先日、帰宅してメールをチェックしているとチャレンジ富士五湖の案内メールが。
「なになに・・・・10/20(金)からエントリー開始とな・・・」
「なになに・・・新部門!?スパルタの部??」
118kmの制限時間、12時間だと!?・・・・絶句。ただただ絶句。
この部門で完走するとスパルタスロンの参加資格が得られると。
ギリシャは、リクガメを見に行ってみたいけどスパルタスロンはとてもじゃないけどねぇ。
完走した人のブログを読んだりしていると、かなりの覚悟と相当の走力が必要。
こんなこと書くと、スパルタの部にエントリーするか悩んでいるような感じですが、安心してください(誰に言ってんだ)。そうじゃないですよ!
毎年この時期に悩むこと
悩んでいる事はズバリ、
「4LAKES(100km)にするか、5LAKES(118km)にするか」
です。
前回、阿鼻叫喚の果てに這いずるようにゴールまで辿り着き、4度目の挑戦にして初めて5LAKESを完走することが出来た。
もう4回完走している、うちの奥さんは「当然5LAKESでしょ」と言っている(「当然」の使い方がおかしいんだよ君はと説教を小一時間してやりたい件)し、そういう圧を出している(ように感じる)。
なんだろう。何を迷っているのだろう僕は。
一言で言えば、怖い。
もう一回、アレを経験するのかと。
本栖湖で体が動かなくなった時のあの感じを味わうのかと。
どなたかのYoutubeで110km地点付近を走っている僕が映っていたけど、あきらかにフラフラだった。
前回の僕はそれでも、何故かゴールに、富士北麓公園に向かってひたすら進み続けた。
今思えば、何かがキレていたのではないかと思う。
翌日からの体の状態は悲惨なもので、翌日の仕事はめまいがしてフラフラするし、職場の人には「こばすけさん、なんか小さくなってますよw」とか言われる体たらく。
1~2週間は走ることを体が拒否している感じがあった。
でも、でも、です。
脳内に焼き付いてしまったような感じがある、あの疲労感の中で見た景色のきれいさ。
ヘロヘロでゴールした時の、なんとも言えない充実感。味わったことのない気持ちだった。
また、アレを味わいたい。怖いけど。
僕は完全に、脳を焼かれてしまったみたいだ。
エントリーして、走りにいけば阿鼻叫喚が口を開けて待っている。弱い自分が手ぐすね引いて待っている。
それでも、そんな自分にも会いたいし、またアホなチャレンジをしてみたい。
チャレンジに向けて愚直に準備をする日々を過ごしたい。
ある種の中毒者のような境地に達してしまっていることを悟った、「チャレンジ富士五湖、どの部門にエントリーするか問題」。
悩みはしますが、結局5LAKESに行くのだと思います。
今度はどんな自分に会えるのか、今から楽しみです。
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