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【スピノザ エチカ】わからないけど、読み進めていく面白さを再発見。

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※本のレビューでも、解説でもありません。そこを期待して見て頂いている方はそっとブラウザを閉じて頂ければ幸いです※

以前にニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」を読んで、なんか面白かったから他にも気になっていた哲学系の本を読んでみようということで読み始めたスピノザの「エチカ」。

とにかく内容がわからない。特に上巻の神のくだりや、スピノザ的言い回しに何度も脳内に「?」マークが点灯し、読み返せど読み返せど「?」マークが消えないこともあり。

自分なりに解釈を立てつつ進めていきますが、読むスピードは他の本を読む時と比べてかなり遅い。

タフだ。毎晩の楽しい読書の時間がここまでタフな時間になるとは。

Youtubeやブログ等でスピノザの解説とかを見て読めば、もっと楽に読めるかもしれないとか思うんだけど、生来のドM的性格か、それとも自らで解釈していく楽しみを取りたい知的好奇心的なものなのか、それはせずに、うんうん唸りながら読んでおります。。

いや、本当、こんなパロディしか浮かばないです。スピノザ様。

「こばすけには、この本は早すぎた。何度も文面を読み返し、読み返せど、彼の思考から疑問符が消えることもなく、なんとなくこういうことかという解釈が立てど、それも確信には至らず、まるで遭難した人のように本の中をさまよっているような体たらく。その様態と彼の感情を鑑み、ゆえに彼にはこの本が早すぎた。Q.E.D.」

Q.E.D.じゃねーよ。

そこしかパロッてねーじゃねーか。

そんな感じでカオス極まりない感じで読んでいるエチカですが、現在は下巻の中盤。

とりあえず「外的要因に振り回されないで自分の理性に従って生きなさいよ」的なメッセージは本から受け取った気がするけど、その解釈すら合っているのか怪しい所。まぁ今は正解かどうかとかはどうでもいいので、最後まで読んでいこうと思う。

この感じ、わからないなぁと思いながら読む感じ、懐かしいなと思う。

小さい頃に良くわからないなと思いつつ読んでいた父の本。

子供の頃病気で寝込んでいる時に、買ってもらった当時の僕にとっては難しかった本。

高校生の頃にイキって読んでいた哲学系の本(今と行動が変わっていない件(;^_^A)。

どれも、わからないなぁと思いながら読んでいた。

でも、なんか初めて訪れる土地で地図を見ながら探検するような、見たことのないものを見るような楽しさがあった。

文面もそうだし、文を読んで、思考を巡らすことも楽しい。

で、こういうわからないなりに読んでいき、蓄積していったことが、あるタイミングでわかる時が来る。その瞬間も面白い。

その瞬間がいつなのかはわからない。同じ本を読み返した時かもしれないし、映画とか、ラジオとかyoutubeとか、別の本を読んだ時かもしれない。

そんな感じで色々ごっちゃになった頭の中のコトやモノが熟成されるが如く時を経て、わかる瞬間・・・というか繋がる瞬間が来るのもすごく面白い。

それに、最近はどうしても「わかりやすさ」や「すぐにわかる」といったものが多いし、自分もそういうものを手に取りがちだし、なんならすぐにスマホで調べたりも出来てしまう。

そんな感じで過ごしていると、正解かどうかわからない状態で進めていく、わからないなりに進めていくということがだんだん出来なくなってくるような感じがしていた。

この感じはすごく合っていて、今回この本を読んでいる時もAIの要約を見たくなったり、解説の動画とかをみたい衝動に何度も襲われた。・・・・が、どうにかやらずに、わからないなりに、自分なりに解釈しつつ読んでいくことを楽しんでいます(;^_^A

すぐにわかるとか、わかりやすいとか、それも大事だけど、そうじゃない、時間を掛けて理解し熟成していくような、そんな楽しみもあるよねということを再確認したスピノザ挑戦でした。

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