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「安心」という状態について考えてみた

僕が思う事
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最近「安心して頂けるように」とか「安心・安全の・・・」というフレーズをすごくよく耳にすることが多くなった気がする。

なんかすごく面倒くさいオジサンみたいな感じだなって我ながら思うのですが、そもそも「安心」って他人から与えられるようなものなの?

安心していない状態っていうのは「不安」な状態。

不安ってのは、挙げだしたらキリがない。

しかも安心とか不安っていう感情は定量化出来ない。

挙げだせば、不安要素やリスクと呼ばれるものは、どんどん出てくる。

そういったものに折り合いを付けて、「まぁこれくらいのリスクは負えるよね」という状態が「安心」という状態だと僕は思っている。

最近「リスクを負えない」「どこまでも不安」みたいな風潮をすごく感じる時がある。

すごくひねくれた言い方をすれば、そういう感情はビジネスに繋がる。

だから、なんかテレビでも不安やリスクを煽って煽って・・・「ハイ!これが安心安全の・・・」という流れでその不安やリスクを軽減できますよというものが売られているように見える。

こんな調子で、この先メディアは不安を煽るような報道をどこまでも続けるのではないかと思っている。

でも、自分の経験上、安心という感情はモノを買っても、誰かから保証されても、手に入るものではないと考えている。

自分で、目の前の現実に折り合いをつける。

そこから初めて「安心」という感情が芽生えるのではないか・・・と僕は思うのです。

安心を与えてくれるのは、モノでもない。他人でもない。国や政治家でもない。

自分だと思うのです。

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そもそも「安心」って何だ?

「安心」=気にかかることがなく心が落ち着いていること。また、そのさま。

goo辞書より引用

「安心」って意味を辞書で引いたのは初めてでしたが、上記のような意味とのこと。

気にかかることがなく、、、、そんな人は多分いないだろう。

僕なんかは気になることだらけで、この記事を書いている時も気になっていることがある。

「こないだ軽い熱中症になったけど、またならないだろうか?」

「10月のフルマラソンに向けてのトレーニングが熱中症になった影響で遅れている。大丈夫だろうか?」

「仕事で抱えている案件は上手くいくだろうか」

「職場の人員不足はいつ解消されるのだろうか」

「年齢を重ね、食物アレルギーや喘息になった。他の病気にはならないだろうか」

ここには書かないけど、他にも様々な不安や気になることがある。

未来は見えない。だからこそ不安になる。

「安心」って外部から与えられるものなのか?

この橋があるから、安全に登山出来るけど、左側に落ちたらタダでは済まない。この状況を安心と捉えるか、不安と捉えるか。

僕はこの不安な感情=安心できない状況は、自分の中で折り合いを付けて行くしかないと考えております。

他の誰かが保証したりとかするようなものではないと思う。

もし、他の誰かや組織が保証してくれることで安心してしまうのであれば、今度はその他の誰かや組織がずっと自分を安心な状態にしてくれるか不安になり、依存してしまうのではないかと思う。

僕はそういう感情に対しては、こう折り合いをつけることにしている。

「今やれることをやったら、後はどうなるか見てみよう。何が起こるか、楽しみじゃないか。」

今やれることをやる。その後は知らない。明日には明日の風が吹く。

未来がどうなるかなんて、誰にもわからない。

自分でもわからない、コントロール出来ない未来のことで思い悩むのは止めて、今やれることをやって、後は楽しんでリラックスして過ごそうじゃないか、と。

外的要因に右往左往せず、飄々と生きていたい

最近はテレビを付けると将来やその他のことでも、不安を煽るような報道が本当に多い。

テレビ等を見て、それで不安感を感じるような方は一度テレビと距離を取ってみるのも良いかもしれない。

僕はそんな報道に少し食傷気味なのでプロ野球中継やスポーツ番組、映画しかテレビを見なくなってしまっている。後は30分位ニュースを見る位か。

不安を煽ると、それを解決してくれるというモノが売れる。でもそのモノは多分その不安を本当の意味では解決してくれないのではないかと僕は思う。

不安を保証してくれる人や組織が現れても、多分本当の意味でその不安を解決してくれないのではないかと僕は思う。

安心は、他の誰かや組織、モノが与えてくれたり、保証してくれるようなものではない。

自分で、現実と折り合いを付けれた時に、初めて安心出来るのではないかと思う。

外的要因に影響され過ぎず、依存しすぎず、飄々と生きていきたい。

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