久しぶりに心肺を8~9割(あくまで体感)追い込んだ先日の火祭りロードレース。
普段のランでは、ポイント練としてインターバル走や峠走、ペース走で追い込んだとしても6割~7割程度(体感)。
しかもポイント練は月間走行距離の1~2割位しかやっていない(もっと少ないかも)。
そもそも、筋肉へのダメージを考慮して「ゆっくりペースで長く走る」ことを中心にこれまで取り組んできて、その理由はランニングを始めた当初は脚が痛くなることが多くあったが、そういうトラブルはランニングを始めて以来かれこれ14年、「ゆっくりペースで長く走る」ことで筋肉等が強化されていったり、または走り方が当初よりは改善されたりしたのか(フォームは意識するとろくなことがなさそうなので、意識はしていません。あくまで繰り返し走る中で結果的に改善されたのではという仮説です)、痛みが出ることは格段に少なくなりました。
筋肉系のダメージは、上記の走り込みによってだいぶ回避出来るようになってきたものの、最近は「速く走ることによる、気管支や体へのダメージ」が大きく感じるようになってきた。
これに関しては、走り始めた当初と比較しても大きく感じるようになった。
それは加齢とかもあるんだろうし、そもそも走り始めた当初は長時間速く走る前に脚が痛くなるから出来なかったから、自分にとって経験の少ない刺激に対しての体の反応の結果・・・とも言えると思う。
この「気管支や体へのダメージ」が結構厄介で。
気管支へのダメージは、喘息持ちだからというのもあるだろうけど、気管支周りが詰まったような感じになってうすら痛い感じ。もちろん吸入ステロイド薬を使って対応するけど、この症状は数日は続く。
体へのダメージは、やたらと続く空腹、眠気、時折出る頭痛。
このダメージが思いの外最近大きくなっていて、リカバリー期間が長くなってしまっている。
大会で追い込んで走るのも、まぁ滅多にない楽しみだし、そもそもあんなに追い込んで普段から走っていたら、故障するか、体調崩すか、走るの嫌になるかの三択な気がする。あれはあくまでハレの日のランだ。
まぁそんな感じで、加齢の影響なのか何なのか追い込んで走ると、疲労が大きく残るようになってきましたという話。
これは、
- 定期的に出力7~8割位のペースで速く走るとかすれば適応できるものなのか
- あるいは加齢や自らの体質によるもので、付き合っていく類のものになるのか
どっちで捉えれば良いのか・・・というより、どちらの可能性もあるだろうということで、体の状態をモニタリングしながら探り探りやっていくというお決まりの結論になるのだと思う。
なんか最近、「刺激を入れる⇔回復」のサイクルの「回復」の方が本当に上手く回らなくなってきたというか、速度が遅くなってきたなぁというのを感じる。
元々そんなに体力があるタイプではなかったのに加えて、加齢もあるから、さもありなんということか。
とはいえ、走ることは好きだし、先日の火祭りロードレースのようにスピードで追い込むのも、ウルトラマラソンで長い時間走るのも、どちらもまだまだ続けていきたい。
ただ、願望のままに「刺激」を加え続けていくと刺激超過の状態となり、故障や体調不良に陥り、継続して走れなくなる可能性もあるので、自分の状態を見極めつつ楽しんでいくことが肝要になるのかなと思う。
しかも、自分の状態を見極める際に、数字ありきで判断しすぎるのも危険だと思うので、あくまで数字は参考としつつ自分の感覚を注視してやっていきたいと思う。
このあたりのことを考えるだけでなく、仮説・検証を繰り返しながら実行し続けられるかが、今後ランニングを楽しんで続けられるかの肝になる気がしている。
その仮説・検証もまた、面白い。
そんなことを火祭りロードレース後の通勤ラン中に思ったので、書き残しておきたい。
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