2/16(日)のロングジョグで今までも感じていた不調がより顕著に現れ、脚が抜けるような感覚にまでなってしまったことを受けて大幅にチャレンジ富士五湖・野辺山ウルトラマラソンに向けてのトレーニングプランを変更することとしました。
不調の内容は、
- 走っている時に脚が抜けるような感覚が出ることがある
- 上記に伴い接地がクチャクチャした感じ(?)になってしまう
- 上記に伴い変に力んで走ってしまい、脚が攣る
そんな状態。昨年末から時々あったものの、年明けからは時々とは言えないレベルになり、走っている時の感覚も最高に悪く、館山若潮マラソンの完走記でついに書いてしまいましたが「走っていて全然楽しくない」という所まで行ってしまっている状態でした。
走りの感覚がおかしいとか、その他色々なことが重なって、今この状態にあるような感じ。
走りの感覚がおかしいことに関しては、過去にもここまでのレベルではないもののこういうのは経験があって、処方箋はある。
それは、接地感覚を取り戻すには、ベアフット系シューズ、もしくは裸足で走る事。これだけ。超シンプル。
ただ、これは「ウルトラマラソンは距離を踏まないと完走出来ない」と思い込んでいる僕に取っては究極のいばらの道。
週間走行距離100km、峠走、60km走・・・・これらのことをベアフット系でこなせるのか。クッション性のあるシューズを使いに使って、これらを昨年はやっとのことでこなしてきた。しかし、僕にとってクッション性のあるシューズは諸刃の剣。なんか走りの感覚がおかしくなる。
接地感を取り戻すのに推定1か月(3月中旬頃)。それからシューズに戻す?
あるいは、そのままベアフット系で行ってしまうか?
この辺りのことを最近考えつつ走っているが、方針が今一つまとまらないというか整理しきれていないので、整理の為に色々方針を書いていきたいと思う。
新方針
2/16(日)のロングジョグで「ダメだこりゃ」となったのは前述の通り。
それまでは、4月のチャレンジ富士五湖(120km)、野辺山ウルトラマラソン(100km)に向けて、昨年と同様にクッション性のあるシューズを駆使して、
- 週間走行距離100kmの達成
- 峠走
- ロングジョグ(30~60km)
上記を大きな目標として取り組んで、体作りをしていく方針でした。
・・・が、冒頭で書いた通りの不調。
他にも色々かみ合わないこともありましたが、冒頭の不調は走りそのものだからヤバい。
「思うように走れない」→「焦る・苛立つ」→「楽しくない」→「でもやらなくちゃ」
の地獄のループに昨年末位からハマっていた気がする。
問題を色々切り離して考えると、走りそのものに関しては、完全に接地感がおかしい。これに関してはクッション性のあるシューズと距離を取れば解決に向かう事を過去にも同様のことを経験していることから理解している。
そこで、ベアフット系、もしくは裸足で走ることとし、クッション性のあるシューズは当面封印することとした(具体的にはグリセリン21、ハイペリオンテンポ)。
つまりは残りの手持ちはビブラムファイブフィンガーズか、ルナサンダル、そして裸足w
この不調を脱するには、まずはクッション性のあるシューズを履いて距離をこなすという考えを捨てる必要がある。
最近はモノを手放すことを色々とやっていましたが、まさかランニングでも色々と削ぎ落すフェーズが来たとは・・・!!
新方針としては、
- ベアフット系(ビブラムファイブフィンガーズ、ルナサンダル、裸足)で走る
- シューズを履いていた時のスピード、距離は忘れる
- 激しい筋肉痛が出た時は必ず休む
- 少しづつ一度に走る距離や時間を伸ばしていく
上記をやっていき、接地感を取り戻すリハビリをしつつ、長い距離・時間を動けるようにしていくこととする。
本番はどうする?
このブログを書いている時点(2月末)で、ベアフット系でクロカン2時間半、山道歩きとジョグで4時間位、距離ベースだと30kmは走れるようになってきた。ただし、楽ではない(;^_^A
上記を踏まえて、大会本番は何を履くか。選択肢は2つ。
ひとつは、以前と同じようにシューズで出走。直前まで今の流れで行って、シューズに合わせる。
もうひとつは、このまま本番へ行く。
前者は、今までとほぼ同じような流れ。
メリットは何といっても「シューズの性能の恩恵を受けれること」これは大きい。
デメリット・・・というかリスクは「脚が抜ける感覚や接地感覚がわからない症状をぶり返してしまうこと」。おそらく、これが大会中に出たら間違いなくDNF。DNFどころか、楽しく走るどころでもなくなってしまう。あの症状が出た時の絶望感は味わいたくない。
後者ははっきりいって、ほぼ未知の挑戦となる(正確には8年前位にサンダルで12時間走に挑戦して80km位走ったことがある)。
メリットは「脚が抜ける症状と接地感覚がわからなくなる症状が出るリスクがかなり下がる」点。
デメリットは、クッション性やサポート機能がないので、裸足程ではないにせよ、かなり自力が問われる。この記事を書いている現在でも、シューズを履いて走る20kmとベアフット系で走る20kmは全くの別物と感じている。
また、スピードもシューズの時程は出ない。出たとしても、足裏がどれだけ耐えられるか。それくらいまだ接地の技術も拙い。
簡単に整理すると、上記のような感じ。
まだ結論は出ていませんが、楽しいと思える方でやろうと思います。
まとめ
思わぬ不調で、なんかすごい回り道をしている今日この頃。
昨年から色々かみ合わない中で、追い打ちをかけるようにランニングそのものの不調までやってきてしまいましたが、「ベアフット系で接地感覚を取り戻しつつ、ウルトラの距離や時間に適応していく」という方針にしてから、走ることの楽しさが戻ってきたような感じがします。
本来ならば、チャレンジ富士五湖まで一か月とちょっとでこの状況は由々しき事態なのですが、昨年から常にあった思うように走れないことへの変な焦りもないし、走れなくなった原因探しやモヤモヤした気持ちもなくなり、純粋に日々走れている感じがして、こういう気持ちで走れるのは久しぶりのような気がします。
思うのが、ランニング以外の話になりますが、ここ最近でさらにモノを手放してスッキリしました。
モノと同様に、ランニングも何かを削ぎ落していくフェーズに入ったのかもしれないと思いました。
思えばここ最近、色々と履き物やトレーニング方法、タイムのこと、色々と自分に付け足しすぎていたのかもしれない。モノやコトについては、色々な付き合い方があると思いますが、僕は今まで取り組んで来たことは何でも最終的にはかなりシンプルな感じに収束していく感じがあります。
そんな時が来たのかなと。
ベアフット系を履いて、シューズで走っていた時よりもかなりゆっくり走るようになりました(正確にはそうならざるを得ないのですが)。でも、景色も今まで目に入らなかったものが入るようになったし、正直走るのが楽しくなくなっていた昨年末あたりから2月中旬とは、まったく違う心持ちで走るようになっています。
そんな感じの現状。
- ベアフット系(ビブラムファイブフィンガーズ、ルナサンダル、裸足)で走る
- シューズを履いていた時のスピード、距離は忘れる
- 激しい筋肉痛が出た時は必ず休む
- 少しづつ一度に走る距離や時間を伸ばしていく
そんな新方針の下、ようやく取り戻しつつある「楽しさ」を大切に走って行きたいと思う。
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