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2025年火祭りロードレース振り返り

火祭りロードレース
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9/7(日)、火祭りロードレース、走ってきました!

いい天気・いい景色の中、想定外の激坂コースに悶絶しつつ、めっちゃ楽しかった。

結果はこんな感じ。

レース前のブログに「今の力だとおそらく1時間35分~1時間45分位のタイムになりそう」などと書いた記憶があるけど、まさに予想的中。そんな感じ。

・・・いや、走っている時は、この見立てを立てた自分に苦情申し立てをしたい気持ちで走っていた。確かに、見立てとしては的中と言えるだろうけど、この火祭りロードレースに関して言えば、このタイムは望外と言っても過言ではないレベルで上手いこと走れたように思う。

それくらい、タフなコースだった。事前にあまり調べない自分が悪いのですが(今回あえて調べなかった。なんか何が出てくるかわからないのも楽しいかなと思って・・・(;^_^A)。

タフなコースだったし、景色も良いし、なんかいい感じで闘争心も出てしまい、ガンガン行って、ゴールに飛び込んだら、こんな結果だったという感じ。

そんな感じだった火祭りロードレース、振り返っていきたい。

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序章

この火祭りロードレース、事前に知っていたのはメイン会場が富士北麓公園であること、チャレンジ富士五湖のコースと同じ所を一部走ること。

この二点。

なんかメイン会場が富士北麓公園であることという時点で嫌な予感はしていた。

このブログを継続して読んでくださっている稀有な方ならばご存じのことと思うが、僕はチャレンジ富士五湖との相性が超絶に悪い(「相性」などと書きましたが、ただの力不足ですね)。今年の春も本栖湖の関門に引っかかり、120km走破出来なかった

それ以前も何度となく煮え湯を飲まされ続け、ゴール地点である富士北麓公園に自分の脚で帰ってきた回数よりも、リタイアバスで帰ってきた回数の方が多い体たらく。

そんな感じで「富士北麓公園」と聞くだけで、阿鼻叫喚の思い出、動かない自分への呪詛、悔しさ、情けなさがよみがえってくる。

まぁでもね、今日はハーフマラソンだし、なんとかなるでしょ!!

そんな気持ちで4時に自宅を出発し、6時過ぎには大会会場入り。

しかし、会場入りして早々に「いや、君、ナメてもらったら困るから」とばかりにめっちゃ強い日差しが僕を熱烈歓迎。

・・・・いやー、これ、どうなることやら・・・・。

レース編

大会HPより引用

コースは前述の通り、チャレンジ富士五湖と同じコースを一部走る感じ。

未知のゾーンは、吉田口登山道~中の茶屋~折り返し地点、ここのみ。

どんなコースか調べることも出来ただろうけど、あえて調べなかった。なんか知らない所をいきなり走るの、楽しそうだったから。

会場入りしてウロウロしていると、日差しがジリジリ。暑さは標高のおかげもあって普段走っている所よりはマシだけど、日差しがヤバそう。

そんな感じで過ごしていたらあっという間にスタート時間。

スタート地点へ向かいます。

スタート~10km:「高低図から感じる嫌な予感、的中」

整列していて、まず「嫌な予感するなぁ・・・」と思ったのは、予想タイム別に並ぶんだけど、一番前の列のプラカードに書かれているタイムが「1時間45分前」。

それって・・・「これから君たちが走るコースはハチャメチャにキツいから、90分切る奴なんてほとんどいないですよ。ほっほっほっ」ってことですか??

うーん、確かに標高も高いし、気温だって上がるだろう、そして坂もあるだろう。

いや・・・それでもね・・・ワイも坂だらけのはだの丹沢水無瀬マラソンを走ったことがある

まぁ・・・あれくらいでしょ・・・多分(ちなみに火祭りの方が全然キツかったです)。

そんな一抹の不安と久しぶりの大会というワクワク感いっぱいに、いざ、スタート!

奥さんとグータッチして走り出す。

今回のレースプランは特になし。目標タイムもなし。

とりあえず、適正なペースはその時その時の自分の呼吸で判断。呼吸が荒れてきたらペース抑えて、楽なら上げてという感じでいくことに。標高も高いし、坂もあるので、数字で判断するとキツすぎたり、反対に楽すぎたりすると思ったので、このプランで。

スタートして数kmは完全にチャレンジ富士五湖と同じ所を走る。

違う所は、チャレンジ富士五湖だと真っ暗な中ライト片手におそるおそる走るけど、この日はもう陽が登っているので明るい。明るいと全然コースの印象が違って面白い。

そんなことを思いながら、未知のコース、中の茶屋方面へ向けて右折。

ここから始まる登り基調。

前日にHPを見ていて、ちょっと嫌な予感を感じていました。

公式HPより引用。

2.5kmから7.5kmまで続く登り。だいたい300m位登るようだ。

そして17.5kmからゴールまでの登り、これはチャレンジ富士五湖で走る富士北麓公園までの登り坂だろう。あの坂もかなりタフなイメージがあるけど、これから走る7.5km地点までの登り坂はこの高低図で見る限り相当ヤバい。17.5kmからの登りの比ではない。これは、相当ヤバいやつなのではないだろうか。

そして、その予感は見事的中する。

すげえロードの登り。そして中の茶屋から先の不整地!

