いよいよ明日は奥武蔵ウルトラマラソン。
勝手に「春のウルトラ三部作」と呼んで、楽しんで走っているウルトラマラソンの3作目。
今年の春のウルトラ三部作は、例年とは異なる味わいだった。
4月のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンでは、4回目の挑戦でやっと118kmを完走することが出来た。
もちろん楽しかったけれど、75km以降はむちゃくちゃキツかった。
大会ロスを癒すために、youtubeで動画を見ていたら110km地点でヘロヘロで走っている僕が写っている動画があって、あまりのヘロヘロっぷりに驚きました。
もう今となっては「全て楽しかった」と完全に記憶が上書きされていますが、またあれをもう一度出来るのだろうか。
4月のチャレンジ富士五湖のダメージがなかなか抜けず、難しい調整期間だった。
どうにか当日にこぎ着けたが、当日は2017年DNFした時の灼熱の野辺山を彷彿とさせる気温。
襲い掛かる高温、脳裏に浮かび上がる2017年のトラウマ、それらに呼応するが如く頭の中に響く自分の悪魔の囁き。
どうにかこうにか、それらを乗り越えてゴールすることが出来た。
2017年に野辺山からもらっていた「暑さ対策」という宿題の提出をようやく出来たといった感じでした。
そして、明日の奥武蔵ウルトラマラソン。
ウルトラ新時代
2022年の野辺山ウルトラマラソンで、初めて12時間台でゴール出来たことがきっかけとなったのか、トラブル対応やメンタルマネジメントが少しづつ上達してきているような気がする。まだまだだけど。
2015年から毎年チャレンジを続けてきていますが、明らかに以前よりも精神的には余裕を持って走れているような感じがあります。それがタイムにも表れるのか、今回の野辺山も12時間台でゴールすることが出来ました。
大会は、余裕を持って景色とか雰囲気を楽しんで走って、その結果タイムが付いたらうれしいなというスタンスでやっているので、ここ最近の自分の変化は、とてもうれしく感じております。
そう、まさに僕のウルトラ新時代が来ている。
明日のオクムはどんな道のりになるのか。
「毎年同じコースを走ってて飽きないんですか?」
先日職場の方から、そんなことを聞かれました。
うーん、うーん。
「僕は同じ本、映画、ドラマを何度も見て楽しむタイプなので、ランニングもそんな感じですわ」
と答えましたが、まさにそんな感じ。
目の前のコースは変わらないかもしれませんが、僕の体調・走力・コンディション・メンタル面は良くも悪くも変化してますし、気象条件も違うので、同じコースを走っていても、毎回感じることが変わります。だから、何度走っても新鮮な感じがして楽しいのかも。
だから、明日もどんな道のりになるのか楽しみです。
景色の良さにニコニコしたり、
あまりのキツさに悪態ついたり、
自分の悪魔の囁きに辟易したり、
応援の方やエイドの方に感謝したり、
追い込まれた状況で、どうやって自分をゴールまで持っていくか頭を振り絞って考えたり、
そんな感じで、明日も道中色々あるに違いない。
そんな色々を楽しみまくって、ゴールの毛呂山総合公園に自分の脚で帰ってきたい。
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