気が付いたら、チャレンジ富士五湖まで約1か月。
疲労を抜いていくことも考慮すると、ハードなトレーニングをする期間もあと少し。
この日は、やろうと思っているトレーニングの中では一番ハードと言っても過言ではない60km走。
ここでしっかり走れれば、自信にもなるので気合いを入れて挑みましたが、なかなか上手くはいきませんでした。
・・・が、それこそがウルトラマラソン。
道中には色んなことが起こる。
それを捌いていきながら走っていくしかない。
そんな感じで、色んな意味で本番を想定したトレーニングとなった60km走、振り返っていきたいと思います。
3/17(日)ランニング結果
【3/17(月)ランニング結果】
- 60km走:5時間59分(平均ペース:5:56/km)
- シューズ:ブルックス ハイペリオンテンポ
スタートは朝の5時台。もう空は明るくなり始めている中でのスタート。
この日は、自宅~小田原往復の60kmコース。
昨年のウルトラマラソンの準備でも1度60km走をやって挑み、いい結果が出たので今年も1回だけにすることにしました(それ以前は何度かやっていたのですが、疲労がデカすぎてトレーニングの継続性が断たれること、メンタル面での負荷がデカい、この2点を考慮して回数を減らしました。その代わり、週間走行距離を100km以上にすることに重きを置いて、一度のワークアウトでドカンと長い距離を走るというよりもトータルで距離を踏むことに重きを置いて準備しております。)。
そんな考えで今回も準備をしてきた。
割と計画通り週間走行距離100kmはここまで達成出来ているが、疲労はさすがに感じるようになってきた。
そんな中での60km。
途中、30km~40km位で一度精神的にキツさを感じる時間帯が。
ここ最近頭を悩ます家庭問題が頭の中を支配してくる。
「走っている場合なのだろうか?」
そんなことをふと思う。色々考えていると、真面目に生きていることすらアホらしくなってくる。
でも、わかっている。投げ出した所で、現実は何も変わらない。
今、その問題を思い悩んだ所で何も変わらない。
今は走る時なのだ。そして、その問題に取り組む時にそのことに取り組めばいいのだ。
こうして文字にすればたやすいことのように思えるが、僕にはそれがすごく難しい。
家庭問題はすごく困った問題だ。しかも落ち度はマジでこっちにはない。
だから頭に来るし、割り切れない気持ちもどうしてもある。
でも、だからといって四六時中自分の気持ちを自ら損なうのは違うと思う。
こういう切り替えの下手くそさが、僕の弱さだ。
そんなことを考えながら走って行くと、やがて頭の中からその問題は消えていった。
45kmを超えてからは、さすがに脚が重くなってきた。
「これぞウルトラマラソン」
というような脚の重さだ。暑さも相当キツい。頭がボーッとしてきた。
途中コンビニでポカリを飲み、さらに経口補水液を飲み、どうにか復活。
今回、結構精神的な波が大きくあって、肉体的なキツさよりもそっちがキツかった。
チャレンジ富士五湖、当日に家庭問題に対応しなければいけなかった場合、DNSもあるが、可能な限り出走したい。
そして、出走したからには完走したい。
結局の所、家庭問題があろうがなかろうが僕のウルトラマラソンの課題はメンタルだ。
脚がどうこう、走力がどうこうもあるが、メンタルがかなり大きい。
家庭問題も、ウルトラのキツさも、全部楽しむ位の覚悟を持っていく。それだ。
強い自分は程遠いが、弱いなりに投げ出さずに進んでいきたい。
メンタル以外の反省点
良かったこと、反省点は下記の通り。
【良かったこと】
- 波は大きくあったが、どうにか投げ出さずにやれた(心身共に波はある。回復を信じて粘る)
- 経口補水液は神(当日もOS-1ジェルは持って行く)
- 脚が痙攣する等のトラブルはなかった
【反省点】
- ケツ擦れ発生(ケツにワセリンを塗る)
- 日焼けしてしまった(日焼け止めをガッツリ塗る、日焼けの疲労は侮れない)
日焼けに関しては、大会の時にはアグレッシブデザインを使うが今回は普段使いのやつを適当に塗っただけだったのが良くなかった。「適当に塗る」ではなく、ちゃんと塗るようにしないとなぁ。
ケツ擦れも60km位なら起こらないだろうと思っていましたがしっかり発生(笑)
この辺りのこともしっかり準備してロング走に挑まないとダメだなぁと実感。
こういう細かいトラブルを如何に事前に防いでいくかがすごい大切だと思うので、トレーニングの時点からしっかりやっていきたいと思います。
3/11(月)~3/17(日)週間走行距離:123km
先週は123km走りました。
ついにチャレンジ富士五湖まであと約1か月。
週間走行距離100km越えの生活もだいぶ慣れてきました・・・が、やっぱり少しづつ疲労が出てきたように思います。
休養日を必ず設けるようにして、最低でも週に1回、それでも厳しい時や天候が悪い時は躊躇わずに休んで回復も重視していくようにしていきたいと思います。
この週に、チャレンジ富士五湖に向けての目玉トレーニングでもある60km走を終えたので、後は週間走行距離をキープしつつ、足柄峠走や40~45km位のジョグをやっていき、4/8(月)以降は走る頻度は変えずとも走る量を落としていって本番に備えていきたいと考えております。
後は、補給食や大会の擦れ対策、メンタルマネジメント、ペース表の準備なども進めていきたい。
いよいよ直前となってきました。
本番のイメージトレーニングもしつつ、過ごしていきたいと思います。
コメント