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書籍「反応しない練習」、まさに自分の課題だった。

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様々な情報が飛び交う昨今。

仕事、私生活、趣味、すべてにおいて様々な情報や助言がある。

それに加えて日々、色々なことが起こる。異常気象、想定外の事象、、、

それらにいちいち反応せず、自分のコントロール出来ることと出来ないことを見分けて、自分のやることに集中する。もっと大きく言えば自分の人生の航路を守っていく。

これを、どんなことが起きても淡々と出来たらいいなといつも思う。

いや、「思う」だけでなく、実践してきたつもりだ。

そのつもりだったが・・・・昨年発生した家族関係のトラブルで、その実践は脆くも崩れ去った。

そのトラブルの詳細は省くが、ざっくりいうと親族の住宅ローン破綻と多重債務。

そのトラブルに親族本人での対応が難しく、かつ最悪の場合、その負債がこちらに降りかかってくる可能性もあった(この記事を書いている時点でそのリスクはほぼ回避出来ました。)。

トラブル対応の過程は、アンビリーバブルの連続。

そんなことが続くのに加えて負債がこっちに降りかかってくるかもしれないということが、僕のメンタルを削り、心を絡みとっていかれるような感覚がありました。

と、いうのも僕はもう15年以上前になりますが、過労で倒れて働けない時期がありました。その後は体調を崩すこともなく働けていますが、倒れた当時と比べると相当収入は落ちました。

それでも、生きていかなくてはならないし、家族もいるので、その中でどうにかしていかなくてはなりません。

それまでもミニマル思考気味でしたが、さらにそれを加速させて家計を最適化して、少ない支出で蓄えを作り、万が一僕がまた倒れても大丈夫なように資産を築いておく必要があると考えて行動してきました。もうひとつの理由として、仕事でそういった経験があるので、あまり仕事にいいイメージが持てず、可能であれば仕事をしなくても経済的に大丈夫な状態に持って行きたいという希望もあります(これはあまりにも遠すぎる道ですが)。

そうやって蓄えてきたものが、全て0に近い状態になる可能性がある。

それは僕にとって、とてつもない絶望感でした。

そんな感じで、頭の中でそれしか考えられなくなってしまった時期がありました。

何をしててもその事が頭にあり、常にその親族に対しての怒りがあり、不安と怒りで支配されているような感じ。

「事実は変わらないし、やれることをやっていくしかない。やれることはやっているのだから、それ以外の時はそのことから離れるべきだ。」

頭ではそう理解しているのですが、どうにもならない。

今まで実践してきたコントロール出来ることと出来ないことの区別が、この家庭問題を前にして全然出来なくなっていると強く感じておりました。

体調にも影響が出始めて、好きなことをしていても全く楽しめない。

自分でコントロールできない事、まだ起こってもいない未来を想像して不安になり、絶望し、怒っておりました。

この状況は非常に良くない。なんとかしなくては。

そんな時に見つけたのが、この本「反応しない練習」。

この本を読んで、どうにかこうにか自分軸に立ち返ることが出来た。

自分でコントロール出来ないことに反応しない。自分の行動指針を守る。

自分でコントロール出来ることに集中する。

そんな風にありたいと強く思っておりますが、今後も生きていく中で色々なことがあると思います。そんな中でも自分の航路を守って生きていきたい。

「反応しない練習」、これから生きていく中で節目節目で読み返していきたい一冊となりました。

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