「・・・早いなぁ。もう一年か。」
はだの丹沢水無川マラソンがエントリー開始との情報を見た時に思ったこと。
思えば、去年のこの大会を家庭事情でDNSしてから、この一年は色々なことを考え、悩み、家庭問題に対峙してきた。
いやほんと、良いことがあろうと、悪いことがあろうと、本当人生あっという間。
まだすべての問題を終わったこととして振り返れる状況にはないものの、どうにもこうにも心の中にこの家庭問題のことが巣食っていて、気分が重たい。何をしてても影のように付きまとってくるような感じがありました。
そんな状態の中で「どうせ何をしたって、またああやって巻き込まれてしまうんだ。すべてが無駄に思える。」などと思い、ランに限らず、他の全てのことに虚しさというか、何とも言えない感情になりつつも「とりあえずこなす」感じでウジウジと過ごしてきておりました。
そんなある日、
「つまづいたのは誰かのせいかもしれないけど、立ち上がらないのは誰のせいでもないわ」
という不二子ちゃんの名言というのをXで偶然見て「これ、まさに俺のことやんけ！！」と、熱く熱く立ち上がることにしたのが、館山若潮マラソンにエントリーした時のこと。
明らかにここがターニングポイントになったような気がする。
そう。何があったとしても、立ち上がらないのは僕のせい。
今だって、完全に晴れやかな感情でいる訳ではない。
でも、いつまでもこの状態なのは、嫌だ。
家庭問題の元になった人のことや、起こったことは変えられない。
でも、それに対峙する自分の感情や立ち振る舞いは変えられる。
ここにたどり着くまでに、一年かかった。
なんか「大会にエントリーしました！」ってだけの記事なのに、色々とおもひでぽろぽろ。
そんな感じで、ようやく色々前向きになれてきた今日この頃。ここからだ。
アップダウンがあって、丹沢の山々を眺めながら走れる大好きなコースを目いっぱい楽しんで走りたい。
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