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On クラウドモンスター、約1200km使用し引退。

ランニングシューズレビュー
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2022年5月頃に購入し、そこからジョグを中心に履いてきたクラウドモンスター。

先日、使用距離約1200kmに到達、アウトソールのすり減りも目立つようになり、また走っている感触もさすがにヘタってきたなと感じた為、お役御免としました。

僕の今まで履いてきたランニングシューズの中では、断トツの厚底。

購入する時も、自分に合うかどうか心配でしたが履き始めれば全然問題なく履けて、弾むようなクッション性と強い反発力が、楽しいシューズでした。

そんなクラウドモンスターの引退時の状態や1200km使ってみた感想を書いていきたいと思います。

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外観

シューズ全体。アッパーに破れ等はありません。
ヒールカウンターも健在。踵の外側がすり減ってきているので、少しシューズが外側に傾いてる感じがします。
履き口の破れ、ありません。
アウトソール。踵と前足部のすり減りが目立つようになってきました。
ミッドソールのシワが目立つようになってきました。

外観は上記のような感じでした。

  • アッパー、履き口の破れ等はなし(本当に丈夫)
  • アウトソールのすり減りとミッドソールのシワが目立つようになってきた(お店で新品を見るとソールの厚さや見た感じが全然違った)

履いていると全然違和感に気づかないので、正直「まだ使えるかな・・・」と思って履いていましたが、お店で新品を見ると自分のシューズの履きつぶしっぷりが良く分かり、これを履き続けて故障のリスクを上げても仕方ないのでここでお役御免としました。

お店で自分の持っているシューズの新品を見ると、自分のシューズがどれくらい劣化しているか一目瞭然でわかります。

僕の足のサイズ、29.0cmを扱っているお店が近所にないので、履いて確認することが出来ないのですが、履くとよりわかるのではないかと思います。

以前に同じモデルをリピート買いした時に、あまりの履き心地の違いに驚きました。

主に使ったシーンと感想

クラウドモンスターは、ジョグ(通勤ラン、ロングジョグ)、距離走で使いました。

弾むようなクッション性で推進力が強い、走っていて楽しくなるシューズ。

ジョグは体感よりも10~20秒/km位速くなる感じ。

そんな特徴があることから、速く走る前日のジョグや流しを入れる日、またある程度のスピードで走る距離走でよく使いました。

あと、これは気分の問題ですが、走っていて楽しくなるので、なんとなく気分の乗らない日のジョグでも良く履きました。

履いていて感じたデメリットは、推進力や反発性が強いので脚が疲れている時のジョグやロングジョグで脚が疲れてきた時には、シューズの反発性に脚が負けてしまうような感触があり、そういった時には手持ちの中で安定性のあるシューズ(On クラウドストラトスブルックス ゴースト15)をチョイスするようにしておりました。

まとめ

On クラウドモンスターの良い所は、

  • クッション性と反発性が強い
  • 弾むような感触が、走っていて楽しくなるシューズ

反面、

  • 反発性や推進力が強い分、脚が疲れてきた際にシューズの反発に負けてしまう
  • 脚が疲れている時に、安定感が低いように感じた(反発性や推進力と安定感はトレードオフの関係だとは思いますが)

そんな特徴のあるシューズでした。

上記のような感じのシューズなので、厚底系が好みで、かつカーボンプレートの反発が苦手な人のレースシューズにもなるのではないかということも感じました。

そんなポテンシャルも秘めつつ、ポンポン弾むような感触が日々のランを楽しくしてくれたクラウドモンスター。

ありがとうの気持ちを持って、お役御免です。ありがとう。クラウドモンスター。

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