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チャレンジ富士2湖ジョグ。チャレ富士の思い出を添えて。

ランニング
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8/20(日)、涼しさと良い景色を求めて富士五湖へ行ってきました!

当初は本栖湖→西湖→精進湖を走る予定でしたが、まだ40kmの距離を走破する体力は戻っていないと判断し、本栖湖→精進湖の2湖を走ることに変更し、走りました。

景色も良く、標高も高いことから気温も低くてかなり快適に走ることが出来ました。

これだけ書くと、とても平和な感じで終わったチャレンジ富士2湖。

しかし、そこは僕に数々のトラウマを与えてきた富士五湖。

今年の4月のチャレ富士ではどうにか完走することが出来ましたが、本栖湖がそのリベンジを果たそうとしてくるが如く、苦しめられる場面もありました。

そんなチャレンジ富士2湖、振り返っていきたいと思います。

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8/20(日)ランニング結果

この日はOnのクラウドストラトスで走りました。

真面目にランを振り返ると、この日は本栖湖県営駐車場に車を置いて本栖湖→西湖→精進湖のコースでおよそ40km位を走れたらいいなという位で走り始めましたが、僕が今月初めに熱中症になってからまだ30kmも走っていないことから40km走ることに恐怖感を感じた為、西湖をナシにして本栖湖→精進湖の2湖に変更。

最初の本栖湖では、標高が高いことの影響なのか呼吸が苦しく、加えて何故か眠気も出て、走りのフィーリングも悪かったですが精進湖ではリズム良く走ることが出来、どうにか気持ちよく終えることが出来ました。

気温も本栖湖県営駐車場に到着した6:00過ぎ時点で、20℃位だったので距離を踏みたかったのですが無理してやっても仕方ないので、今回は距離を短くして良かったと思います。

ランの真面目な振り返りはこれくらいにして、ここからはちょっと阿鼻叫喚やら脳内を旅した道中を振り返っていきたい。

まさかの因縁?トラウマ発動か。夏の富士五湖ラン。

「またここに・・・やってきたか・・・・」

因縁の地、本栖湖県営駐車場。

おそらくこんなに駐車場に思いを持つことなど、この先ないのではないかと思う。チャレンジ富士五湖で真っ白に燃え尽きて座り込んでしまったり、ヨレヨレでここから走り出したり。

そんな思い出の場所があるなんて、まぁ幸せなことなのかなと思う。

この日はロングジョグをやりにここまでやってきた。

コースは、本栖湖→西湖→精進湖の3湖めぐり。

月初に熱中症になってからの再立ち上げ期であることが不安要素だけど、涼しいから(AM6:00で20℃)大丈夫だろう・・・。

そんな目論見で、ポクポク走り出しました。

リベンジ本栖湖

本栖湖県営駐車場で出発してすぐ、鹿に会いました。

走り始めて、すぐに鹿に遭遇したり、大会で通っているはずなのに「こんなものあったっけ?」とか言いつつ奥さんと進んでいきます。

しかしなんだこれ、標高が高いからか?やたらと息が上がる。

うーん、やっぱり予定していた40kmジョグは無理かなぁ。

悩みながら進んでいくと、本栖湖の湖畔に到着!

本栖湖は相変わらずきれい。きれいなんだけど、今月の頭に熱中症になった影響で夏バテ気味だからなのか、今までのチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンで、本栖湖の水量全てと言っても過言ではない量の煮え湯を飲まされ続けてきたトラウマのせいなのか、とにかく体が動かない。

走っているフィーリングが悪くて、加えて仕事のトラブルまで思い出してしまって、途中は最悪な気分だった。

なんかこんな感じになって、いつかのチャレンジ富士五湖は足和田出張所でリタイアしたなぁ(遠い目)

