先日、チャレンジ富士五湖のエイド情報等が大会ホームページに出ていたので、ウルトラに参加する時に必ず作っているペース予定表を作った。
これを作る目的は、
- 補給の計画を見える化しておくことで補給ミスを防止
- キツくなる所で予め自分へのメッセージを入れておくことで、思考のネガティブ化を防止
- 全てのエイド情報と距離を入れておくことで、目標を120km先ではなく、次のエイドに行くことを目標とし「口に入らない大きいものも、小さく刻めば口に入るでしょ理論」で行くことを常に確認する為
- 今までのウルトラ参加で、究極に疲れると四則計算すら怪しい位、頭がバカになるので、関門閉鎖時間と各エイドの目標通過時間を入れとかないと、制限時間に対して大丈夫なのか、そうでないのかがわからなくなる為
このA4の紙を走りながら眺めて、道中行くことになる(画像のは2023年大会で作ったやつ)。

で、今回自分の現状の力を踏まえて、作ったペース表は驚愕の内容だった。
映画「日本沈没」の中のワンシーン、日本沈没のコンピューターシミュレーションを見てパソコンを「ふざけんな!!」と破壊した田所博士ばりに戦慄した(トヨエツかっこええ)。
そんな感じで戦慄したペース表作り。そりゃ戦慄するわ。
第一関門、山中湖交流プラザきらら(約19km)、関門閉鎖10分前通過。
第二関門、富士北麓公園上(約39km)、関門閉鎖前17分前通過。
こんな調子で関門閉鎖ギリギリに通過し続けて、ゴールの120km地点には締め切り15分前の19:00予定。
おそらくは自分のすぐ後ろで僕の足切りをせんとする死神の鎌の素振りの音を何度となく聞くことになるだろう。
そんな状況を打開すべく、可能な限り突っ込んで行くつもりですが、突っ込みは諸刃の剣。それでも、僕は過去のウルトラ走った感じだと突っ込んだ方がいいと思っているので、ブッ込みます!
なんか、最初から過度に抑えていくと、動きがハマっちゃって、そこから上げれなくなる感じがあるんです。それに加えて、100kmとか120kmをイーブンで走り切る足が僕にはない。
しかも、「後半に脚を残す」とか言いますが、前半抑えて入っても残ったことなんてない。
前回、完走出来た2023年大会も、もう山中湖でキツかったし、北麓公園に戻ってくる頃には〇にかけてたし、西湖、精進湖なんてもうヨレヨレ。本栖湖では座り込んでいた。
そしてどなたかのYoutube動画に映っていた、最終関門に入っていく僕の後ろ姿、顔は見えないけど明らかにフラフラのヨレヨレだったw
もうね、どうやったって、キツくなるんですよ。
それをわかって、エントリーしているし、それをしに行っている節すらある。
ドMなのか、自分の理性がぶっ飛ぶのが好きなのか、キツい中で味わう非日常に浸りたいのか、それとも何かを悟りたいとか高尚なサムシングがあるのか。
よくわかんない。でも、何か面白そうだからやっているのがウルトラ。
なんかスタートする一週間前から、文体に乱れが出ているあたり、もう富士五湖は始まっている(もはや錯乱状態)。
かなり取り乱しましたが、どうせ最初から楽なことなんてないんだから、それすら楽しんでブッ込んでいこうということです。
だから、ブッ込みます。
今回も2023年のチャレ富士で奇跡を起こした「突っ込み番長大作戦」を発動します。
だから、あのペース表はあくまで「相当ギリギリになったであろう想定」。
・・・の、つもりなんだけど、おそらくは50km過ぎ位からはペース表のタイムに収束していくものと思われるので、制限時間ギリギリの戦いになる。
あるいは、たまーに大会で炸裂する謎の現象「大会本番でありえない位走れる」が発生して普通にイケてしまうのか。
まぁ色々書いたけど、ペース表を見ながら走ることで、自分が完走ラインのどこにいるのか、そして何を補給すべきなのかなどを随時確認しながら走れるので、結構冷静にいられるのがメリットかと思っています。
特に僕はキツくなると理性崩壊、阿鼻叫喚のカオス状態になるので、こういう感じで予め自分を冷静にさせる仕組み作りは超絶大事。今回もこれで少しは保つぜ自分の理性。
そんな感じで、ペース表も完成し、後は体調を整えて、完走するメンタルをしっかりと作って、補給等の準備をしていくのみ。
それらをやったら、後は大会を楽しむのみ!
いよいよ大会まで一週間。楽しみです。
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