【景品表示法に基づく表記】本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります

2026年チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン4LAKESの部振り返り 第一話「春の珍事」

チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
スポンサーリンク

・・・・精進湖を抜けて、例の看板を目にした時、明らかに何かのスイッチが入った気がした。

これまで5LAKESに挑戦していた時は「心から左に行きたい」と言いつつ右へ行ってきたが、今回、僕は左へ行く。

我ながら面倒臭い人間だなと思うが「なんで俺は左なんだ」と思った。

エントリーしたのは、他でもない自分なのに。

そして、そう思う数分前には、少し攻めの姿勢を忘れて、気持ち的に置きに行くような感じになってしまっていた自分に猛烈に腹が立った。

B‘zの「RED」じゃないけど「ここで全て出し切るとあらためて誓おう」というような気持ちになった。

そんな灼熱のショータイムが始まる数時間前に遡る。夜明け前の富士北麓公園。

スタート地点で今年も5LAKESに挑戦する奥さんのお見送りをし、自分のスタートの準備をする。

準備・・・といってもトイレで出すもん出すだけだけど、結構コレ重要。

その後、Dブロックだった僕は4:45に号砲となる。

夜も明け始めていて、なんか明るい中でチャレンジ富士五湖がスタートするのは不思議な感じだなぁと思いながら、そしてこの日はどんな感じになるか、ワクワクしながらのスタート。

スポンサーリンク

今回、5LAKESではなく4LAKESにした理由

昨年、本栖湖県営駐車場で制限時間オーバーでDNFになった時の1枚。

まず、振り返る前に書いておきたいことがある。

今年、4LAKESにした理由について。

  • 5LAKESとの対戦成績が悪すぎる(1勝5敗)
  • 5LAKESの制限時間が厳しい(99.7kmの第六関門の西湖公民館に12時間30分)

僕の100km自己ベストは2022年の野辺山ウルトラマラソンで出た12時間8分。

5LAKESの部を完走するには、自己ベスト相当で走って、そこからさらに20km。

しかも船津の坂付き。

平均7:30/km前後で走らないと、ゴールは出来ない仕様。

対戦成績、自分の走力からも察する実力不足な感じ。

そして、制限時間のプレッシャーがトレーニング時から僕を攻めてくる感じ。一歩間違うと楽しさを失ってしまうレベルの時もあった。

加えて、昨年はラン絶不調。

そんな経緯もあって「ウルトラマラソンは走りたいけど、5LAKESは止めときます」という選択を取ったのだが、その後エントリーを終えた10月から10kmベスト、20kmレースでハーフの自己ベスト相当、そして1月の館山若潮マラソンでもフルの自己ベスト(3時間20分なにがし)が出た。

あまりポジティブではない経緯で4LAKESにエントリーしたものの、エントリー後にどんどん状態が上がって、自分では想像していない位走れるようになってきているので、これがウルトラでどう出るのか。

