来月のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン、そして5月の野辺山ウルトラマラソンの結果をほぼ決めると言っても過言ではない3月。
あくまで自分比ではありますが、それなりに頑張りました・・・・!
峠走、ロングジョグ、通勤ラン。この3つを柱に走り、月の前半には大山登山マラソンも。
2月からシューズをビブラムファイブフィンガーズやルナサンダルなどのベアフット系に全面切り替えをして、おっかなびっくり走っていたのも懐かしくなる位、だいぶ慣れてきました。
・・・が、まだまだ全面切り替えして時間は立っていないので、峠走やっても、ロングジョグやっても、翌日は超絶筋肉痛。
本当はポイント練の翌日もセット練としてスロージョグでも入れたい所ですが、そこは走りたい気持ちをグッと抑えて回復に努めました。あの筋肉痛の状態で走ったら、最悪故障しますねぇ(;^_^A
そんな感じで、それなりの刺激を加えたら、しっかりと回復させる・・・ということをより意識して過ごした3月でした。
例年と比べれば、低調な感じは否めませんがかなりどん底だった2月よりは状態は上向きになってきた3月。まさに復活の鼓動。
そんな3月を振り返っていきたいと思います。
3月月間走行距離:331km

月間走行距離は331kmとなりました。
今までの経験則上、僕はウルトラマラソン前は最低350km/月は走らないと厳しい結果が待っていることが多かったので、だいたいその数字を目安に計画を立てております。
今月は数字上は350kmは未達であったものの、これは先月からビブラムファイブフィンガーズ等のベアフット系シューズのみに切り替えての数字なので、個人的には驚きの数字でした。
どんだけダメージが蓄積しても、足裏がどうかなっても、クッション性のあるシューズは履かない(距離を踏むよりも狂った接地感覚を良くする方が優先と考えた)と決めたので、月間走行距離は300kmも行かないのではないかと予想していましたが、いい意味で予想を裏切った感じ。
とはいえ、やはりポイント練のダメージは従来のシューズを履いているよりも甚大で、そのリカバリーで休養が多くなっていたのは事実。今までのアプローチだと、そこで休まずにクッション性のあるシューズを履いて距離を稼ぎに行っていたので、この変化が本番でどのような影響を及ぼすのか。このあたりの検証も今後楽しみです。
トピックス
3月のトピックスは、
- 足柄峠走
- 60kmロングジョグ
- 大山登山マラソン
- ビブラムファイブフィンガーズ V-Trail購入
以上の4つ。ひとつひとつ振り返っていきたいと思います。
足柄峠走

足柄峠走は2回やりました!
2回とも甚大なダメージを負い、3日は休養しないと筋肉痛から解放されなかったですが、それを超えるメリットがあると思っております。
なんだかんだで峠を走ると脚がタフになるような気がする。
特に僕は普段が海岸線沿いでアップダウンのあまりない町に住んでいるので、坂道耐性が低いので、この状態のままチャレンジ富士五湖や野辺山に挑戦すると、坂にやられること不可避な感じ。だから、アップダウンに慣れると同時に強化しないといけない。
・・・そんな意図を持って走ってきた足柄峠。
チャレンジ富士五湖と野辺山のアップダウンに負けない脚は出来たのか。当日に確認するのが楽しみです(遠い目)。
60kmロングジョグ

ウルトラマラソンに向けての僕的一丁目一番地のトレーニング、それが60km走。
長い時間動き続けることを体に覚えさせる意味でも、すごく重要だと思っております。
今回はかなりゆっくりペースでいきましたが、どうにか歩かずにコンプリート。
しかし、この日のペースで行くとチャレンジ富士五湖本番は関門に引っかかってしまうペース。
ここで得た課題を4/6(日)の50kmロングジョグで解消。とりあえず6:00~6:30/km位で巡航出来るようになりました。
本番は120km。ゴールまで果てしない感じしかしないし、薄ら笑いしか出ませんが、どうにかなりそうな所まで自分をたたき上げれたことに手ごたえを感じました。
大山登山マラソン