今年のチャレンジ富士五湖で、長い時間座り込んでしまった公衆トイレの椅子。

この辺りで奥さんに「40kmは走れないので、本栖湖走って、精進湖で私は終えますので候」と伝えてヨロヨロ走り出す。

呼吸もキツイし、なんか眠い。

何も4月にあそこまで追い込んできた本栖湖よ、こんな普通の日にロングジョグにきた僕をここまで責め立てなくてもいいじゃないか・・・・。

そんな感じでヨレヨレで本栖湖を終了。

リズム変更

精進湖へ行く道は雑生い茂りまくりで、楽しかったです。

なんというか、とにかくヨレヨレだった僕。

ちょっと走るリズムを変えようと、ペースを速めてみる。一緒に走っている奥さんには悪いけど、多分僕のこの暴走に呆れつつも僕のややこしい性格は理解しているはずだから大丈夫だろう(申し訳ないなと思う部分もあるけど、もうね、仕方ないwしかも、長距離は奥さんのほうが走れるから大丈夫な件)。

一緒に走っていた奥さんとはセパレートモードになり、僕が先行。奥さんは後ろから奥さんのペースで走ることに。

自分のリズムで走り出したら、一気に眠気が飛んでスイスイ走れるようになってきました。

この自分の社会性のなさに辟易しつつも、ようやく普通に走れるようになり、景色を楽しむ余裕が出てきました。

精進湖の途中でコンビニに寄り道している時に奥さんに抜かれ、その後もマイペースで走って行く。

奥さんからは「本栖湖をもう一周してくる」とLINEが。すげーな。底なしの体力ですなぁ。

そう。もうね・・・走力が違うのよ。走力が。

フルマラソンまでのスピードは僕のほうがある。

しかし、

100kmのウルトラマラソンともなると奥さんのほうが僕より1時間以上速い。

僕が熱中症になった日もピンピンしているし、僕がノビて走っていない日もガンガン走っている。

人と比べても仕方のないことは理解しているけど、ここまでタフさに差があるのを目の当たりにするとなんだか複雑な気分です。

そんなついつい人と比べてしまったり、自分の弱さが出てくる富士五湖、ここは僕の弱さを映し出す鏡のような感じの場所なのか。

無事の帰還。やはり、富士五湖は手強い強敵だ。

富士五湖は僕にとって、本当に鬼門だ。

大学生の時は、山中湖の合宿で肉離れをして長いトンネルに入ったり、

大人になってウルトラマラソンに挑戦したら、何故かいつも自分の弱さが出まくって散々だったり、

この日も何故か、ジョグしに来ただけなのに阿鼻叫喚が巻き起こったり。

メンタルがそんなに強い人間ではないことはわかっていますが、ここまで大崩れするのは何故か富士五湖のみ。

何か、僕にとって縁のある場所であることは間違いない。

トータルで見れば、楽しかったけど、なんか複雑な気分で本栖湖県営駐車場に戻り、おかわりしてもう一周本栖湖を走っている奥さんを待つ。

こうやって、走っている奥さんを大会会場で待ったのも3回位あったなぁ(遠い目)。

つーか、3回もDNFしているのか富士五湖で(涙目)

今年の春は、奇跡の完走だった。アレは、本当に奇跡だったと思う。今思うと、何かがキレていたのではないかと思う位、粘れた。

弱くてダメダメな自分にも会える富士五湖。

そして、何かがキレていたのではないかと思う位の自分にも会える富士五湖。

「すごくいい思い出がいっぱいの場所です!!」とは、正直思えない。

でも、良くも悪くも色んな自分に会える富士五湖。この日も何故か阿鼻叫喚だったり、最近仕事で色々あってメンタル参っている件が走っている時に噴出したのも無関係ではない気がする。

自分のプラスやマイナスが「0」に戻る場所。再び燃え上がる場所。再起と奮闘を誓う場所。

僕にとって富士五湖はそんな場所なのだろうか。

何か不思議な縁を感じる場所。

次ここに来るときは、どんな自分に会えるのか。

また、ここに走りに来たいと思う。

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