そんな感じですごくワクワクしながらのスタート。

最初は下って下って快調なリズムで走って行く。

最初のエイド、富士散策公園で寒かったから着ていたOnのウェザージャケットを脱いでザックにしまう。

淡々と山中湖へ向かって走って行く。

今回、状態は良いものの特に目標タイムは定めないこととした。

というのも、前述のフル等の自己ベストも狙って出したというよりも「呼吸や体の反応を見ながら、その日の上限を狙っていく」という形で出た。

だから、今回も特に狙うタイムは設けず、同じように感覚で走って行く。

呼吸が弾まないペースで、ジョグみたいな感じでリラックスして走るイメージ。

距離の長さはとりあえず置いておいて、自分の感覚を注視しつつ、1つ先のエイドを目指して進んでいく。

後は、エイド滞在時間は短く。歩き倒ししない。

そんな感じで、この日の作戦を反芻しながら走っていたら、第一の湖、山中湖に到着。

早速生きた教訓

陽が登り始めた山中湖。幻想的ですごく良かった。

山中湖についてすぐのエイドでこの日初めてのバナナを頂く。

僕がバナナを食べるのは、ランニングの大会の時だけ。ランニングの大会で食べまくるのでそれ以外の時は食べたくないのです・・・。

そんな余談はさておき、小麦アレルギーがある僕には果物は生命線。

それ以外は食べれないものがほとんどなので、食べたいものは自分で用意する。

結構食べるのも楽しみのひとつなので、大事にしていきたいな・・・などと思いつつ、ササっとエイドを出て、次へ向かう。

それにしても山中湖の景色が素晴らしすぎて、最高だった。

ただ、朝焼けがきれいな日のウルトラは暑くなる。ここで、この日は水被りしまくりの一日になるであろうことを確信し、覚悟した。

美しい景色の中に、暑さ確定フラグを立ててくるチャレンジ富士五湖第一の湖、山中湖おそるべし・・・。

そんな感じで山中湖を堪能しているうちに、第一関門山中湖交流プラザきららに到着。

結構ペース速い気がしたけど、まぁ無理している感じはないからヨシとして次へ進んで行く。

山中湖の周回と北麓公園へ向かう坂の手前まではフラットで走りやすいゾーンだと思うのですが、なんか僕、このゾーン苦手で。

と、いうのも、単調で眠くなってしまうことがあったり、同じ動きばかりになって、膝に違和感が出たりすることがありまして(アップダウンを走ったり、ペースを変えるとすぐに違和感はなくなりますが)。

今回も、膝に違和感が出て「ええ?ここでもう出るの?まだ先長いぜ」と不穏な雰囲気に脳内がなりましたが、自作のエイドの区間距離や関門時間を書いたシートに「この辺りで膝に違和感出てもアップダウン走ったり、ペース変えれば治る。あと、キツさには波がある」と数日前の自分からメッセージを見て、冷静さを取り戻す。

「キツさには波がある」

これはこれまで走ってきた中で何度も得た教訓だけど、なんか忘れてしまいがち。

この日に備えてのロングジョグでも、改めてこの教訓を得ていた。

「・・・・数日前の俺、グッジョブ!」

そんな感じで、富士北麓公園に戻る登り坂の所に到着。

2026年ウルトラマラソンチャレンジに向けてのトレーニングで大幅に変えたのが、峠走の回数。

昨年の6月から少なくとも月に1回は行き、3月は峠走とロングジョグを隔週でやったりもした。

多分、10~フルマラソンまで自己ベスト更新出来たのは、峠走によるものが大きいのではと推測している。

今回の自分的目玉の武器は「峠走で鍛えた馬力とタフさ(あくまで自分比)」。

だから、今までは歩きも混ざっていた富士北麓公園までの登り坂も全て走る。

呼吸がゼーハーならない程度のペースで、しっかりと走って行く。

とんでもないことが起こる予兆

ヤビツ峠で鍛え上げた脚は、悲鳴を上げることもなくスイスイ登っていく。

何度も登ったこの坂をこんな感じで走れたことは、かつてない。

てっぺんの38km地点、富士北麓公園上エイドで給水とBCAAサプリメントを流し込んで、いざ船津の下り坂へ。

「帰りはここを登るんだよなぁ」

そんなことを一瞬思って遠い目になったけど、先のことはいい。

未来を予測して行動するのはある意味いいことだと思うけど、結局の所今の積み重ねの先に未来がある。

今に集中だ。下るんだ。大好物の下り坂を堪能するんだ。

それにしても、この日ウルトラデビュー戦となったハイペリオン3。

ゴール後に撮った一枚。

「先代決戦シューズだったハイペリオンテンポよりクッション性があって、推進力があることから、それがウルトラのペースだと不安定感となって脚の疲労増すのでは・・・・?」

・・・という不安要素があったけど、ここまではすごくいい(最後まですごく良かった。ありがとうハイペリオン3)。

下り坂でもクッション性が増していることから脚が以前より全然楽。

うん。やっぱり新・決戦シューズのハイペリオン3いいぞ。

今日、どのように終われるかは、自分次第だ。

42kmを通過した時、時計を見ると、まさかの4時間切りで通過していることを確認。

「!?」

オイオイオイ!!サブ10ペースじゃねえか!!

・・・タイムに欲出さない。あくまで感覚にフォーカスだ。時計じゃない。自分。

ウルトラで42kmを4時間切りで通過するのなんて、初めてのことだ。

この時、昔大洋ホエールズが4月に1位になっているのを「春の珍事」と揶揄されているのを見て、悔しかったことを思い出した。

子供ながらに「これが春の珍事じゃなかったら、お前らどうする・・・??」と思っていたが、シーズン終わってみたら、まさに春の珍事となっていた。

そんな大洋ホエールズファンだった僕は、当然今でも横浜DeNAベイスターズのファンだ。

そんな僕にも「春の珍事DNA」は継承されているはずだ。

ここまでの快進撃が、大洋ホエールズ的な春の珍事で終わるのか。

それとも、3位からクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本一になる的な下剋上を起こすのか。

「どのように始まったかではなく、どのように終わるかが重要」

なんか、ベイスターズファンなら一度は聞いたことがあるであろうフレーズがどんどん出てきた船津の下り坂。

下り坂を終えて、戦いは第二の湖河口湖へ。

2026年チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン4LAKESの部振り返り 第二話「中盤戦の攻防」に続く。

コメント

タイトルとURLをコピーしました