飼い主が風邪ひいたり、フルマラソンひいこら走ったり、色々やっている間もリクガメ達は相変わらず元気な感じで過ごしておりました。
リキ男さんはというと、
寒いからなのかなんなのか、メシ待ちして、メシ食べたらバスキングをしてボヘーッと過ごす日々。
天気の良い日は、外の天気を察知するのかケージ内でもごきげんで暴れまわっているのですが、冬は基本的に活動量が減るかなぁという感じです。
そしてずんさん。
ずんさんは絶好調。ずんさんは、今位の気温(ケージ内:夜間24℃、昼間28℃位)が心地良いのかメシに対する集中力もすごく、目をギラギラさせながらケージ内を歩き回っております(;^_^A
同じ地中海系リクガメと言われる、ギリシャリクガメとロシアリクガメですが適温域が異なるようで観察していると面白いです。
我が家のケージ内温度は
- 夏(無加温):夜間28℃、昼間33℃位
- 冬(加温):夜間24℃、昼間28℃位
上記のような感じですが、ギリシャリクガメのリキ男さんは夏の温度のほうが活動量が増えていて、冬に落ちます。反対にロシアリクガメのずんさんは夏活動量が落ちて、冬になると増える傾向がある感じがしています。
リキ男もずんさんも亜種は不明で、他にも個体差等もあるとは思いますが、こんな感じで同じ「地中海系リクガメ」とカテゴライズされていても、適温域は異なるのかなと感じました。
かといって、四季を通じて全く昼夜温度揃えるのも季節感なくてなんだかなぁと感じるので、我が家は冬眠はさせないものの、リクガメ達が体調を崩さない範囲で夏と冬で温度差を付けて季節感を出していくのはアリなのではないかなと思っております。完全にフィーリングの話になってしまいますが。
そんな感じで過ごすリクガメ達のメシのレパートリー、というか色々な栄養素を取ってほしいなということから、気になっていた爬虫類用サプリメントを購入しました。
ばん。
その名も「ジョジョフード レバンテ」。
これ、配合されているものが面白くて。
「主原料に乳製品、豚肉粉、魚粉、鶏肝臓、ビーフエキス、卵黄粉・・・・??他の原料はわかるけど、これを草食性のリクガメに与えていいのか??」
これがレバンテが発売された頃に、このサプリメントに抱いた第一印象。
でもここ数年で、色々情報収集する中で草食性のリクガメも「完全に」草食性という訳ではなく動物性たんぱく質も食べているようだということが判明してきました。
一時は、「リクガメは完全草食!可能な限り低たんぱくで」と考えて給餌していましたが、ここ数年でリクガメの食性や色々な飼育者さんが発信している情報を見て、考えが変わり、「たんぱく質も必要」という考えに傾き、リクガメフード等も与えるようになりました。
与え始めて驚いたのが、我が家に16年いるギリシャリクガメのリキ男さんの変化。
なんか、パワフルになったという印象。数値的な変化はわからないものの、見た感じの印象で言うとパワフルになりました。
たんぱく質だけでなく、その他のミネラル等の要素もあるとは思いますが、この一件で「配合飼料、アリだ!!」と思いました。
そんな経緯からリクガメフードを週1回与えるように。
で、それでも気になる動物性たんぱく質の件。リクガメフードには僕の知っている限りではそういったものが含まれているものはない。
かといって、動物性たんぱく質を含む他の動物向けのものを与えるのは、動物性たんぱく質の量が過剰になるリスクもあるように感じる。
そんな中で、「ジョジョフードのレバンテって爬虫類用サプリメントあったな・・・・確かあれ、カルシウム、ミネラル、ビタミンの他に動物性のもの含まれていた気がする・・・」と思い出し、購入してみることとしました。
見た目は茶色かベージュっぽい色で、野菜に振りかけると結構目立つ感じ。
うちの連中は、よく食べたかというと・・・
うちの連中は割と何でも食べるので説得力はアレですが、嗜好性には大きな影響なく与えることが出来そうでした。
今後は週に1回、レバンテを振りかけたものを与えていきたいと思います。
基本草食性の爬虫類に、「動物性たんぱく質も少し与えたい」という場合に良いサプリメントなのではないかと感じます。
これからも、リクガメの食性について調べていくことを続けていって色々トライしていきたいと思います。
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