「不整地なんて聞いてないよ~!!」と言いたかったが後の祭り。

というか、もう進んで行くしかない。なんかそういえば奥さんが「富士登山競走と同じ所を走るっぽい」とか言ってたなぁ。それも聞いていたけど、こんなにここでキツいのか。改めて富士登山競走にチャレンジする方にリスペクトだわ。

不整地をようやく抜けると今度はロードの登り。

前方には大きく富士山が見えて、大迫力。いや、良い所走っているんだけど、いかんせんキツい!呼吸が荒れてくる。ペースを落としても荒れる呼吸。でも、ここでプッシュするのも大会ならではの楽しみ。すげえキツいぞこれ。

でも、面白い!

登りの途中で、後半戦に向けてジェルを補給。給水所では水を少し飲んで、残りを体にかける。

暑さもなかなかのものだけど、風が冷たさを含んでいるし、木陰に入れば全然マシ。

折り返し地点の後は下り基調。下りでは呼吸は楽になる。軽快に下っていこう。

前半戦10kmまでのラップタイム。折り返しまでの登りが本当にタフでした。

11km~ゴール:「富士北麓公園への登り坂からのラストスパート」

折り返してからは下り基調。

途中、不整地もあったけど、毎年野辺山ウルトラマラソンで不整地の下りは経験しているので、その引き出しでどうにか対応出来そうな感じ。後は、路面に注意しつつ転倒しないようにだけ気を付けて、冷凍ブルーベリーエイドに到着!

ブルーベリーをザザッと頂いて、今度はずーっとロードの下り。

呼吸は楽だけど、脚がクルクル回って面白い。

下り坂を転げ落ちる感じって、まさにこんな感じのテンション。

漫画「北斗の拳」より引用。

そんなヒャッハーな感じで走っていて、ふと時計を見たら4:00/kmを切るペースで走っている。

「まぁ・・・どうせ東富士五湖道路沿いの道に出たら、フラットでその後は登り基調。ここで世紀末な走りをするしかねえ!」

そんな感じでお調子者丸出しで下り坂を転げ落ちて走り、ついに東富士五湖道路沿いの道に出た。

・・・ズン。下り坂が終わってフラットな路面となり、一気に押し寄せる「進まない感」。

今まで重力任せで下ってきたツケを払う時。

下りの衝撃を受け止め続けてきた大腿四頭筋はもはやストライキ。

登りで酷使してきたハムとケツもストライキ。

「あかんあかん。進まねえ。」

とりあえず走りを立て直しだ。ツケはいくらでも払うがゴールしたいんですよ僕。

ストライキを起こして、反抗的な態度を見せつつある脚も、どうにかまだ動いてくれるようだ。

ヤビツ峠走、ロングジョグ、塔ノ岳登山、不整地ジョグ、400×8インターバル・・・今年の夏は結構色々なトレーニングを楽しんだ。その効果が出ているようだ。

最後の折り返しを超える頃には、標高も下がり、日差しもどんどん強くなって暑さをすごく感じてきたけど、どうにか気持ちを切らさずに前へ前へ。途中でコーラをエイドで頂いて元気になる。普段はそんなに飲む気にならないコーラですが、ランニング中に飲むコーラは本当に美味しいし元気になる。

ゴール地点の富士北麓公園への上り坂も、気合いを何度も入れなおして、なんとか歩かずに登り切り、いざゴール地点、富士北麓公園へ。

・・・ラストは、上げるぞ!!ここで400m×8インターバル走で磨いたスピードを出すのだ。

そんな感じで、夢中でゴールまで走り抜けて無事ゴール!!

時計を確認すると、まさかの1時間37分台でのフィニッシュ。

このコースで、このタイムが出るとは・・・・。

確かな手ごたえを得て、ゴール地点で配られていた飲み物とバナナを頬張る。

この夏からこれまで取り組んでいる「スピード強化」。

具体的には2022年にハーフ90分切り、フル3時間半切りが出来ていた時位のスピードを取り戻そうと取り組んでいる最中の火祭りロードレースでしたが、確かな手ごたえがありました。

この後も、10kmの流山ロードレース、20kmの丹沢湖マラソンとエントリーしており、いずれもスピード強化の一環として楽しもうと思っている大会。ここでどこまで走れるか。

まずは火祭りロードレースの疲労を抜いた後に、またトレーニングを楽しもう。

おわり

ゴールして数分後に奥さんもゴール。

奥さんは、年代別入賞!!すげえ。表彰式は見ているだけでなんか楽しいです。

すごい立派なトウモロコシ!そしてかわいい箱のデザイン。

そんな感じで、奥さんも入賞し、確かな手ごたえも得れたし、すごい楽しかった火祭りロードレース。

コースもアップダウンがあって走りごたえ満点でしたし、景色も良いしで最高でした。

大会運営の方、ボランティアの方、その他大会に関わったすべての皆様・・・ありがとうございました!

・・・珍しく一話完結!

2025年火祭りロードレース 振り返り 完

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