坂道。
チャレンジ富士五湖も野辺山ウルトラマラソンも強烈な坂がある。
チャレンジ富士五湖は、船津の坂、北麓公園から山中湖へ向かう所の坂、足和田出張所から西湖へ向かう坂。
野辺山ウルトラマラソンは、コース最高点へ向かう際の坂、稲子湯出た後の坂、馬越峠、その他そこらじゅうにある坂道。
この坂、確実に脚を削ってくる恐るべき宿敵。繰り返す登りでハムとケツは軋みだし、下りで大腿四頭筋が破壊される。この二つを庇っているとふくらはぎも破壊される。
そう。筋繊維の軋みは阿鼻叫喚への前奏。
登り切った後にはいい景色が見れるのは良いとして、走っている時には確実にそんな地獄を提供してくれる曲者。
「坂を攻略するには坂を走るしかねえ!!」
ということで走ってきました足柄峠。
翌朝、すさまじい筋肉痛でびっくりしながら起床。やっぱりフラットな所と坂は別物だなぁと痛感。
そんな筋肉痛を味わいつつ、足柄峠走を振り返っていきたいと思います。
3/2(日)ランニング結果

【3/2(日)ランニング結果】
- 足柄峠走:25km(2時間39分、平均ペース:6:20/km)
- シューズ:ビブラムファイブフィンガーズ V-trail

結果は上記のような感じ。
この日はおニューのビブラムファイブフィンガーズでルンルンで走り出したはずでしたが、強烈な登り坂を前に完全にノックアウト(;^_^A

自分でビブラムをチョイスしたとはいえ、シューズと比べて進まないので坂をいつものペースで登れないまでは想定内だけど、それでもいつもより呼吸が乱れる・・・これは何故なんだろうか・・・(;^_^A
筋出力がシューズ履くよりも高くなっているからとかなのかな。
そんなことを考えながら、ビブラムをチョイスした自分を呪いつつ、トコトコ走ってどうにか頂上へ。
少し休憩した後は、いざ下りへ。
下り坂は得意だし、ウルトラマラソンではタイムの稼ぎ時・・・なんですが、やっぱりここもビブラムなので接地を丁寧にいかないと足裏が爆発することは必定。
丁寧に丁寧に下っていきます。ペースはシューズ履いた時と比べて30~60秒はゆっくり。
かなり丁寧に走ったつもりでしたが、山北駅に帰ってくる頃には結構足裏が刺激過多になったような感じでワナワナしておりました(;^_^A
いやー、鍛錬不足です!
そんな感じで無事に峠走を終えて、翌日からは強烈な筋肉痛(ふくらはぎ、大腿四頭筋、これは筋肉痛ではないけど中足骨あたりもめっちゃ疲労来ている感じ・・・中足骨はアカン。)。これをしっかりと回復させて、またトレーニングを再開していきたいと思います。
次の日曜日は大山登山マラソン!しっかり心肺に刺激を入れつつ楽しんできたい。
2/24(月)~3/2(日)週間走行距離

週間走行距離は、まさかの90km・・・距離走れてるじゃないか・・・!!
今週もビブラム縛りで、接地感を取り戻すことを重視して走りました。
しかしまぁ、走っていて感じるのは自分の接地の拙さ。
6:30~7:00/kmで通勤ランはしているし、この日の足柄峠走もシューズ履いている時と比べるとかなりゆっくりなのですが、ダメージがすっごいです(;^_^A
・・・てことは、かなりシューズに頼ってしまっていたということ。
頼って頼って、接地感がわからなくなって、脚が抜けるような感じが出てしまって、今ビブラム縛りにして、この現状。いやー、なんか悔しいですなぁ。シューズの高性能がないとここまで走る能力が落ちるとは。まぁシューズに限らず道具は人間の能力を拡張し続けてきたと思いますし、それを否定する気もないですが、個人的にはここまで履き物が変わったことで変わってしまう自分の走力が悔しいですねぇ(;^_^A
それと同時に少しづつではあるが、それに適応しつつある自分にも驚いております。
筋肉痛がひどかったり、足裏のダメージがある時は、「クッション性のあるジョグシューズでとりあえず走る」ということをせずに「休養する」という選択肢になるので(現在ベアフット系シューズ縛り中)、体が出しているサインに従わざるを得なくなり、走行距離が落ちますが、そんな状況でも思っていたよりも距離を踏めている自分に驚きです。
まぁこんな感じで少し遠回りしているので、4月のチャレンジ富士五湖、5月の野辺山ウルトラでゴール出来るレベルにまで到達出来るかはわかりませんが、「そこに間に合わせる」ことを主眼に置くのではなく、あくまで「接地感を取り戻す」「走りの感覚を良くする」ことを主眼に置いて取り組んでいきつつ、少しづつ長距離に適応させていきたいと考えています。
今週末は大山登山マラソンでもういちどアップダウンの刺激を入れます(ゴール~会場も走って帰る予定w)。
その翌週からは長い距離を入れていく予定。
刺激を加え、そのダメージをしっかり回復させて、また刺激・・・以下繰り返し・・・のサイクルを回しつつ、4月のチャレンジ富士五湖当日にどのような状態になっているか。
これからも、マイペースで取り組んでいきたい。
コメント