ついに2月になり、4月にあるチャレンジ富士五湖ウルトラマラソン、5月の野辺山ウルトラマラソンに向けての準備を始めました。
準備をする中で、不安だったり、欲張ったりと当初の方針からブレる行動をとってしまうことが今まで多々あった為、ブレがちな自分の為に準備の方針を書いておきたいと思い、この記事を書きました。
トレーニングを積む中で、迷ったり、ブレそうになった時はこの記事に帰ってきて、ブレずにトレーニングをしていきたいと思います。
何度挑戦しても、強敵中の強敵である、チャレ富士と野辺山。
チャレ富士に関しては、昨年4度目の正直で118km完走。しかし、これは相当色々上手くいっての結果だと思うし、当時の自分は何かキレていたのではないかと思う位走っていたし、当日も走れていた。
あの奇跡を2度、3度と再現出来たら、再現性が出てきたとようやく言えるような感じになってくると思う。そして、現時点では既に厳しい戦いになるだろうと思っている。
野辺山もそうだ。なんだかんだで6回ゴール出来ているが、あくまで「なんだかんだ」。道中で何度自分の豆腐メンタルがグシャグシャにつぶされたかわからない。
つまりは、どちらも僕にとって最強の対戦相手であり、最も燃える対戦相手であるということ。
そして、燃えると同時に、大好きな大会でもある。
これらの大会を楽しむには、相当な覚悟と準備をしないと僕の力では厳しい。
そんな覚悟と楽しむ気持ちを持って、当日までの準備期間を過ごしていきたい。
トレーニングの方向性
トレーニングで意識することは、「走る量を増やすこと」。
具体的には、
- 週間走行距離100km越えの週を月に2~3週
- 月間走行距離は350~440km/月位を目安に(昨年はこれくらいで推移していた)
走る量は上記で、トレーニング内容は、
- ロングジョグ(20~60km)
- 峠走(足柄峠)
- 速めのペース(4:40/km位を上限に)での15~20km走
- 通勤ラン(時々流しを入れる)
- 不整地ジョグ(時々。近所の公園、もしくは相模原ギオンスタジアム)
これらをやる。注意点は「息が弾まない程度で押していくこと、ウルトラマラソンだからと過剰にゆっくり走らないこと」を注意する。
昨年良かった点はまさにそれで、トレーニングの段階から過剰にゆっくり走らなかったことで軽快に走れた点が良かった。今回もそれを踏襲したい。
後は、故障しないこと。足が痛い時、体調が悪い時は休むこと。よく食べ、よく眠ること。リカバリーも含めてトレーニングであることを肝に銘じること。
そして一番大切なこと、楽しむこと。
こんな感じの方向性でやっていきたい。
参考書籍:完全攻略ウルトラマラソン練習帳
参考書籍は岩本能史さんの赤本。
メニューをそのままなぞることはしませんが(なぞれなかった時に「出来なかった・・・」と心的ダメージがデカい為)、メニューの流れを参考にする感じ。
後はレース中の補給やメンタルマネジメントを読み込んで、当日のシミュレーションをしていこうと思います。
メンタルの準備
覚悟。
これにつきる。
「楽しく」とか「景色を楽しんで」とか、呑気にレポとか事前の記事では書いているし、それもそういう瞬間も間違いなくあるのは事実なんだけれど、どうやっても地獄の時間は訪れる。
チャレンジ富士五湖では、
山中湖ですでに疲れを感じたり、
38kmの北麓公園エイドで、もう終わりにしたくなったり、
本栖湖で全身の虚脱感と筋疲労で座り込んだり、
振り返っても何も覚えていない時間があったり、
野辺山でも、
想定外に暑くなったり、
悪態つきまくりの闇の時間があったり、
50km~馬越峠までが地獄のように長く感じたり、
90kmから先なんて永遠に終わらないんじゃないかって思ったり。
万、いや億を超える「止める理由」に対して、たったひとつの「ゴールする」という意思で前へ前へ進んでいく、そんな果てに思うのが「楽しかった」という感情なのだと思う。
そういう想定外の事が起こること、それらが作り出す地獄、ネガティブになった自分が作り出す地獄、「それもウルトラあるあるですわ!!」と笑い飛ばす覚悟を当日に作れるか。
ウルトラを走れる脚と、ウルトラを走れるメンタル。
どちらもすごく大切。
覚悟。こちらもしっかりと準備していきたいと思います。
ギアの準備
ギアも補給も、基本的には昨年のものを踏襲する予定。
シューズのみ少し迷っていて、ハイペリオンマックスを買ってトレーニングで試そうか悩んでいます。
昨年走ったハイペリオンテンポで問題ないのですが、少し気になっており、財布等と相談し試すかどうか決めていきたいと思います。
まとめ
一年間の中で「距離」という意味では一番のビッグチャレンジとなるチャレンジ富士五湖と野辺山ウルトラマラソン。一番キツい目にもあっていますが、一番好きな大会でもあります。
富士五湖と野辺山の道中を楽しめるように、しっかりと準備していきたいと思います。
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