「な・・・何が起こっているんだ・・・・」
42km通過時点で手元の時計を見た時に、思わず出た言葉。
まさかの4時間切りで通過。
こんな速く42kmをウルトラマラソンで通過したことはない。
いやいや、50km以降のスピードの暴落っぷりには定評のあるこのワタクシ。このまま終わるとは思えない。
しかししかし!
終わってみたらまさかのこの結果。

・・・じゅ、10時間台でゴール出来てしまった・・・・!!
僕の100kmベストタイムは12時間8分。一気にすごい更新出来てしまった。
今回も作戦は、ペースを決めずに呼吸の感じと体の感じで100km走り切れそうな上限のペースで押していく作戦で。
そして、
- エイド滞在時間を短く
- なるべく歩かない。登り坂もなるべく走る。
- 制限時間切れでDNFは仕方ないとして、自分から放り投げるのはナシ
この毎度お馴染みの自分との約束を破らそうとする、富士五湖と第二の自分との攻防。
今回は負けまくりの5LAKESではなく、4LAKESでのエントリーでしたが、20km少ないから楽なんてことは全く持ってなく、今回も激しい攻防でした(;^_^A

そんな攻防を繰り広げつつ、所々で見れる富士山。ありがたい応援やエイドでのやりとり、一緒に走るランナーさんとの会話。どれもとてもありがたかったし、楽しかった。
今回、2月に父が急逝して、色々なことを考えることが多かった。今でもある。
それは、
自分は何の為に生きているのか。
自分は父のように何かを成し遂げたような人ではないけど、それでいいのか。
そんな父から聞かれた「なんでそんなにアホみたいに走るんや?(好意的なニュアンスです)」という問い。
父から聞かれた問いにまともに答えられることもなく、父は突然亡くなってしまった。富士五湖を走っている間も、長い時間この問いについては考えた。
ひとつ言えることは、
なんかヨレヨレになりながら走っている中で口にする食べ物がすごい美味しかったり、
ただ走っているだけなのに、見ず知らずの人から応援して頂いたり、
走りながら見る、景色に見とれたり、
思わぬ気温上昇に振り回されたと思ったら、風が吹いて気持ちいいとか、そんな自然現象に感謝する感じだったり、
レース後の自宅へ向かう車の中で奥さんと終わらない大会談議に花が咲く感じだったり(ちなみに奥さんは120kmを13時間切りとかいうとんでもないタイムで完走・・・(;^_^A)、
そんな瞬間が大好きで、こういうことの為に生きているのかもしれないと思った。
運動をすることで正気を保つというのが、僕の走る理由。
正気を保てることで、日常の何気ないことが素晴らしく感じる感性を保てるような気がする。
そんな感じかな、問いの答えは。
そんなことを船津の坂をヨタヨタ走っている時に思った。
走りながら色々な景色を楽しみ、応援の方、エイドの方に力を頂きつつ、今回も最高な富士五湖の道中でした。
大会運営の方、ボランティアの方、応援の方、参加されたランナーさん、関わったすべての皆様・・・ありがとうございました!
ここから恒例の大会振り返りを書いていきたいと思います。
2026年チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン4LAKESの部 第一話「春の珍事」に続く。


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