7/24(日)稲村ケ崎までジョグしてきました!
当初の予定では、5000mペース走を予定しておりましたが前日に夜遅くまでレイトショーを観に出かけていたのでジョグに切り替えました。
それにしても、前日に観た「君たちはどう生きるか」。ネタバレはよろしくないので詳細は伏せますが「君はどう解釈するか、そしてどう生きるか」と問われている感じ。こういうのを考える時間が出来るのも映画を見る楽しみですねぇ。
そんな感じで「君たちはどう生きるか」のことを考えながら、海沿いをジョグしてきました。
関東地方も梅雨明けし、いよいよ夏本番です。
7/24(日)ランニング結果
【7/23(日)ランニング結果】
- 走行距離:24.9km
- 走行時間:2時間42分(平均ペース:6:30/km)
- シューズ:ルナサンダル ベナード
この日は久しぶりにルナサンダルで長距離を走ってみました。
数年前は、これでフルマラソンや12時間走を走ったりしていましたが、最近は週に1回通勤ランで履く程度。20km越えの距離は久しぶりです。
「これで走れるかな」「水膨れとか、血豆とか出来ないかな??」などと、サンダルで走り始めた頃に不安に思っていたことを久しぶりに思い出しましたが、そういったトラブルはなく走り切れました。
ただし、20km過ぎからは着地の衝撃に耐えられなくなったのか脚がワナワナしていましたがw
優しく接地するように心がけていたのですが、荒かったのか。
それとも、シューズに慣れ過ぎていたのか。
ソールの厚さも、反発性もまったくルナサンダルとシューズじゃ違うから、当たり前か・・・。
サンダルは解放感もあって、この時期は最高に気持ちいいです。
後は、上手く表現しきれない部分なのですが、「自分で走る感覚」を培えるような感覚があります。
接地を丁寧に、優しくして「着地衝撃で自分で緩和するような走り」。
そして、シューズの反発ではなく、「自分の力で前へ進んでいく走り」。
それらの感覚を培っていって、「シューズの反発性やクッション性に頼りきりの状態」ではない状態に持って行く。
そこから先は、シューズを使っても、裸足で走っても、サンダルで走っても、その時の気分で僕は行きます。
最近はルナサンダルやビブラムファイブフィンガーズで週1程度走って「自分で走る感覚」を培った上で、他の日や大会はシューズを履いて走っております。
この日は少し起きるのが遅くなって朝の6:30から走り出し、後半は結構暑くなって大変でしたが、どうにか水を被ったりしつつ走り切ることが出来ました。
海水浴場もすごい人出。賑やかな夏になりそうです。
熱中症や夏バテに注意しつつ、楽しんで走って行きたいと思います。
ランニング中の脳内。前日の「君たちはどう生きるか」のこと。
この前日に「君たちはどう生きるか」を見てきました。
詳細な内容はネタバレになるので触れませんが、面白かったです。
この「面白かった」の意味は、「あれはどういう意味なのだろう?」とか後から振り返って楽しめる部分があること、解釈する余地がある部分が面白かったです。
感想等については、ネタバレに配慮しつつ別記事で書いてみたいと思います。
しかし、「どう生きるか?」という問いは、なかなか難しいなぁと感じます。
「君はどう生きるか?」と問われたらどう答えるか。
どう生きていくかについては、22歳で社会人になり、これまでの間、ものすごく考えたし、悩んだし、苦しんだ事案でもある。
それまでの人生では、その場その場で夢中になれるものをその時なりに一生懸命やってきた。
好きな事は自分なりにとことんやった。
充実した学生時代だった。
そこから社会人になり、数年。
ある人と話していて「学生時代が一番楽しかったし、良かったよ」と言われ、とてつもない絶望感に襲われたのを覚えている。
「え?じゃあこれから死ぬまでは、一番楽しいと思えるようなことはないの?」
そんなのは、嫌だ。
そう思ったけど、「仕方ない」「お金がいる」「好きな事だけやって生きて行けるほど甘い世界じゃない」と言い聞かせて生きていき、気が付けば30歳。
僕は過労でぶっ倒れた。
その時にものすごく考えた。この先のこと。これから先をどう生きていくのか。
倒れて療養している間、僕はある人と同じことを思っていた。
「学生時代が一番楽しかった」
・・・ぞっとした。あとの僕の人生は付録みたいなものなのか。
そんなのは嫌だ。これからだって、楽しい事はあるし、見つけていきたい。
今を生きている筈なのに、過去が一番良かったなんて思いながら生きるのは嫌だ。
そんな時の自分の逡巡や思いを「君たちはどう生きるか」で思い出しました。
これから先も、多くの矛盾を抱えたり、迷い、苦しみもあるだろう。
でも、それでも楽しいことを見つけて行って、トータルで「楽しかった!!」と言えるような生き方をしていきたい。
そんなことを思った夏の映画鑑賞でした。
今年の夏も、いろんな所を走ったり、いろんなものを観て、読んで、楽しく過ごしていきたいと思います。
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