ここがターニングポイントになった大会でした。
まだこの時は2月に走行中に脚が抜ける感じや、接地感がおかしい感じが結構あって、ベアフット系シューズ縛りを始めて2週間位の所。
自分がどれくらい走れるのかも、全然わからない感じだったので、「とりあえず一生懸命走ってみる。頂上で出し切るのではなく、帰りも会場まで走って帰る所までを考慮すること」というテーマで走りました。
結果は望外の60分切り。
「ビブラムでも、それなりに速く走れるんだ」
「距離踏むことに慣れれば、これでウルトラもイケるかも」
そんな謎の確信を得たゴール地点の阿夫利神社。
この日に「ウルトラマラソンもベアフット系で行く」と決心しました。
短期的に見れば、ベアフット系に適応していくには期間が短すぎる気もしますが(1か月と少ししかない)、接地がわかりやすくて、脚が抜ける症状が出にくくて快適に走れることを最優先。快適さが楽しさに繋がることも確信。これは、ベアフット系で行くしかない!!
元々はベアフット系で感覚を良くして、シューズにウルトラ直前で戻そうか・・・と迷っていましたが、そんな迷いも断ち切れた大山登山マラソン。
色々な迷いがぶっ飛んでしまうくらい、なんか楽しかった。
ああいう気持ちになれたのは、なんかすごく久しぶりのような気がした。
ビブラムファイブフィンガーズ V-Trail購入

手持ちのビブラムファイブフィンガーズ V-Runのソールが剝がれてきて(接着剤でくっつけて使ってますが)、そんな状態でウルトラで使うのは心許ないのでウルトラマラソン本番で使おうと購入。
トレイルモデルにしたのは、V-Runよりも少しだけ足裏の突き上げがマイルドそうだから。
小石踏んだりとか、ボコボコした道走ると、無茶苦茶足裏にダメージが蓄積するのでそれを少しでも軽減してくれないかなぁという狙い。
その狙いは「ビンゴ!」だったのですが、4/6(日)のロングジョグで左足のベロが足首に当たって痛みが発生するというトラブルが発生(;^_^A
どうも接地の時に背屈したタイミングでベロに当たって、痛みが出ている感じなんだけど、チャレンジ富士五湖まであと14日の段階でこのトラブルが出るとは・・・・。足柄峠走でも2回履いて、60kmジョグで履いた時も大丈夫だったのに(ベロが当たるな・・とか、硬いと感じる時はあったが)。
背屈が左だけ強いような気もするので、そこを改善することは勿論だけど、ベロに切り込みを入れたりして少しでも当たりを柔らかくする(場合によってはベロを切り取るか?)工夫もしようかと思うし、それでもダメならアッパーやベロがV-Trailより柔らかいV-Runを使う。それでもダメならルナサンダルで行く。
本当ね・・・14時間とか動き続けるのに、「当たって痛みが出る」とわかっているシューズで行くとかヤバすぎる。ウルトラで小さな違和感を放置しておくと、その小さな違和感は指数関数的に増大していって、やがて走行不能に追い込んでくる。どんな快適に走れるように準備してても何かしらトラブルが起こるのがウルトラだと思っているので、最初からそんな爆弾を抱えて走るのは博打が過ぎるので策を打っていきたい。
すごい気に入っているV-Trailでまさかのトラブル。自分の動きを見直しつつも、色々工夫して快適に走れるようにしていこうと思う。
まとめ

3月に入った時には、相当走りの状態が悪く、走ることそのものも楽しめないといった感じでしたが、だいぶ長かったトンネルの出口が見えてきた感じがする3月終わりでした。
走力=以前のタイムで走れること&最長距離を踏めるかどうか
で、考えるとまだまだ途上ですが、走ることを楽しむという点では最悪の状態は脱したし、今は日々感覚が良くなっていくことと、少しづつ走力が伸びていく過程が楽しくて仕方がない。
それに、チャレンジ富士五湖120kmも、当初は完走なんて無理だろうと正直思っておりましたが、少し完走出来そうなビジョンも見えてきました。
それでも、制限時間ギリギリの攻防になることは間違いないし、何かひとつのボタンの掛け違いで完走ラインから脱落するような、危ういチャレンジ。
・・・だけど、今までも「万全」でチャレンジしたことなんてないし、「絶対完走出来る」なんて思って出走したことはない。
蓄積する筋疲労、消化器系トラブル、暑さ、寒さ、気圧、眠気、精神崩壊などなど、僕を阿鼻叫喚に誘う魔物達が富士五湖で手ぐすね引いて待っている。
それらとうまく付き合いながら、景色やら食べ物やら楽しんで進んでいくのがウルトラの楽しみ。
まぁ、そう考えると、いつも通りなのだと思う。
そんなことを思った3月末。
4月はいよいよチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン。
元気にスタートラインに立てるように準備していきたいと思います。
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