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映画「君たちはどう生きるか」を観て

映画
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先日、映画「君たちはどう生きるか」を観てきました。

映画の公開に合わせた広告等は一切なく、予備知識としてあったのはサムネイルの画像の鳥の絵のみ。

どんな作品かもわからない。

タイトルから予測するに、多分考えさせられる内容なのかなと予想して観に行ってきました。

僕の感想としては、「観て良かったな!」という感じ。

どこが・・・と色々書いていくとネタバレ的にアレなのでここでは書きませんが、観ている途中でも、観た後にも、解釈をしたり、自分で考察しながら観る余地のある感じの映画で、観た後に「あースッキリした!!楽しかった!!」ってなる類の映画ではないように思いますが、この映画を観ている中で「君はどう生きるか」と問われているような感じがして、それを改めて考えるようなきっかけにもなったような気がします。

そんな感じで、振り返っていくとジワジワくる映画でした。

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僕はどう生きるか ※少し映画の内容に触れる部分あります

「僕はどう生きていくか」

僕の結論としては「今を生きよう」なんだけれど、まさにそんなことを想起させられるシーンがあった。

あるシーンで、あらゆる時間に繋がっている扉が無数に並んでいるシーンがあって、その扉を開けるとその時間、その時代に行けるという。

あぁ、こういう扉。

僕の心の中にもあるなぁと思いました。

誰でも一瞬は思ったこと位あるのではないだろうか。

「あの頃は良かったなぁ」

「学生時代が一番楽しかった」

「若い時が一番楽しかった」

生きてきた年数や思い出の数だけ、扉の数は増えていくように思う。

でも、そこに逃げ込んでばかりいたら、今を生きられない。

過去は、今の自分を支えてくれるかもしれないけど、逃げ場所ではない。

思い出はいくらでも美化できちゃうから質が悪い。

いくらでも美化出来る思い出と、これから過ごす現実を想うと、どう考えたって思い出に逃げ込みたくもなる。

現実は厳しい。いいことばかりでもない。かといって、悪い事ばかりでもない。

これからは加齢との戦いもあるだろう。どんな人間にも老いは訪れる。

今好きで楽しんでやっていることが、出来なくなる日が来るかもしれない。

また、いつかの時のように人生の夏休みで苦しむ時がくるかもしれない。

でも、それでも僕は過去に逃げずに今を直視して、今を生きていきたい。

そんな逆境の中でも、どうにかこうにか進んでいく中で素晴らしいことがあるだろう。

素晴らしい出会いがあったり、思い切り笑うようなことがあったり、ものすごい安堵感に包まれたり。

きっと美化している思い出たちも、そうやって過ごしてきた日々なのだから。

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