楽しかった館山若潮マラソンも終わり、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに向けての特訓シリーズ「チャレンジ富士五湖への道」をスタートしました。
ノリでうっかりエントリーした2015年野辺山ウルトラマラソン。
それから、色々なウルトラマラソンに参加してきました。
毎年エントリーしている野辺山ウルトラマラソンの他に、
日光ウルトラマラソン(もう開催していませんが、好きな大会でした)、
奥武蔵ウルトラマラソン、
8時間耐久レース、
12時間耐久レース、
チャレンジ富士五湖4LAKES。
どうにかこうにかゴールしてきました。
そんな状況の中、「100kmを超える挑戦」として2019年にエントリーしたチャレンジ富士五湖5LAKESの部(118km)。
現在この5LAKESの部に、3連敗しております。
同じ年にエントリーしている野辺山や奥武蔵はゴール出来るのに、チャレンジ富士五湖のみゴール出来ないという不思議。
距離と制限時間ゆえの難易度もさることながら、なぜかメンタルがやられ放り投げてしまうことも何度か。
相性なのか、なにか湖に業のようなものがあるのかw
そんな説すら出てくる僕のチャレンジ富士五湖惨敗の歴史。
いずれにせよ、ゴール出来ないのも、メンタルがやられるのも、鍛錬不足であることは言うまでもない。
惨敗の歴史に終止符を打つべく、特訓シリーズ「チャレンジ富士五湖への道」を始めました。
「0勝3敗」が示すこと
- 2019年チャレンジ富士五湖5LAKES:58kmDNF
- 2019年チャレンジ富士五湖5LAKES 秋:92kmDNF
- 2022年チャレンジ富士五湖5LAKES:58kmDNF
0勝3敗の内訳はこんな感じです。
2019年の春は仕事が忙しかったとか、言い訳がましいことを言いたくなる情けない感じ。
2019年の秋は、75km走ってもまだ40km以上走らないといけない事実にやられ本栖湖エイドで真っ白になってしまいました。
2022年は、完全に距離の長さと制限時間の厳しさに気持ちが負けました。
振り返ると、走りの分析云々の前に
「気持ちが弱い」
これに尽きると思うんです。もう走る前に負けているんです。
大会走っている間も終始余裕ないし。
確かに、15時間で118km走るのは僕の走力ではかなり厳しい。
2022年大会時点の100kmのベストタイムが13時間10分とかなので、自己ベストより速いタイムで100km地点を通過していってそこからさらに18km。
厳しいチャレンジであることはわかるのですが、気持ちが負けて走ることを放り出すような感じでリタイアしているのが悔しいし、嫌だ。
極論すれば、ゴール出来なくてもいいんです。
放り投げさえしなければ。
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン5LAKESとの戦いは、
118kmという距離との戦いでもあり、
15時間という制限時間との戦いでもあり、
自分との戦いでもあるんです。
・・・・・0勝3敗。
チャレンジ富士五湖に、そして自分に負けてきた3敗の歴史。
どんな形であれ、
「やりきった」
と笑って大会を終えたいと思う。
あっち側の人になりたい
3回もDNFしている間も、一緒に出場した奥さんはしっかり完走しています。
身近にいる5LAKESフィニッシャーの奥さんを見ていると、やっぱり長い距離強いし、ジョグをしっかりやっています。気持ちも強いです。
DNFした後は、大会会場に戻り奥さんを待ちながらゴール付近で応援をしています。
ゴールする人の表情を見ていると、色んな人がいるんです。
感極まっている人、
一点を見つめて走る人、
ラストスパートかけている人、
脚を引きづって、歩いている人、
笑顔で走る人、
このゴールする方達を応援しながら、
「僕も次はあっち側の人になりたい」
そう思うんです。
118kmの道のりを走破したら、どんな気持ちなのか、どんな気持ちで走ってきたのか。
どんな景色を見てきたのか。
そういうことを想像しながら応援していると、「次こそは」の気持ちが強まりました。
また、それと同時に「もう少し踏ん張れなかっただろうか」という後悔の念に襲われます。
4月のチャレンジ富士五湖では、あっち側の人でありたいと思います。
「出来そうにないこと」に燃えていたい
「0勝3敗が示すこと」に書いた通り、僕の走力ではかなり厳しい挑戦。
本当のことを言えば、100kmのベストタイムを11時間台にしてからの挑戦が妥当だと思います。
このことについては、今回の大会のエントリーでもかなり迷いました。
決め手は、ゴールした時の自分を想像した時でした。
- 100kmを11時間台でゴールした時
- 118kmをゴールした時
この2つを想像すると、間違いなく118kmゴールした時のほうが僕は喜んでいる。
これが、今回も懲りずに5LAKESに挑戦した理由です。
トレーニング方向性
思いばかりで完走出来ないことは、わかっております。
気合いだ根性だでどうにかなるのは、ラスト数kmでしょう。
118kmという距離と、15時間という制限時間に圧倒されないような自分を作っていかなくてはなりません。
今回のトレーニング方向性は、
- 月間走行距離を350~400kmに
- 1回のワークアウトで距離を稼ぐより、総走行距離で距離を踏む
こんな感じでやっていき、ウルトラマラソン前に毎月やっていた時もある60km走は、トレーニングの継続性が損なわれる時も多々あったので今回は1回やるのみにして、継続性を第一にトレーニングをやっていきます。
このままじゃ、終われない
収容バスの車窓からまだ戦っているランナーを「すげえな」と眺めるのは3回もしたので、もういいんです。
3回もチャレンジして、完敗で跳ね返されたからこそ燃えています。
走力も、メンタルも、相当鍛え上げていかないと勝負にならないと思います。
昨年のフルマラソン、ハーフマラソンの自己ベスト更新。
これも、チャレンジ富士五湖完走に向けての最強の自分作りへのピースの1つ。
スピードはつけた。
後は、長い距離に負けない脚と、メンタルだ。
史上最強の自分を作り上げて、スタートラインに立っていたいと思います。
このままじゃ、終われない。
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