下は当然ありましたがなんだかんだで続けてきました。

好きだから続いたというのが一番ではありますが、目標を設定したり、故障したりする中で好きだけで続けていくのはキツい時もあり、色々お楽しみ要素を加えたり、ランニングを生活の中に溶け込ませる仕組みを色々作ったりして継続してきました。

現在では、

「無理しない。痛みを耐えない。楽しんで走る」

これをモットーに走っております。

僕がやってみたランニング継続、習慣化出来た方法や、このモットーに辿り着くまでを書いていきたいと思います。

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目標を設定する

一番ベタですが、「目標を設定する」です。

  • 〇〇マラソンを完走する
  • ○○マラソンで〇時間切りを目指す

目標が一つ出来ると、そこに向けてトレーニングするようになるので継続しやすいです。

大会で目標達成出来た時の達成感はものすごいです。

僕は2015年、初めてウルトラマラソンを完走した時の野辺山ウルトラマラソンの事は未だに記憶に鮮明に残っております。大好きな大会になって、毎年野辺山ウルトラマラソンはエントリーしております。

矛盾するけど、全く目標など定めずに走る

「目標を設定する」と矛盾しますが、タイムや大会に追われて走っているのがキツくなってしまうことが僕はありました。

明確に覚えているのが、2014年に念願のサブ4をつくばマラソンで達成した時です。

すっごいうれしかったのですが、その後内臓疲労やゴール後の脚攣り等ひどく、その後若干燃え尽きたような感じになり、その後数年間はフルマラソンでさらに速く走ろうという意欲は湧きませんでした。

その後はタイム向上を狙わず、「ルナサンダルでサブ4」とか目先を変えたり、タイムを狙わずフルマラソンの大会を楽しみ倒したりして走っている時期がありました。

これは人によるのだろうとは思いますが、僕はタイムを追って走るのは年に2回位が限度のようです。

それ以上やると、なんだか気持ちの面で疲れちゃうんですよね。

タイムを追うのも、モチベーション維持に良いのかもしれませんが、逆に追わないこともモチベーション維持につながることがありました。

ランニング+Xを楽しむ

ランニング習慣化に「ランニング+X」はおすすめです。

タイムを追うとか、トレーニング的な要素は弱くなってしまいますが僕はこれ大好きです。

ランニング+通勤

僕がランニングを習慣化出来たのは「ランニング+通勤」の通勤ランのおかげと言っても過言ではありません。

家から職場の距離も走っていける距離であったことなど、通勤ランがやりやすい環境だったのも大きかったです。

元々は早朝ランや、仕事後のランもしていましたがどうしても「今日はいいか」とか「仕事で遅くなったから」とかでサボりがちだったので、通勤ランは僕にピッタリ合いました。

通勤ランは気分や、距離を踏みたい時などに応じて、往復7km、10km、15kmのコースの3種類があります。

ザックを背負って走るので、ゆっくりペースで走りますがいいトレーニングになっている感じがします。

ランニング+観光

観光地に走りに行くとか、走りの折り返し地点に観光地を持ってくるとかそういうランニングです。

距離を踏みたいとか、そういった時にとてもいいです。

帰りとか疲れちゃったら電車で帰っちゃってもOKだと思います。

一度ロング走で鎌倉に寄ってブラブラしていたら、もう走るのどうでも良くなって江ノ電乗っちゃったことがあります(笑)

ランニングシューズを楽しむ

ランニングシューズ、色々な種類・ブランドがあります。

僕はランニングシューズが大好きです。ここ数年はOnとブルックスがお気に入りです。

走り始めた頃は「ランニングシューズなんてどれも一緒でしょ」なんて思っていましたが、シューズによって全然違います。

ゆっくり走るのに適したシューズ、スピード上げて走るのに適したシューズ、ベアフット系シューズ、、、

モノを増やすのも限度があると思いますが、色々なシューズを試すの楽しいです。

新しいシューズで走るとテンション上がりますし、シューズをワークアウトごとに変化させるのも楽しいし、故障のリスクも下げるそうなのでおすすめです。

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トレーニングメニューを楽しむ

ただ漫然と走っていても飽きてしまうので、その時その時で「これだ!!」と思ったトレーニング方法を色々楽しんでやってきました。

「BORN TO RUN」を読んで、ベアフット系ランばかりやっていた時もありました。

これは僕のラン人生を変えたと言っても過言ではない本でした。

走り始めた当初、故障が多くて常に脚が痛い状態でおそるおそる走っていました。ベアフット系ランをやっていく中で故障だらけの状態から脱して、以前より長い距離を速く走れるようになりました。

故障がちで悩んでいる方は、ベアフット系ラン取り入れてみるのもおすすめです。

他にも、岩本能史さんの本を読んで「よし!峠走やるぞ!」と張り切って足柄峠に行ってあまりのキツさに「ここは走るところじゃない!!」と笑ってしまったり。

岩本さんの書籍のメニューは、シンプルでわかりやすく笑えるキツさ。でも楽しいです。

峠行って、数日たつと走力が上がっているのに本当に驚きで、その後は大会前のトレーニングには必ず足柄峠走を入れております。

他にも、我が家にある書籍に書いてある練習メニューをやって、自分の体の反応を見て楽しんでおります。

最近は、インターバル走も少しづつ取り入れたり、トラックで走る楽しさも知ったのでランニングの楽しみ方の幅が少し広がったかなと思っております。

無理しない。痛みを耐えない。楽しんで走る。

今でこそ「痛みは我慢しないし、楽しんで走ります」なんて言ってますが、「前年にDNFした野辺山ウルトラマラソンのリベンジ」を掲げて走っていた2018年あたりに、すごい貧血になってしまったことがありました(ヘモグロビン値が9まで下がってしまいました)。

体の違和感は目標としていた野辺山ウルトラマラソンのずっと前からありましたが、「こんな違和感に耐えられないから、去年DNFしたのだ」とガン無視を決め込んで走り、ロング走でも前哨戦のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンでも一緒に走る奥さんにキツくなると八つ当たりするなど、もう離婚だと言われても文句を言えないレベルのダメ亭主兼ダメランナーでした。

そんなで迎えた野辺山ウルトラマラソンは走り始めて10kmもしないうちに息切れが起こり、そんな状態でどうにかゴールは出来ましたが、その後手の爪も貧血の影響で変形し、階段を歩いて登るだけで息があがるという状態にまでなってしまいました。

そこまでなって、やっと病院へ行きました。

バカですねぇ。

その後貧血の治療で2か月位ノーラン。

あの時は、楽しんで走るとは全く反対のことをしていて、しかも体もおかしくなるというなんとも悲しい事態に。

目標は達成出来ましたが、楽しくはありませんでした。

楽しさのないスポーツなんて、なんて味気ないんだ。

僕は学生時代も楽しさを失って、まるでモノクロームの世界でスポーツをしているような時がありました。

頑張っているつもりなんだけど、結果も出ない。

あんなに好きだったはずの競技が楽しくもない。

ある時に、「もっと楽しんでやったら。今の君は楽しそうじゃないよ」と他の大学の先輩にアドバイスを頂きました。

そのアドバイスを受けて、思考に思考を重ね、その後自分の楽しさを中心に持ってきたら、結果も出てきました。楽しめるようにもなりました。

嫌いになりかけていた競技も再び好きになれました。

おっさんになって、ランニングでも同じことを繰り返してしまうとは。

バカですねぇ僕。

それからは、

「無理しない。痛みを耐えない。楽しんで走る」

をモットーに走っています。

これが、一番のランニング継続のコツだと僕は思っております。

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