ロング走を終えた、3/19(日)の午後。掃除も終えてのんびり過ごす我が家に僕の悲鳴が響く。
「ギャー!!ついにきたー!!」
「テーテッテーテッテテーテッテテー(ダースベイダーのテーマ)」
ダースベイダーのテーマを口ずさみながら、奥さんにゼッケン等入った封筒を見せた所、「はぁ」とやや引かれ、そこで我に返る。
そうか、やっぱり俺は恐れている。富士五湖を。
そもそも他記事で「ナーバスにならずに」とか書いている時点で、もうナーバスになっている気がする。わかっているけど。書くことで自覚して、向き合う。そう、これも弱い自分にとっては必要な儀式なのだ・・・。
高まる緊張感。富士五湖で食らった数多くの阿鼻叫喚
富士五湖との戦いは2017年に遡る。
2017年と2018年は4LAKES(100km)の部に出場し、どちらも13時間30分近辺のタイムで完走できたが、2018年は後に発覚する貧血の影響で終始苦しみながらの富士五湖でした。
2019年からは、ついに5LAKES(118km)の部に挑戦を始めます。
2019年春大会は、前日まで仕事のトラブルに忙殺され、そのことが大会中も頭から離れず途中で放り投げ棄権。
リベンジを誓った2019年秋大会。92km地点位でタイムオーバー。これは単純に力不足だったと思うけど、僕の中では満足する(?)DNFでした。本栖湖県営駐車場エイドで気持ち悪くなって座り込んでいる時間が長かったのが反省点でした。
その後は新型コロナウイルスの影響で中止が続き、昨年。
結論としてはDNFだったんだけど、最高にかっこ悪いDNFだった。
なんていうか、距離に、制限時間に、すべて自分で過剰に作りだしたプレッシャーに押しつぶされていたというか。
嗚呼、苦手意識。
一番の敵は、未知の距離でも、制限時間でもない。過剰に恐れて、過剰なプレッシャーを作り出す自分だったのだ。
これが、僕とチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンのこれまで。
こうして振り返ると、本当に苦しいことや悔しいことが多い大会。
他にも色々なウルトラマラソンを走っていますが、ここまで苦しめられている大会はないような気がします。
でも、苦しいのは別にいいんです。
何が問題って、5LAKESに挑戦を始めてから楽しめていないことが多いんです。
DNFでもなんでもいいので、楽しめないと!
楽しんで走っていれば、結果はついてくるはず。
楽に。大会当日は楽しむだけ!
「楽しむ」と言っているわりには、何故この直前にネガティブな振り返りを書いているのか。
それは、直視しているものが暗ければ暗い程、一筋の光ははっきりと見えるはず。
一筋の光とは何なのか。
ゴールした自分を想像した時のワクワク感。
これしかない。
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンで118kmをゴールしないと、この自分には会えない。
ゴールした自分は、118km走ったゴール地点、富士北麓公園で待っている。
その自分に会えるチャンスの日は、4/16(日)。
切符は届いた。あとは、自分次第。楽に、楽しんで。
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