2022年は映画館に3回も行きました。
観た作品は「シン・ウルトラマン」「THE FIRST SLAM DUNK」「すずめの戸締まり」。
どれも懐かしい気分になったり、
熱い気持ちになって、夢中っていいなと思ったり、
いい振り返りの機会になったり、
映画館で過ごす時間はとても濃密で、充実した時間になりました。
映画館で観ると、家で観るのと何か違う。
どこで観ても映画は面白いけど、何か違う。
この「何か違う」のは何なのか。
僕が感じた「何か」の正体は、映画館で過ごす時間そのものでした。
映画館で過ごす時間は「映画のみに集中できる時間」であるということ。
携帯も切るし、CMの間、家事をしたり新聞を読んだりすることもない。
いきなり飛び込んでくる電話に対応することも、
なんとなくSNSを見ようとか、
空いた時間を何かに使おうとか、
そういうことが入ってくる余地がない。
そんなことを考えていると、「ひとつの事のみに集中できる時間」ってすごく貴重になったなぁと思いました。
いつでも、どこでもつながるという便利さと不便さ
「ひとつの事のみに集中出来る時間」
休日ですら、時々来る仕事関係の電話でそれを妨げられることがある。
こういう、いつでも、どこでもつながる便利さを感じる反面、不便だなと感じることが時々あります。
そういうことを一切断絶して一つの事柄に集中する時間って、現代社会では意識して作りださないとないのではないかと思います。
物事はトレードオフの関係。
どこでも、誰とでもつながれるようになった携帯電話の登場でとても便利になった反面、何者にも邪魔されず1つのことに没頭する時間というのは貴重なものとなったように感じます。
可能な限り、マルチタスクを避けていきたい
かといって、この便利なものを全て手放していくことは現実的ではないし、この便利なもののおかげで楽しさや便利さを享受している部分もあると思います。
SNSも電話も楽しいですしね。
こういう便利で楽しいものとの、距離の取り方が問われているのだと感じました。
そして、映画館で感じた「ひとつの事のみに集中出来る時間」の贅沢さ。
きっとこれは自宅でも、どこでも自分の工夫次第で出来ると思います。
可能な限り、マルチタスクを避けて1つのことに向き合って過ごす。
便利なものとの距離感を工夫する。
そんなことを考えながら、暮らしていきたいと思います。
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