我が家にはお迎えして今年の9月で丸2年となるロシアリクガメのずんだ(♂)がおります。
2020年の1月に生まれたまだまだ子供のリクガメで、先住のギリシャリクガメのリッキーと比べると色々癖があって特に最近色々考えさせられております。
リクガメといえば「寒さに気を付けよ」「保温せよ」に意識が向かいがちだけど、このずんさんは少し違う感じ。
結論はまだ出ない途中経過の話ではあるんだけど、書き残しておきたいと思います。
気まぐれすぎて、、、夏
このタイトル、JAYWALKのあの曲をパロりました。
以前いたテニスのクラブチームでカラオケ行くとこれ必ず歌う先輩いたなぁ・・・・(遠い目)
おっと脱線。
リクガメと言えば、夏に調子よくなる!
ケージの温度が上がりすぎないようにすれば、割と安心して過ごしてもらえる季節。
と、言うのが先住のギリシャリクガメのリッキーと14年位過ごしてきて経験則的に感じていたこと。
同じ地中海リクガメに属するロシアリクガメのずんだもおそらくそうだろうと思っていたけど、ちょっと違う。
夏になると、否、ケージの温度が30度に近づいてくると、、、活性が落ちる。
去年も少し同じような波があったけど、今年の波は違う。さらに大きい。
ほっとけば、メシを置いても巣穴から出てこない。
平常時はすごいメシにがっつくのに、メシも半分位食べたら巣穴へGo。
当然便も毎日快便だったのが食事量の減少も受けて減り・・・・。
「おい、元気ないのか?どーした?」
と、持って顔、鼻、総排泄口等をチェックしても異常はなさそう。
むしろ持つと「ヤメロ、ハナセ!!」とばかりに暴れます。
目も元気。リクガメって病気になると目が明らかに変わりますが、病気のそれとは異なる感じ。
食欲も、便も、全くない訳ではない。食事は量が、便は頻度が下がっているだけか・・・。
なんだこれ。
ちなみに先住のギリシャリクガメのリキ男は季節とかそういうのの影響もなくひたすら食べるの大好きで毎日完食で毎日暴れ倒しています。
そして同居人の心配をよそに穴を掘り始めたずんさん。
— こばすけ (@kobasuke_ricky) June 2, 2022
カメだからガメラじゃなくてまさかの地底怪獣かよ!バラゴンですか。
まぁね、元気ならいいですよ。#リクガメ pic.twitter.com/crgrwr5QSx
このツイートが、僕とずんさんの暑い日の攻防。
「バラゴンかよ!」って言ったのは、このツイートをした前日に日本映画専門チャンネルで「フランケンシュタイン対地底怪獣」を見たから。シン・ウルトラマン見てから特撮熱が再燃してます。
おっと、二度目の脱線。
そんなで動物病院の診察時間とアクセス、移動用ケージを全て用意しつつ毎日ずんだとにらめっこする日々。
書籍やインターネットでも色々調べました。
「夏眠」というワード
インターネットでも、「ロシアリクガメは冬眠、夏眠して一年のほとんどは巣穴でじっと過ごす」的な記載があったり、我が家にある「世界のカメ リクガメ科 加藤進著」によると「亜種により生態は異なるが夏と冬に穴に潜っているので春と秋に活動する」と記載がある。
他の書籍ではあまりこういった記載はないが、どうもこういった性質はあるようだ。
我が家では屋外飼育ではなく室内ケージ飼育。
夏場は外気の影響を受けてケージ内の温度は30度に近づく。
日によっては30度をオーバーする時もある。
その30度らへんの温度でずんだのロシアリクガメの本能が目覚めて夏眠モードに入るのか。
ギリシャリクガメとは好む温度が異なりそうなのは様子を見ていて感じていたので、リキ男さんよりケージの設定温度は2度程低めに設定しているけど・・・・。
5月の下旬に結構暑い日が続いて、その辺で上記の通り一度活性が落ちました(ケージ内温度は最高で30℃位)が6月に梅雨に入り気温が落ちる(ケージ内温度は最高で27℃位)とまた活発になりメシ完食・快便・行動量も増えました・・・・。
この様子を見ている限り、病気とかではなさそうだと思うのですが真夏になった時の対応を考えないとですね・・・。
暑くなって(保温電球を稼働させなくても、猛暑日とかになるとケージ内は33℃位になることがある)来た場合にどう対応するか・・・。
浮かんだ選択肢は三つ。
・エアコン常時稼働or猛暑日のみ稼働させる
・ケージ内にファン等取り付ける
・夏眠という生理現象の一つと捉えて、見守る
うーん。
現状はケージの上蓋を全開放して、保温電球の稼働を止めて対応していますがずんさんの状況と気温の状況を見て上記の選択肢の中から選んで対応していく感じかなぁ。
柔軟に対応し、判断は迅速に
現状では、そういった対応をしてケージ内を28℃以下に保つようにしていこうと思います。
真夏になって、活性が落ちて危ないと判断(判断基準は食事量、目、体重等で判断)したら速攻で病院連れて行こうと思います。
どうしても、先住のギリシャリクガメのリキ男さんを基準に考えてしまうけど(季節にあまり影響受けず、朝は6時にメシスタンバイ、メシはいつも完食、行動量は毎日相当ある)、ずんさんは種類も違うし年齢も違う、そりゃ違うって!と、いうことも胸に置きつつ共に過ごして行きたいと思います。
今回の一件でも読み込んだ「カメの家庭医学」。
リクガメの他に水棲ガメの病気のことも書いてありますが、毎年一回は読み返して自分の飼育環境の見直し等しております。
どんな病気があって、どんな感じの症状が出るのか、写真と文章で説明があるのでわかりやすいです。
何冊かリクガメの飼育書を持っていますが、これはかなり踏み込んだ内容で面白いし飼育環境の検討やリクガメの体調チェックにも役立つ本で、おすすめです。
【我が家のリクガメ達の飼育環境等について】
※我が家のリクガメ達の飼育環境・使用用品についての記事はこちらです。
※我が家のリクガメ達にあげている餌についての記事はこちらです。
コメント