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配られたカードで勝負しよう

僕が思う事
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小さい頃、体が弱く早退も多く、運動が破滅的に出来なかった(股関節開排制限があるのが原因では?と言われたことがあります。未だに股関節は笑えるレベルで開きません)僕は、よくこう思っていました。

「なんで僕ばかり体調が悪くなって保健室か、早退なんだろう」

「なんで僕ばかりかけっこも、逆上がりも、すべてビリッケツなんだろう」

「なんで僕ばかり、なんで僕ばかり・・・・」

体育の授業が嫌すぎて仮病を使ってサボろうとしたことすらありました(笑)

今となっては笑い話ですが、結構当時は深刻に悩んでおりました。

そんな僕が、「他人と比べても仕方ない。配られたカードで勝負」と思えるまでを書いていってみたいと思います。

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他人と比べがちな幼少期

「~ちゃんは~出来るのに、こばすけ君は出来ないのね」

たまに大人からそれとなく言われる、比べられることにとても傷ついて過ごす幼少期でした。

「なんで僕だけ、具合がすぐ悪くなるのか」

「なんで僕だけ、運動が出来ないのか」

「なんで僕だけ、なんで僕だけ・・・」

そんなドが付く陰キャで自信のない子でしたが幸いなことに周囲に恵まれていじめられたりすることもなく、マイペースに虫取りとか好きな事やって楽しく過ごしておりました。

ただ、この時僕は他人と自分を比べて「何で自分だけ」と思ってしまう癖を抱えていて、常に自信なさげに過ごしているような感じでした。

ないものはない

小学生の高学年の時に転機が訪れます。

転校です。

転校した先の学校は、

僕の体が弱かった事(小学校の3年生位でだいぶ良くなりました。運動神経はひどいものでしたが)も、

僕が逆上がりも出来ない運動神経ヤバい系の子である事も、

そんなことは誰も知りません。

なので、普通に出来るものとして扱われます。

これが、僕にとってすごく心地よかったです。

転校前は「運動出来ないもの」として扱われたり、「体弱いから大丈夫?」と、そういうふうに見られるのが嫌で、本当は体動かすのは好きだったけど遠ざけていました。

そんなだったので、「出来るもの」として扱われることがすごく心地よかったです。

「出来るもの」として運動に誘われますが、当然ドンくさいので出来ません。

当然「あれ・・・?」って雰囲気になります。

でも、「ごめん。僕ヘタなんだけど、運動は好きなんだ!」と言えたんです。

ないものはない。できないものはできない。

そうは言わなかったけど、「出来ないけど、運動が好きだ」と言えたことは僕にとって大きな転機でした。

記憶している限りで人生で初めて「配られたカードで勝負」した瞬間ではないかと思っております。

持っているもので行こう

「運動は上手くできないけど、好きなんだ」と言えたことで、

何か栓が取れたのか、

他人と比べなくなって、「どうせ自分なんて」と思わなくなったからなのか、

上手くはないものの、前より楽しんで休み時間の運動や体育も出来るようになってきました。

そうしているうちに、少しづつ運動も出来るようになってきました。

「今自分の持っている物がショボくても卑屈にならなければ、道は開けてくる」

そんな風に思えました。

他人と比べ出すと一気に不幸になる

小さい頃のこの体験は、今のように言語化出来なかったですがおそらく卑屈にならず、良く見せようともせずに「僕は僕」と思えて、それを言えたことが良かったのだと思います。

それから時を経て、人生の色々な局面でつい心が弱ってくると他人と比べてしまう時がありました。

また、世間での「こうあるべき」という謎の規範と比較して無遠慮に色々言ってくる人もいます。

この謎の規範は、

「他人が自分と他人を強制的に比べさせようとする恐ろしいもの」

と僕は認識しております。

  • ~さんは出世してもう課長だって!
  • ~さんの所も子供がいるからそろそろお宅もね・・・
  • いくつになったら持ち家位持たないとね・・・
  • もう~歳なんだから結婚しなさい!

こういう謎の規範や他人と比べるのをセットでまともにやり始めると、一気に不幸になります。

なぜなら、自分の意思ではないから。

やっているのは自分のはずなのに、自分の操縦席には違う人が座っているから。

その度に回り道しながら、「他人と比べず、自分の人生を生きよう」と軌道修正してきました。

配られたカードで勝負する=他人と比べない

そんなある時にこの言葉と出会います。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ」

漫画「ピーナッツ」のスヌーピーの言葉より引用

「なんで僕だけ・・・・」

「~と比べて僕は~だから」

とか、悩んでいた小さい頃の僕に言いに行きたいフレーズです。

今でも心が疲れていると思ってしまう時がありますがその度にこのフレーズに帰ってくるようにしております。

「他人と比べても仕方がない。自分に配られたカードで勝負!」と。

他人と比べない、自分の人生を生きよう

自分の人生を生きるのが一番です。

  • 他人と比べても、
  • 他人の言う「~すべき」に合わせても、
  • 過去の自分と比べても、

どれも、今の自分を不幸にしてしまうだけだと僕は思います。

他人と比べない、自分にしかない、自分の人生を生きよう。

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