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なんかぶっ刺さった宮本浩次の「I AM HERO」

日記
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先日僕の好きな宮本浩次がSONGSに出ていたので、録画していたのですが、そこで聴いた「I AM HERO」。

いや、これ、歌詞、ヤバい。最高すぎる。

そう ガキからどでかい男目指して生きてきたつもりだった
今宵どうだい? 俺はどうだい? らしく輝いて暮らしてるかい
俺の衝動 俺の感情 流れる時に押しつぶされてなんか負けそう Oh No
こんなもんかい こんなもんだい やりきれない自問自答
だからDive 今だJump 今宵が俺の 俺の夜明けさ
Technicalじゃねえ 俺の本能 今だからこそ 行くぜ堂々 堂々

Look at me baby 俺の悲しみの地平線
Good luck yesterday 振り返りゃあ愛と悲しみのこの世界
俺の妄想 俺の懊悩 俺の明日
立ち上がるぜ
I AM HERO I AM HERO I AM HERO
I AM HERO
I AM HERO

宮本浩次「I AM HERO」より引用

なんかこう、すごい今に不満がある訳でもないし、不遇だとか、そういう感情が渦巻くわけでもない。もちろん生きてりゃ色々あるし、ここ数年は身内の金銭問題のとばっちりを食らってひどい目にあってきたけど、それでもトータルで見れば、すごく恵まれた人生だと思っている。

そんな恵まれた人生と思いつつも、先日ふと「もし過労で倒れていなくて、キャリアを変えずに生きていたら、今どんなだったのだろうか?今もバリバリ働いていて、年収なんかはもうバキバキだったんじゃないだろうか?」と思ってしまった。

なんかそんな感じの「俺、このままでいいのだろうか?」的なやつ。これがミドルエイジクライシスってやつなのか?

そんな僕にぶっ刺さりまくる「I AM HERO」。

過労とパワハラで倒れる前の僕は、競争心に溢れ、なんかものすごくガツガツしていた。

元々はそういう性格ではなく、小学生位までは今のような静かにのんびり暮らす感じだったが、中学~高校~大学と経ていく中でなんでかわからないけど、ガツガツしている人間に変貌していった。その流れのまま就職し、バリバリ、ガツガツやっていた。

いつもイライラしていたし、何かに怒っていたし、今でいうタイパ・コスパに追われる日々。

終わらぬ仕事、追及・吊し上げの会議、そこで自分を保つ為に異様なテンションになっていく。

そんなテンションで数字を作っていくと上がっていく年収。

「俺は出来る男だ」という謎の思い込み。全能感。その中に潜むわずかな自分への疑問。仕事への疑問。

すべてを封じ込んで、突き進んでいた日々。

そんな無理をしている日々が続くはずもない。

当時の僕を知る人と今会うと「ものすごい変わった。出家でもしたのw?」と言われる位だ(;^_^A

奥さんにも言われますw

倒れた後の2年に及ぶ療養期間の終わらない逡巡の中で「この生き方では、僕は持たない。このまま生きていくのであれば、むしろ人生を終わらせた方が良いのではないか?」という所まで思う所まで来てしまっていた。

そう思った後に、また紆余曲折あって、もう自分の生きたいように生きよう。

見栄とか偏差値とか、周囲と比べて稼いでいるとかいないとか、誰に強いられたわけでもないのに見えないものと戦っているような感じで日々生きるのは止めよう。

別に生きていくのに、勝ちも負けもない。

ただ生きているだけだ。

過去どうだったか、ではなく今どうなのか、だ。

そんな感じの逡巡を経て、今の生き方に変えて15年。

幸いなことに再発することもなく、元気に過ごせているし、仕事もしている。

でもふと思うこんなこと。

そう ガキからどでかい男目指して生きてきたつもりだった
今宵どうだい? 俺はどうだい? らしく輝いて暮らしてるかい
俺の衝動 俺の感情 流れる時に押しつぶされてなんか負けそう Oh No
こんなもんかい こんなもんだい やりきれない自問自答

まぁでも、思い出してもゾッとする療養期間の僕の悲しみ、絶望、慟哭。

ここで人生終わりでいいやと本気で何度も思った。

でも、しぶとく僕は生きていくことを選んだ。

だからDive 今だJump 今宵が俺の 俺の夜明けさ
Technicalじゃねえ 俺の本能 今だからこそ 行くぜ堂々 堂々

Look at me baby 俺の悲しみの地平線
Good luck yesterday 振り返りゃあ愛と悲しみのこの世界
俺の妄想 俺の懊悩 俺の明日
立ち上がるぜ
I AM HERO I AM HERO I AM HERO
I AM HERO
I AM HERO

「俺の悲しみの地平線」、すげえ言葉だ。

今はそこに向かっている最中。そこに辿り着いたら何が見えるのか、何を感じるのか。

何があった訳でもないけど、「このままでいいのか」と少し考えてしまうことがある最近だった。

でも、この歌に背中をドンと「このまま行け!!」と背中を押してもらったような気がする。

立ち上がるぜ。

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