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「やること」より「やらないこと」を決めることが大事なのではないか?という話

僕が思う事
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ここ数年で、自分の「枠」を意識するようになりました。

「枠」は物事をやるキャパシティのようなもの。

この「枠」を時間として意識すると、本当に僕に残された枠は少ないのだと実感します。

1日は24時間。

平日は少なくとも8時間労働。

睡眠は6~7時間は欲しい。

食事・風呂で少なく見積もっても全て合わせると2時間位か。

上記を全て合わせると、17時間。

24-17=7。

なんと自由に使える時間は7時間しかない。

労働は8時間と書いたが毎日定時では上がれないし、移動時間も含めたら余暇の時間は5時間位しかないだろう。

人によっては、日によっては、余暇の時間なんてないこともあるだろう。

こんな感じで余暇のことを考えていたら、2パターンの考えが出てきます。

  • 時間を効率化して様々な物事をこなせるようになる
  • やらないことを決めて、やりたいことに全集中

僕は以前は、バリバリの前者の考えでしたが、ここ10年位で後者に変わりました。

昨年末にアップした年賀状を出すことを止めた話を書きながら、これからは「やること」を決めるよりも「やらないこと」を決めることが重要なのではないか?

そんなことを思いました。

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「やらないより、やったほうが良い」という呪い

「自己成長し続けるために絶対やるべき○○」

「健康でいたいならやるべき習慣○○」

「絶対チェックすべき○○」

「最新トレンド○○」

「災害や不慮のことに備える安心・安全の○○」

他にも以前から特に思考停止で「みんなしているから」とやっていることなどなど・・・・

とにかく、「~すべき」なことで世の中は溢れている。

その風潮を否定するとか、批判するとかではないです。

でも、これらに踊らされてすべてやっていると自分が潰されてしまうのではないかと思います。

どれも安心・安全や、自己の成長、健康、どれも「やらないより、やったほうが良い」と言われれば、その通りだと頷いてしまいそうになります。

僕は、これこそが「呪い」だと思っています。

この呪いを断ち切って、取捨選択をしていくことこそが重要だと思うのです。

時間も、自分の裁量も限られている

なぜ取捨選択が必要なのか。

それは冒頭で書いた通り、時間が限られているからです。

限られた時間の中で、自分の出来る量を見定めていくことが大切だと思います。

時間や自分の裁量が有限であるということを意識して、やらないことを決めて、本当にやりたいことをやる。

僕はそうやって生きていきたいと思っております。

僕の「やらないこと」の決め方

僕の「やらないこと」の決め方はこんな感じです。

  • 世間体を意識しての行動で、かつ自分が不要だと思ったこと
  • 「不安」が原動力になっているもの
  • 「楽しさ」や「思い」もないが惰性で続けていること
  • 「ここまでやったのだからもったいない」とかそんな気持ちでやっていること
  • 人や流行についていく為にやろうと思ってるが、実はあまり乗り気でないこと

こんな感じに思ったことは「やらないこと」としております。

自分が本当にしたいことをして、生きていこう

時間や自分の能力が有限であるということを自覚して、

「何かをするということは、何かをしないという選択をしている」

そう思うと、今やっていることが「本当にしたいこと」なのかどうか考えるようになります。

こんなこと書いていて身も蓋もない話ですが、僕にとって仕事は「したいこと100%」というよりかは「義務」の色合いもあるのが現実です。

それでも、仕事以外の時間で自分が本当にやりたいことをやることで生活に彩りや楽しみが出てきます。

すると義務の色合いのある仕事にも楽しみを見出せるような心のゆとりのようなものも生まれてきます。

「時間も、自分の能力も有限である」

このことを突き詰めていくと、

「人生はとても限られた時間で、しかもその終わりはいつくるかわからない」

ということです。

そう思うと、僕はとても自由な気分になれました。

「やらないこと」を決めてスッキリしたら、本当にやりたいことを楽しもう。

やりたいこととやらないことがいつ変わってもOK。

人の気持ちも移ろうものなので、限られた時間の中で変化していくことでしょう。

その限られた時間の中で、その時に本当にやりたいと思ったことをやって生きていこう。

そんなふうに僕は思っております。

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