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『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』を読んだ感想。

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インデックス投資を始めて3年。

始めた当初は、色々な本を何度も繰り返し読み、動画でも情報収集をして勉強をしましたが、ここ最近は新たに本を購入することもなく、ひたすら毎月一定額のインデックスファンドを買い付けしていく日々。

途中、暴落騒ぎがあったり、含み損を抱えることもあったけど、特に動揺することもなく「まぁこんなもんでしょ」「本に書いてあった通り」「リスク許容の範囲内だし、何ら問題ない」と碇ゲンドウ並みの動じなさで、インデックス投資を継続している。

そんな感じで、碇ゲンドウのようになれているのも、今まで触れてきた本のおかげ・・・というのがある。

その中でも、この本の著者である水瀬ケンイチさんは「よし。インデックス投資やってみよう」と背中をドーンと押してもらった方の一人と思っている(当時読んだ本は「お金は寝かせて増やしなさい」と「ほったらかし投資術」)。そしてもう一人は、この『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』の中でも名前が出てくる山崎元さん。

水瀬ケンイチさんと山崎元さん、このお二人から資産形成に関して学ばせてもらいまくっている。

その水瀬ケンイチさんが書いた本が新たに出るならば、そりゃ読むでしょということで購入。

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読んでみた感想

読んでみた一番の感想としては、

「インデックス投資の長期投資を追体験出来た!」

という感じ。

著者の水瀬ケンイチさんは、日本でインデックス投資がまだそんなにメジャーな投資法でない時代(その時代のことも書かれているが、現在は本当に投資環境が良くなったのだなと思いました)から現在までインデックス投資を続けており、その間ではリーマンショック等の暴落も経験されている。

その時の心情とかも書かれていて、暴落時の心構えとか、暴落した時もだけど、普段市場が好調な時にあえてリスク許容度を超えて投資していないかチェックするなど、投資を長期に渡って継続していくコツ等も書かれていた。

しかもこの長期投資の期間の著者の人生のステージの移ろいも合わせて書かれていて、資産を築くことでの精神的なメリットをすごく感じた。特に仕事のストレスで体調を崩したあたりのくだりは、僕も同じようなことを経験したので、本当にそうだよなぁと痛感した。

他にも、

  • FIREについて
  • 投資手法をめぐる不毛な神学論争(時々見かける「○○投資が優れている!」「○○投資をする人は・・・」等のSNSでの言い争い等)を止めようよという提言
  • 資産を築いた上でやりたいこと

この本は、もちろんインデックス投資についての概論的なこともガッツリと書いてあるんだけど、この辺りの長期投資をしていく中で考えていること、感じていること、投資界隈で過ごす中で思う事等が書かれている所が特に面白かった。

まとめ

僕自身はインデックス投資を始めてまだ3年。

始めた当初はコロナショックの終わりの辺りだったのかと思うのですが、ひたすら含み損の日々。そこから知らない間に爆上がり相場に突入し、その後も浮き沈みはあれど、長い目で見ると投資の恩恵を受けているという状況。

今の所は、含み損を抱えようが、SNSで暴落煽り等の投稿を見ても、ブレることなくリスク許容範囲の中で毎月コツコツと買い増しを継続出来ている。

継続している中で思うのは、インデックス投資は僕に合っているなぁということ。というのも、普段僕は仕事をして、ランニングをして、リクガメ達のお世話をして観察して楽しんで、野球観戦をして、本を読んで、筋トレしてなどと過ごしていると、ある程度ほったらかしに出来る投資手法の方がよいなと感じます(控えめに「ある程度」などと書きましたが、完全にほったらかしています。月末の家計簿をつけるタイミングで確認する位)。

今はそんな感じで継続出来ていますが、いつかはものすごい暴落が来ることもあると思う。そんな時に備えて、また、ブレそうになった時に節目節目で読み返したい一冊です。

あと、この本の冒頭で書かれている資産形成のきっかけとなる女友達との会話の件、最後の最後で伏線回収されているのもなんか良かった。

そんな感じで楽しく読めた『彼はそれを「賢者の投資術」と言った』でした。

これからも、インデックス投資をコツコツと継続していきたいと思います。

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